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第26話

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 エイダの行動によって、リレック伯爵家は没落していた。

 オーベル侯爵家を魔法で無茶苦茶にしようとしたと、セインが陛下に報告する。
 心が折れたエイダは自らの行動を認めて、それによる噂が広まり信用を失った末路だ。

 その後ヴァンは国王から勘当を言い渡されて、エイダと一緒に国外で生活する。
 平民として生活することができず、2人は自ら命を絶ったとセインから聞いていた。

 報告を聞いて、私は自業自得だと思っている。
 エイダ達を後悔させることができて、セインが私に話した。

「これで、全てが終わった。私はこれからも、サフィラと一緒に暮らせることが嬉しい」

「はい――私も、セイン様と一緒にいられて幸せです」

 セインの発言を聞き、私も本心を話す。
 私はこれからも、セインと幸せに暮らせそうだ。
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