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第36話
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同じクラスで一番優秀だった女子生徒のマーサが、私を魔法で攻撃した。
窓を開けて、先生の風魔法で教室内を充満していた霧が晴れて――生徒達は、光景に驚いている。
ジトアがマーサを取り押さえて、先生に言う。
「マーサ様が霧に乗じてルーミエ様を魔法で攻撃しました。魔法を使い確認してください」
魔法学園では、許可がなければ緊急時以外で授業中に魔法を使うことは禁止されている。
私が攻撃を魔法で対処したのは緊急時だからセーフだけど、攻撃魔法を使ったマーサはアウトだ。
そして、先生が驚きながらも調べようとした瞬間――マーサが私を睨んで叫ぶ。
「うっっ……私は学年で一番凄い女生徒だったのに、それを奪ったルーミエが悪いのよ!!」
動機はわかったけど、私が何を言ってもマーサは更に怒ることになりそう。
そう考えて何も言えないでいると……ジトアが、先生に話す。
「先生。マーサ様の奇襲は、事前に打ち合わせがあったと推測できて……魔法薬を利用して、霧を発生させた協力者がいます」
そう言って――ジトアは、バハムスを睨んでいた。
窓を開けて、先生の風魔法で教室内を充満していた霧が晴れて――生徒達は、光景に驚いている。
ジトアがマーサを取り押さえて、先生に言う。
「マーサ様が霧に乗じてルーミエ様を魔法で攻撃しました。魔法を使い確認してください」
魔法学園では、許可がなければ緊急時以外で授業中に魔法を使うことは禁止されている。
私が攻撃を魔法で対処したのは緊急時だからセーフだけど、攻撃魔法を使ったマーサはアウトだ。
そして、先生が驚きながらも調べようとした瞬間――マーサが私を睨んで叫ぶ。
「うっっ……私は学年で一番凄い女生徒だったのに、それを奪ったルーミエが悪いのよ!!」
動機はわかったけど、私が何を言ってもマーサは更に怒ることになりそう。
そう考えて何も言えないでいると……ジトアが、先生に話す。
「先生。マーサ様の奇襲は、事前に打ち合わせがあったと推測できて……魔法薬を利用して、霧を発生させた協力者がいます」
そう言って――ジトアは、バハムスを睨んでいた。
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