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第19話
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ドスラ視点
エルノアが隣国の二―ルド国にいる可能性が高く、兵士長ヒルゴが連れ戻すと言い出す。
この状況で戦力を隣国に向かわせたくないが、糾弾したばかりだ。
ヒルゴは兵隊を連れて行動したいようで、力尽くでも連れ戻すつもりのようだ。
止めるべきか考えてしまうと……そんな時、俺の隣にいるリオナが言う。
「私は1人でも問題ありません。ヒルゴ様ならエルノアを連れ戻せると信じています」
「そ、そうか……リオナが言うなら、ヒルゴ達に任せるとしよう!」
今の俺は、リオナの機嫌を損ねることだけはしたくない。
1人でも問題ないという発言を信じ、兵士長ヒルゴにエルノアを連れ戻すよう命令する。
ランアス国が滅びていないのは、リオナの活躍があるからだ。
不調になって魔法の性能が弱まるのが最悪で、それならヒルゴ達を向かわせた方がいいと考えていた。
その後ヒルゴは兵隊を連れて、ニールド国へ向かう。
エルノアが戻ってくれば、全て解決すると俺は確信していた。
「リオナを守る者が減ってしまったが、大丈夫だろうか?」
「はい。私1人で対処できますし……この状況は、好都合でもあります」
今の状況はランアス国の危機なのに、好都合と言い出す。
そんなリオナに対しても、今の俺は何も気にしなくなっていた。
エルノアが隣国の二―ルド国にいる可能性が高く、兵士長ヒルゴが連れ戻すと言い出す。
この状況で戦力を隣国に向かわせたくないが、糾弾したばかりだ。
ヒルゴは兵隊を連れて行動したいようで、力尽くでも連れ戻すつもりのようだ。
止めるべきか考えてしまうと……そんな時、俺の隣にいるリオナが言う。
「私は1人でも問題ありません。ヒルゴ様ならエルノアを連れ戻せると信じています」
「そ、そうか……リオナが言うなら、ヒルゴ達に任せるとしよう!」
今の俺は、リオナの機嫌を損ねることだけはしたくない。
1人でも問題ないという発言を信じ、兵士長ヒルゴにエルノアを連れ戻すよう命令する。
ランアス国が滅びていないのは、リオナの活躍があるからだ。
不調になって魔法の性能が弱まるのが最悪で、それならヒルゴ達を向かわせた方がいいと考えていた。
その後ヒルゴは兵隊を連れて、ニールド国へ向かう。
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「リオナを守る者が減ってしまったが、大丈夫だろうか?」
「はい。私1人で対処できますし……この状況は、好都合でもあります」
今の状況はランアス国の危機なのに、好都合と言い出す。
そんなリオナに対しても、今の俺は何も気にしなくなっていた。
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