7 / 179
シロツメクサ
シロツメクサ(私を思って)
しおりを挟む
理亜はその日から毎日毎日メッセージアプリで累くんと離れていても繋がってたいから、3分以内に返信してねと勝手に約束を取り付けて、やりとりをしていた。おはようとおやすみのメッセージはもちろんの事、理亜のメッセージは昼夜問わず送られてきた。だが、実際メッセージを送っているのは怜都である。
3分以内に返信がなければ、電話もかける。怜都の手元には前もって録音してある理亜の音声が入っている。
メッセージのやりとりがマメになって3日目
理亜、、、、俺、昼間は仕事してるし、理亜だってそうでしょ?今日の夜は友達と呑みに行くし、連絡は少し控えてほしい
と累から連絡が来た。この時を待っていた。
理亜に扮した怜都は
ごめんなさい。でも、不安なの。累君が理亜だけを見てくれなくなりそうで…少し控えるから理亜だけを見て欲しいの!今日の夜の呑み会も本当は行って欲しくない。
と送信すると、
男しかいない呑み会だよ?何も心配しなくていいよ。俺は理亜しか見てないから。
と来たので、
じゃあ、明日累君の家にまた行っていい?
だと返した。
すると
いいよ!
と返事が来たのでそのままメッセージを終了した。
次の日理亜に累の家に向かわせた。
理亜には以前渡したイヤリングと新たに太い紐を持たせた。
そして、累の家に上がり込んだ理亜は突然「累くん、理亜昨日累くんが飲み会だって聞いておかしくなっちゃっちゃった。それで、お店までこっそりついて行っちゃった。累くんを疑っちゃったし、累くんの言った通り男の人たちと呑んでたけど、店員の女の人に色目使ってたよね?…そんなこと思う自分が嫌なの!だから、、、縛って欲しい…」
と鞄の中から、紐を出し、累に強要した。
累は最初は驚いたような引いたような顔をしていたが、理亜の言う通りに手首を縛ったが、すぐ抜けそうなぐらい軽く縛った。
「俺、今からちょっとコンビニ行くから、帰ってきたら紐外すからそれでいいかな?」
「うん。ごめんね、、、ありがとう。」
と言うと累は部屋を出た。
そして理亜は怜都に連絡し、迎えに来てもらい、怜都は理亜の手首をきつく縛り、警察に駆け込み、累を監禁罪で逮捕してもらった。
そして、姫川に最後の結果を報告すると
ありがとう。とだけ返信がきて、その次の日姫川の来店予約が入った。
そして予約時間の10時扉が開いて、
「お久しぶりです。姫川様。本日はどのような御用件でしょうか」
とにこやかに聞くと、
「ここの女優はすごいわね。あの男をあんなんにできるなんて、、、その女優にこれを直接渡したいのだけど、、できるかしら」
紙袋を見ると、札束がたくさん入っていた
「申し訳ございません。姫川様。当社の人間と依頼者様が会うことは禁止しておりますゆえ何卒ご理解くださいませ。ですが、お振り込みは既にして頂いていると思いますが…」
「あの男に一泡蒸すことができたのですもの。あの女優にチップよ。必ず渡しておいてね」
と紙袋を手渡すと、去っていった。
依頼の時とは表情は見違えるように明るくなっていた。
3分以内に返信がなければ、電話もかける。怜都の手元には前もって録音してある理亜の音声が入っている。
メッセージのやりとりがマメになって3日目
理亜、、、、俺、昼間は仕事してるし、理亜だってそうでしょ?今日の夜は友達と呑みに行くし、連絡は少し控えてほしい
と累から連絡が来た。この時を待っていた。
理亜に扮した怜都は
ごめんなさい。でも、不安なの。累君が理亜だけを見てくれなくなりそうで…少し控えるから理亜だけを見て欲しいの!今日の夜の呑み会も本当は行って欲しくない。
と送信すると、
男しかいない呑み会だよ?何も心配しなくていいよ。俺は理亜しか見てないから。
と来たので、
じゃあ、明日累君の家にまた行っていい?
だと返した。
すると
いいよ!
と返事が来たのでそのままメッセージを終了した。
次の日理亜に累の家に向かわせた。
理亜には以前渡したイヤリングと新たに太い紐を持たせた。
そして、累の家に上がり込んだ理亜は突然「累くん、理亜昨日累くんが飲み会だって聞いておかしくなっちゃっちゃった。それで、お店までこっそりついて行っちゃった。累くんを疑っちゃったし、累くんの言った通り男の人たちと呑んでたけど、店員の女の人に色目使ってたよね?…そんなこと思う自分が嫌なの!だから、、、縛って欲しい…」
と鞄の中から、紐を出し、累に強要した。
累は最初は驚いたような引いたような顔をしていたが、理亜の言う通りに手首を縛ったが、すぐ抜けそうなぐらい軽く縛った。
「俺、今からちょっとコンビニ行くから、帰ってきたら紐外すからそれでいいかな?」
「うん。ごめんね、、、ありがとう。」
と言うと累は部屋を出た。
そして理亜は怜都に連絡し、迎えに来てもらい、怜都は理亜の手首をきつく縛り、警察に駆け込み、累を監禁罪で逮捕してもらった。
そして、姫川に最後の結果を報告すると
ありがとう。とだけ返信がきて、その次の日姫川の来店予約が入った。
そして予約時間の10時扉が開いて、
「お久しぶりです。姫川様。本日はどのような御用件でしょうか」
とにこやかに聞くと、
「ここの女優はすごいわね。あの男をあんなんにできるなんて、、、その女優にこれを直接渡したいのだけど、、できるかしら」
紙袋を見ると、札束がたくさん入っていた
「申し訳ございません。姫川様。当社の人間と依頼者様が会うことは禁止しておりますゆえ何卒ご理解くださいませ。ですが、お振り込みは既にして頂いていると思いますが…」
「あの男に一泡蒸すことができたのですもの。あの女優にチップよ。必ず渡しておいてね」
と紙袋を手渡すと、去っていった。
依頼の時とは表情は見違えるように明るくなっていた。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
我が罪への供物
こうやさい
ホラー
※大きなところで水難を連想する描写及び殺人の描写があるので苦手な方はご注意下さい。
海神に花嫁を捧げなければならないという伝承が女性に伝わっている血族とその周辺の人々の緩く繋がっていることもあるオムニバス、ご都合主義な話です。
蛇足の方は雰囲気を損なう可能性のあると判断した話と、その設定を下敷きにした話等を隔離しています。
ワンパターンかつ出来が安定していないので無理だと思った話は、その時点で読むのをやめる方がお互い幸せになれるでしょう。
今後は気が向いた時に更新します。
殺人鬼から逃げ切ったら超能力が目覚めた件〜ファイナルガールズの逆襲
盛平
ホラー
十七歳のレイチェルは、とても恐ろしい事件に巻き込まれた。友人たちと訪れたロッジで殺人鬼に襲われたのだ。命からがら逃げ切ったレイチェルは、手を触れないで物を動かす事ができる不思議な力を得ていた。レイチェルの他にも、殺人鬼の魔の手から逃れた人たちがいた。彼女たちもレイチェルと同じように不思議な力を持っていた。何もないところから武器を作り出せるアレックス。どんな大ケガからもよみがえる事ができるキティ。レイチェルは彼女たちと共に、友人を殺した殺人鬼に復讐するために立ち上がる。
後半メインヒロインたちがひたすらイチャイチャします。
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
【1分読書】意味が分かると怖いおとぎばなし
響ぴあの
ホラー
【1分読書】
意味が分かるとこわいおとぎ話。
意外な事実や知らなかった裏話。
浦島太郎は神になった。桃太郎の闇。本当に怖いかちかち山。かぐや姫は宇宙人。白雪姫の王子の誤算。舌切りすずめは三角関係の話。早く人間になりたい人魚姫。本当は怖い眠り姫、シンデレラ、さるかに合戦、はなさかじいさん、犬の呪いなどなど面白い雑学と創作短編をお楽しみください。
どこから読んでも大丈夫です。1話完結ショートショート。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる