見た目を変えろと命令したのに婚約破棄ですか。それなら元に戻るだけです

天宮有

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第22話

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 私とマルクスは、ラーミカの計画を知っていた。
 それによって冷静に問題を対処することに成功して、先生達がやって来る。
 マルクスは魔獣を眺めて、先生達に説明した。

「倒れている魔獣を早急に調べれば、体内に魔法薬を使った形跡があるはずです」

「魔法薬……ですか?」

「はい。俺としてはラーミカが怪しいと考えています」

 これはマルクスの推測だけど、アシェルとラーミカの反応から事実だとわかる。
 決行する日時がわからなかったから、魔獣のいる小屋には行かなかった。

 マルクスは推測を話して、ラーミカは明らかに動揺している。
 そして先生が、ラーミカに尋ねた。

「ラーミカ様、本当ですか?」

「そ、それは……嘘に決まっています!」

 ラーミカはアシェルを眺めてから、嘘と断言する。
 アシェルは魔法薬を飲ませている間、小屋の周囲を見晴らせていたのかもしれない。

「今日のことはわかりませんけど、ここ最近のラーミカ様は魔獣と関わっていました」

「うっ……そ、それだけで疑うというのですか!?」

「そうですね。まずは魔獣が魔法薬を使われているか調べましょう」

 そう先生が言うと、ラーミカは苦そうな顔を浮かべている。
 魔法薬を飲んだ形跡があるか調べられるのは、ラーミカにとって予想外の事態だったようだ。
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