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第40話
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モグルド視点
俺がこれからの計画を話すと、ヒリスは唖然としていた。
ルナを捕らえて、脅すことで従わせる。
計画を聞いたヒリスは困惑して、俺に対して叫ぶ。
「ルナを捕らえるって……その計画を陛下に知られたら、私達は確実に終わりです!」
俺の計画を、ヒリスは反対する。
それでも他に手段がないのだから、俺はヒリスを説得するしかない。
「何もしなくても終わりだ! ルナをこの屋敷の地下室に閉じ込めておけば、居場所は俺とヒリスしか知ることはない!」
ヒリスのいる屋敷には魔法を試すための地下室があり、そこはルナを閉じ込めるのに好都合だ。
そしてルナのいるリノーマ伯爵家の屋敷の部屋は把握しているから、夜にルナの部屋に向かえばいい。
俺は計画を詳しく説明して、ヒリスを納得させることができた。
「私も、ルナの杖がないから評判が下がっています……捕らえてでも、杖を直させるべきでしょう!」
ルナの杖が必要と理解したから、ヒリスは俺の計画に賛同する。
ヒリスの力を使い、俺はルナを捕らえようと決意していた。
俺がこれからの計画を話すと、ヒリスは唖然としていた。
ルナを捕らえて、脅すことで従わせる。
計画を聞いたヒリスは困惑して、俺に対して叫ぶ。
「ルナを捕らえるって……その計画を陛下に知られたら、私達は確実に終わりです!」
俺の計画を、ヒリスは反対する。
それでも他に手段がないのだから、俺はヒリスを説得するしかない。
「何もしなくても終わりだ! ルナをこの屋敷の地下室に閉じ込めておけば、居場所は俺とヒリスしか知ることはない!」
ヒリスのいる屋敷には魔法を試すための地下室があり、そこはルナを閉じ込めるのに好都合だ。
そしてルナのいるリノーマ伯爵家の屋敷の部屋は把握しているから、夜にルナの部屋に向かえばいい。
俺は計画を詳しく説明して、ヒリスを納得させることができた。
「私も、ルナの杖がないから評判が下がっています……捕らえてでも、杖を直させるべきでしょう!」
ルナの杖が必要と理解したから、ヒリスは俺の計画に賛同する。
ヒリスの力を使い、俺はルナを捕らえようと決意していた。
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