魔法が使えなかった令嬢は、婚約破棄によって魔法が使えるようになりました

 魔力のある人は15歳になって魔法学園に入学し、16歳までに魔法が使えるようになるらしい。

 伯爵令嬢の私ルーナは魔力を期待されて、侯爵令息ラドンは私を婚約者にする。

 私は16歳になっても魔法が使えず、ラドンに婚約破棄言い渡されてしまう。

 その後――ラドンの婚約破棄した後の行動による怒りによって、私は魔法が使えるようになっていた。
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