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第50話
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ラミダが激昂して、ケドスと一緒に下がる。
その後――命令を受けた兵士達が、武器を持ってジークに迫っていた。
どうやらラミダとケドスは、ジークを倒せば私が従うと思ったようだ。
倒すよう命令を出したようだけど、ジークは多勢の兵士より遥かに強い。
命令されているだけだと知っているから、ジークは怪我を負わせず兵士達の意識を奪っていく。
最初に迫った兵士達を蹴散らすと、その強さに動きが止まった。
それを見たケドスが、唖然とした表情で叫ぶ。
「なっっ……1人を相手にして、この人数でどうして勝てない!?」
「数で有利過ぎても、力の差がありすぎるからでしょう」
そう言って――隠れていたヨハンが姿を現す。
そんなヨハンを見た護衛の人が、驚いた様子でケドスに話した。
「あれはヨハン!? ケドス様! ここは退くしかありません!!」
ジークのことは知らないみたいだけど、ヨハンのことは知っているようだ。
兵士達が倒され、護衛に撤退するよう進言されたことで、ケドスは明らかに動揺していた。
その後――命令を受けた兵士達が、武器を持ってジークに迫っていた。
どうやらラミダとケドスは、ジークを倒せば私が従うと思ったようだ。
倒すよう命令を出したようだけど、ジークは多勢の兵士より遥かに強い。
命令されているだけだと知っているから、ジークは怪我を負わせず兵士達の意識を奪っていく。
最初に迫った兵士達を蹴散らすと、その強さに動きが止まった。
それを見たケドスが、唖然とした表情で叫ぶ。
「なっっ……1人を相手にして、この人数でどうして勝てない!?」
「数で有利過ぎても、力の差がありすぎるからでしょう」
そう言って――隠れていたヨハンが姿を現す。
そんなヨハンを見た護衛の人が、驚いた様子でケドスに話した。
「あれはヨハン!? ケドス様! ここは退くしかありません!!」
ジークのことは知らないみたいだけど、ヨハンのことは知っているようだ。
兵士達が倒され、護衛に撤退するよう進言されたことで、ケドスは明らかに動揺していた。
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