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第7話
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ルグドが私を止めようとしたけど、愚かな側妃らしく言うことを聞かずに城から出て行く。
我慢の限界がきていそうだから、そろそろ廃妃と言われそうだ。
馬に乗って商会へ到着して、私は歓迎されている。
応接室で会長のゴードンと対面して、私が作った万能薬の成果を教えてくれた。
「アリザの作る万能薬は他の物より効果が凄いと、ロガムラ国の王家に感謝されたよ」
「素材がよかったのもあります。王女は治りましたか?」
「いや、治ってはいないようだ。同じ万能薬を更に欲しいと頼まれたが、アリザは今日も作ってくれるだろうか」
作ることは構わないけど、治っていないと言われたことが気になってしまう。
万能薬でも治すのに時間がかかる病の可能性が高くて、私が触れて体の状態を確認すれば魔法で治せるかもしれない。
それでも……行動するなら廃妃になってからの方がいいと、私は考えていた。
「効果があった時点で、私が触れて回復魔法を使えば治せそうですね」
「それが一番いいとと思うが、ルグド王が得をしそうだな」
「そうですね……廃妃を言い渡されるまで、私が調合した万能薬を飲んでもらいましょう」
万能薬でも徐々に治っていくけど、長ければ数年はかかってしまう。
このままだと作り続けることになるから、廃妃となった後はロガムラ国へ行き治したい。
今の私にできることは、調合魔法で万能薬を作るだけだ。
完成してゴードンに渡すと、昨日のお茶会について話してくれる。
「ありがとう。そういえば、アリザは昨日のお茶会について知っているか?」
「今日ルグドから聞きましたけど、シェムが問題を起こしたみたいですね」
「王妃シェムは言動が不快で、それを聞いていた侯爵家の令嬢が感情を顔に出してしまい、その姿を見て平手打ちをしたようだ」
「えっと……そんなに、酷かったのですか」
ここ最近のシェムは教育係から厳しくされて苛立ち、解雇させている。
それでも……昨日シェムは暴言を吐き暴力を振るっていたと聞き、私は唖然とするしかなかった。
我慢の限界がきていそうだから、そろそろ廃妃と言われそうだ。
馬に乗って商会へ到着して、私は歓迎されている。
応接室で会長のゴードンと対面して、私が作った万能薬の成果を教えてくれた。
「アリザの作る万能薬は他の物より効果が凄いと、ロガムラ国の王家に感謝されたよ」
「素材がよかったのもあります。王女は治りましたか?」
「いや、治ってはいないようだ。同じ万能薬を更に欲しいと頼まれたが、アリザは今日も作ってくれるだろうか」
作ることは構わないけど、治っていないと言われたことが気になってしまう。
万能薬でも治すのに時間がかかる病の可能性が高くて、私が触れて体の状態を確認すれば魔法で治せるかもしれない。
それでも……行動するなら廃妃になってからの方がいいと、私は考えていた。
「効果があった時点で、私が触れて回復魔法を使えば治せそうですね」
「それが一番いいとと思うが、ルグド王が得をしそうだな」
「そうですね……廃妃を言い渡されるまで、私が調合した万能薬を飲んでもらいましょう」
万能薬でも徐々に治っていくけど、長ければ数年はかかってしまう。
このままだと作り続けることになるから、廃妃となった後はロガムラ国へ行き治したい。
今の私にできることは、調合魔法で万能薬を作るだけだ。
完成してゴードンに渡すと、昨日のお茶会について話してくれる。
「ありがとう。そういえば、アリザは昨日のお茶会について知っているか?」
「今日ルグドから聞きましたけど、シェムが問題を起こしたみたいですね」
「王妃シェムは言動が不快で、それを聞いていた侯爵家の令嬢が感情を顔に出してしまい、その姿を見て平手打ちをしたようだ」
「えっと……そんなに、酷かったのですか」
ここ最近のシェムは教育係から厳しくされて苛立ち、解雇させている。
それでも……昨日シェムは暴言を吐き暴力を振るっていたと聞き、私は唖然とするしかなかった。
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