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第50話
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ドスラ視点
玉座の間に戻り、俺は1人になって今日の出来事を思案していた。
リオナの仲間が優秀だから、俺は大金を渡して支援する。
魔法道具を入手してランアス国は守られていたが、サウスの発言から仲間について聞いた。
幾つもの国を滅ぼした魔法組織と呼ばれる集団で、それをランアス国が支援している。
それ以外に助かる手段はなくて……全て、リオナの計画通りだろう。
今日の会話を思い返して、俺は呟く。
「ウルクの奴が、魔法組織を敵に回したせいで……隣国にあるランアス国を、魔法組織は利用したということか」
エルノアよりもリオナを好きになった俺にも、原因があるのかもしれない。
それでも……人のせいにしたくなり、俺はウルクを憎むようになっていた。
「魔法組織は支援するしかないだろう。ウルクを排除しエルノアが戻ってくれば、全て元通りだ!」
リオナから聞いた計画通りで、報告を待つことにしていた。
そして俺は――リオナの恐ろしさを、これから知ることとなる。
玉座の間に戻り、俺は1人になって今日の出来事を思案していた。
リオナの仲間が優秀だから、俺は大金を渡して支援する。
魔法道具を入手してランアス国は守られていたが、サウスの発言から仲間について聞いた。
幾つもの国を滅ぼした魔法組織と呼ばれる集団で、それをランアス国が支援している。
それ以外に助かる手段はなくて……全て、リオナの計画通りだろう。
今日の会話を思い返して、俺は呟く。
「ウルクの奴が、魔法組織を敵に回したせいで……隣国にあるランアス国を、魔法組織は利用したということか」
エルノアよりもリオナを好きになった俺にも、原因があるのかもしれない。
それでも……人のせいにしたくなり、俺はウルクを憎むようになっていた。
「魔法組織は支援するしかないだろう。ウルクを排除しエルノアが戻ってくれば、全て元通りだ!」
リオナから聞いた計画通りで、報告を待つことにしていた。
そして俺は――リオナの恐ろしさを、これから知ることとなる。
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