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第13話
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リック視点
カルラは隣の部屋で休み、俺はリックを部屋に呼んでいる。
報告を聞いてシレッサ家とザノークに呆れていたが、レアスに聞いておきたいことがあった。
「今日の報告だが……カルラには言えなかったことは、あるのだろうか?」
レアスは今まで、冒険者の知り合いからシレッサ子爵領の現状を調べている。
そのことを俺とカルラがいる時に報告したが、あまりにも酷い内容は話していない。
今日はこれから聞くつもりでいたが、あれ以上に酷いことが起きているとは思えなかった。
俺が尋ねると、レアスが苦笑して話す。
「今日は全て話しました。これからシレッサ家は没落しますし、カルラ様には現状を全て知ってもらった方がいいでしょう」
「そ、そうか……確かに、シレッサ家とザノークは酷すぎる」
報告以上に何かあるとは想えなかったから、俺はレアスの発言に納得していた。
ザノークが余計な行動をとったことで、シレッサ家はどうしようもなくなっている。
カルラが何も気にしていないことに、俺は安堵していた。
カルラは隣の部屋で休み、俺はリックを部屋に呼んでいる。
報告を聞いてシレッサ家とザノークに呆れていたが、レアスに聞いておきたいことがあった。
「今日の報告だが……カルラには言えなかったことは、あるのだろうか?」
レアスは今まで、冒険者の知り合いからシレッサ子爵領の現状を調べている。
そのことを俺とカルラがいる時に報告したが、あまりにも酷い内容は話していない。
今日はこれから聞くつもりでいたが、あれ以上に酷いことが起きているとは思えなかった。
俺が尋ねると、レアスが苦笑して話す。
「今日は全て話しました。これからシレッサ家は没落しますし、カルラ様には現状を全て知ってもらった方がいいでしょう」
「そ、そうか……確かに、シレッサ家とザノークは酷すぎる」
報告以上に何かあるとは想えなかったから、俺はレアスの発言に納得していた。
ザノークが余計な行動をとったことで、シレッサ家はどうしようもなくなっている。
カルラが何も気にしていないことに、俺は安堵していた。
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