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第43話
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ギルドマスターが、バディア国を調査した結果を私達に教えてくれる。
「バディア国を魔物が避けるようになったのは、魔物の住む異界と干渉できる禁魔法のせいだろう」
「禁魔法は情報が少ない。魔物を従えることができるのなら、他国に被害を出すのが目的なのかもしれないな」
ギルドマスターとレインの発言を聞いて、私はバディア国に憤る。
何を企んでいるのかはわからないけど、他国に迷惑をかけすぎだ。
「バディア国の城に突入することは、できないのですか?」
数日前に聞いてた時は、証拠がないからできないとギルドマスターは言っていた。
現状が証拠のようなものだと考えて、私は尋ねる。
「そのことだが……バディア国に近い国から、調査して欲しいと依頼がきている」
「それなら――」
「――数日後、城に突入することとなるだろう。問題はバディア国の戦力だ」
バディア国は禁魔法を使い、魔物を強化することに成功した。
他にもなにか戦闘に特化された禁止魔法を使える可能性があって、突入するのには戦力が必要らしい。
バディア国が禁魔法を使っているのなら――私が止めて終わらせたいと、決意していた。
「バディア国を魔物が避けるようになったのは、魔物の住む異界と干渉できる禁魔法のせいだろう」
「禁魔法は情報が少ない。魔物を従えることができるのなら、他国に被害を出すのが目的なのかもしれないな」
ギルドマスターとレインの発言を聞いて、私はバディア国に憤る。
何を企んでいるのかはわからないけど、他国に迷惑をかけすぎだ。
「バディア国の城に突入することは、できないのですか?」
数日前に聞いてた時は、証拠がないからできないとギルドマスターは言っていた。
現状が証拠のようなものだと考えて、私は尋ねる。
「そのことだが……バディア国に近い国から、調査して欲しいと依頼がきている」
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バディア国は禁魔法を使い、魔物を強化することに成功した。
他にもなにか戦闘に特化された禁止魔法を使える可能性があって、突入するのには戦力が必要らしい。
バディア国が禁魔法を使っているのなら――私が止めて終わらせたいと、決意していた。
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