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第46話
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ダーロス視点
リーゼが他国に行ってから、半年が経とうとしていた。
冒険者ギルドに疑われるようになった俺達は、城から出ることができなくなってしまう。
物資は移動魔法を使える者が運び、城門は閉じている。
父上が冒険者ギルドを排除したからで、俺を部屋に呼び出して話す。
「ダーロス! 俺はお前の言うとおり行動した……これで、本当に大丈夫なのか!?」
「大丈夫です。その証拠に、バディア国は魔物による被害が減りました」
「それは、そうだが……冒険者達が城に突入してきたら、バディア国は終わりだ!!」
魔物は減って、バディア国は平和になりつつある。
事実を話しても国王が取り乱しているのは、城内で禁魔法を使っているからだ。
「城内に侵入されなければ、証拠は出ません。侵入した冒険者は全て対処しています」
「ぐっっ……もう、後戻りはできないか」
俺の発言を聞いて、国王は納得するも後悔しているようだ。
城内に冒険者が入られると言い逃れることができなくなるから、国王は現状に恐怖していた。
俺は城内で禁魔法の研究をして、魔物を狂暴化させて従わせていたことを数ヶ月前から国王に話している。
城の地下に魔物が住みついていることを知った国王は、俺に協力する以外の道がなかった。
リーゼが他国に行ってから、半年が経とうとしていた。
冒険者ギルドに疑われるようになった俺達は、城から出ることができなくなってしまう。
物資は移動魔法を使える者が運び、城門は閉じている。
父上が冒険者ギルドを排除したからで、俺を部屋に呼び出して話す。
「ダーロス! 俺はお前の言うとおり行動した……これで、本当に大丈夫なのか!?」
「大丈夫です。その証拠に、バディア国は魔物による被害が減りました」
「それは、そうだが……冒険者達が城に突入してきたら、バディア国は終わりだ!!」
魔物は減って、バディア国は平和になりつつある。
事実を話しても国王が取り乱しているのは、城内で禁魔法を使っているからだ。
「城内に侵入されなければ、証拠は出ません。侵入した冒険者は全て対処しています」
「ぐっっ……もう、後戻りはできないか」
俺の発言を聞いて、国王は納得するも後悔しているようだ。
城内に冒険者が入られると言い逃れることができなくなるから、国王は現状に恐怖していた。
俺は城内で禁魔法の研究をして、魔物を狂暴化させて従わせていたことを数ヶ月前から国王に話している。
城の地下に魔物が住みついていることを知った国王は、俺に協力する以外の道がなかった。
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