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第48話
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サイール国の問題を対処した後、私はもうこの国に用はなかった。
別の国に行こうと提案したけど、どうやら魔物の大襲撃の他にも、何かこの国で起こるようだ。
反応から推測して、私はアインを眺める。
「大襲撃で全て終わると思いましたけど、他にも何かあるのですか?」
私が尋ねると、アインは言い辛そうにしている。
その理由が気になっていると、アインは言う。
「それは……大襲撃が終わってから、話そうと思います」
そう言われて、私は冒険者になったばかりの頃を思い出す。
アインは冒険者になった際には大襲撃のことを話していなかったけど、それは目の前の問題を優先したかったからだ。
その方がアインはいいと判断しているのなら、私も納得しよう。
「そうですね。アインの言う通り、まずは魔物の大襲撃を対処します」
「はいっ。俺とセリスなら、何も問題ありません」
魔物の襲撃は問題なく対処できたから、大襲撃も対処できるはず。
アインの返答が嬉しくて、私達なら大丈夫だと確信を持つことができていた。
別の国に行こうと提案したけど、どうやら魔物の大襲撃の他にも、何かこの国で起こるようだ。
反応から推測して、私はアインを眺める。
「大襲撃で全て終わると思いましたけど、他にも何かあるのですか?」
私が尋ねると、アインは言い辛そうにしている。
その理由が気になっていると、アインは言う。
「それは……大襲撃が終わってから、話そうと思います」
そう言われて、私は冒険者になったばかりの頃を思い出す。
アインは冒険者になった際には大襲撃のことを話していなかったけど、それは目の前の問題を優先したかったからだ。
その方がアインはいいと判断しているのなら、私も納得しよう。
「そうですね。アインの言う通り、まずは魔物の大襲撃を対処します」
「はいっ。俺とセリスなら、何も問題ありません」
魔物の襲撃は問題なく対処できたから、大襲撃も対処できるはず。
アインの返答が嬉しくて、私達なら大丈夫だと確信を持つことができていた。
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