見た目を変えろと命令したのに婚約破棄ですか。それなら元に戻るだけです

天宮有

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第18話

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 マルクスと話し合い、私は屋敷に戻っていた。
 部屋で私は1人になって、今日の出来事を思い返して呟く。

「今日はマルクス様と話ができて、最高の1日でした」

 ただ会って話がしたかっただけで、会えただけで目的は果たせている。
 ラーミカの話になるのは予想外だったけど、マルクスは私を心配してくれた。

「ラーミカはどうでもいいけど、マルクス様が心配してくださったのは嬉しかった」

 マルクスはラーミカの行動からこれからのことを推測したけど、その通りになりそうな気がする。
 問題があるとすればラーミカが魔獣の群れを従えるかどうかだけど、アシェル王子もいるし可能そうだ。

「とにかく私は、ラーミカが行動したら対処しましょう」

 今日マルクスと話し合うことで、対策は立てていた。
 もしラーミカが本当に魔物を従えたとしても、それは少しの間だけだ。

 支配された魔獣の群れによる襲撃を止めれば、魔獣を調べて魔法薬が原因と発覚するかもしれない。
 そうなれば、怪しいのは魔法薬に長けているラーミカが疑われるはずだ。

「私の敵意でラーミカが行動すれば、それによって追い詰めることができるかもしれません」

 私はこれからのことを考えて、休日を終えた後のラーミカを警戒することにする。
 マルクスが警戒してくれたことで、これからラーミカは苦しむこととなっていた。
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