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第50話
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早急に対処したいようで、決行日は明日となっていた。
私達が上位冒険者になってすぐだけど、シロクが根回しをしていたらしい。
夜になって――私は宿で、部屋にラーサーを呼んでいる。
結界を私が張る必要があると知って、心配してくれているようだ。
「エルノア様、大丈夫ですか?」
ラーサーが不安になりながら尋ねるけど、私は問題ない。
「大丈夫です……フィオナの野望は、阻止しなければなりません」
ドスラ王子を利用して結界を破棄させ、国を滅ぼし人為的に魔界を作ろうとしている。
異常だと思うしかなくて、世界の危機でもあり止めるために王都へ行く。
「エルノア様は王都に行きたくないはず……私が必ず、エルノア様を守ってみせます」
ラーサーが心配してくれたのは、私が王都に行きたくないと知っていたから。
そして私が不安にならないよう、必ず守ると言ってくれる。
「ラーサー。ありがとうございます……私は、エリオース国と決着をつけます」
結界など存在しないと言われたから、消えることにしたけど……再び、結界を張る必要がある。
もうエリオース国は滅ぶしかないようだから、私は再び結界を張ってみせる。
そう決意して翌日――私達は、王都へ向かっていた。
私達が上位冒険者になってすぐだけど、シロクが根回しをしていたらしい。
夜になって――私は宿で、部屋にラーサーを呼んでいる。
結界を私が張る必要があると知って、心配してくれているようだ。
「エルノア様、大丈夫ですか?」
ラーサーが不安になりながら尋ねるけど、私は問題ない。
「大丈夫です……フィオナの野望は、阻止しなければなりません」
ドスラ王子を利用して結界を破棄させ、国を滅ぼし人為的に魔界を作ろうとしている。
異常だと思うしかなくて、世界の危機でもあり止めるために王都へ行く。
「エルノア様は王都に行きたくないはず……私が必ず、エルノア様を守ってみせます」
ラーサーが心配してくれたのは、私が王都に行きたくないと知っていたから。
そして私が不安にならないよう、必ず守ると言ってくれる。
「ラーサー。ありがとうございます……私は、エリオース国と決着をつけます」
結界など存在しないと言われたから、消えることにしたけど……再び、結界を張る必要がある。
もうエリオース国は滅ぶしかないようだから、私は再び結界を張ってみせる。
そう決意して翌日――私達は、王都へ向かっていた。
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