愚かな側妃と言われたので、我慢することをやめます

私アリザは平民から側妃となり、国王ルグドに利用されていた。

王妃のシェムを愛しているルグドは、私を酷使する。
影で城の人達から「愚かな側妃」と蔑まれていることを知り、全てがどうでもよくなっていた。

私は我慢することをやめてルグドを助けず、愚かな側妃として生きます。
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