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第40話

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 数ヶ月後――私とヨハンは婚約者になって、活躍することで評判を上げていた。

 私が活躍したことにより、婚約者ヨハンの屋敷を襲撃したオリドスの罪が更に重くなる。

 心が折れたオリドス、そしてオリドスの家は没落して――妹ルミスも後悔していた。

■◇■◇■◇■◇■

 オリドスがどうなったのかは解らないけど、普通の暮らしを送ることすらできないはずだ。

 全てが終わって……私とヨハンは部屋で話をしていた。

 今までのことを話していると――私は、ヨハンの発言に驚くこととなる。

「私は、貴方のことが好きです」
 
 婚約者になった方がオリドスの罪が重くなると言われて、私は婚約者になっていた。

 この後どうするのかと思ったけれど、ヨハンは私のことが好きなようだ。

 ヨハンから告白を受けて、私としても嬉しいけど……1つだけ、聞いておかなければならないことがある。

「……私は、シンディではありませんよ」

「はい。わかっています――私は貴方のことを、好きになりました」

 シンディの強すぎる力を使い、私はヨハンの為に行動していた。

 それは私がしたかったから行動していただけで、ヨハンは力になってくれて、お互いのことが好きになっている。

 私は強すぎる力でやり返すことができて――ヨハンと一緒で幸せだ。
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