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第30話
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今日から中位ランクの依頼を受けたけど、私とラーサーなら問題なく倒せていた。
ラーサーはモンスターを倒したことで強くなり、私の強化魔法がなくとも中位冒険者として戦える。
強化魔法の強さがみたいからと、半月前にシロクと戦ったけど……強化魔法を使うと上位冒険者のシロクにも勝っていた。
自分が強くなっても、他者の魔力に嫌悪感を覚えないのは凄いとシロクは言っていた。
私の部屋で今日の依頼について話をすると、ラーサーは嬉しそうに呟く。
「この調子なら、来月には上位冒険者になれると言っていました……エルノア様の実力なら当然ですね」
「ラーサーが前衛で戦ってくれているからですよ。そろそろ、どの国に行くかも考えていきましょう」
「もし何も手を打たなければ、後2ヶ月以内には滅びるみたいですね……冒険者ギルドも、見限るようです」
結界を失ったことでエリオース国はモンスターが多いけど、冒険者達が活躍しているから街は平和になっている。
人々を守り貴族達の領地はあまり守る気がないから、貴族や王家は大変なようだ。
冒険者ギルドも見限る準備に入っていて、受けない依頼も多くなっているらしい。
家を捨てる準備をしている貴族達も多いみたいで……エリオース国は、徐々に終わりを迎えようとしていた。
ラーサーはモンスターを倒したことで強くなり、私の強化魔法がなくとも中位冒険者として戦える。
強化魔法の強さがみたいからと、半月前にシロクと戦ったけど……強化魔法を使うと上位冒険者のシロクにも勝っていた。
自分が強くなっても、他者の魔力に嫌悪感を覚えないのは凄いとシロクは言っていた。
私の部屋で今日の依頼について話をすると、ラーサーは嬉しそうに呟く。
「この調子なら、来月には上位冒険者になれると言っていました……エルノア様の実力なら当然ですね」
「ラーサーが前衛で戦ってくれているからですよ。そろそろ、どの国に行くかも考えていきましょう」
「もし何も手を打たなければ、後2ヶ月以内には滅びるみたいですね……冒険者ギルドも、見限るようです」
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