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第19話
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ヨハンから力になりたいと言われて、私は困惑していた。
事情を知っているヨハンが協力してくれるのは嬉しいけど、私とは昨日会ったばかりだ。
「私がシンディの力を悪用しようと、考えたりしないの?」
思わず尋ねると、ヨハンが話す。
「そんな人なら、とっくに行動していますよ……昨日はシンディ様がどうなったのかわからず、私はつい貴方に問い詰めてしまいました。申し訳ありません」
そう言って頭を下げるけど、どうやら昨日の出来事で信用してくれるようだ。
ヨハンは、私を信じてくれたことを話してくれる。
「貴方は手紙の存在を知り、正体を明かしてくれた……何も言わなければ、皆がシンディ様だと納得したのにです」
「それは――」
「貴方は、本当ならシンディがしたかったはずのことをしてくれた……きっと、シンディも喜んでいるはずです」
シンディがしたかったことのはずとヨハンが言ったけど、当たっている。
話を聞いていると――手紙に書かれていたシンディのことを忘れることは、ヨハンには無理そうだ。
事情を知っているヨハンが協力してくれるのは嬉しいけど、私とは昨日会ったばかりだ。
「私がシンディの力を悪用しようと、考えたりしないの?」
思わず尋ねると、ヨハンが話す。
「そんな人なら、とっくに行動していますよ……昨日はシンディ様がどうなったのかわからず、私はつい貴方に問い詰めてしまいました。申し訳ありません」
そう言って頭を下げるけど、どうやら昨日の出来事で信用してくれるようだ。
ヨハンは、私を信じてくれたことを話してくれる。
「貴方は手紙の存在を知り、正体を明かしてくれた……何も言わなければ、皆がシンディ様だと納得したのにです」
「それは――」
「貴方は、本当ならシンディがしたかったはずのことをしてくれた……きっと、シンディも喜んでいるはずです」
シンディがしたかったことのはずとヨハンが言ったけど、当たっている。
話を聞いていると――手紙に書かれていたシンディのことを忘れることは、ヨハンには無理そうだ。
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