生贄ですが僕男です・・・

花音

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やっと寝たか

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私は怜、この神社の神だ。
今日供え物として生贄がきた……もう人間はよこすなと言ったのに
あいつの怯え方からして村であまりいい生活は出来てなかったのだろう……
あいつの髪は絹のような真っ白で瞳もまるで宝石のように色濃く透き通るように美しい
男とは思えない華奢な体に白い肌
私はあいつに一瞬心奪われたような感じがした……
これからあいつがなつくのが楽しみだ。まぁ難しいだろうが

???「怜様ぁーやっと寝たんですね~あの子~綺麗な子ですね~」

怜「葵、見てたなら言え、」

葵「だって~いつも冷酷ドSの腹黒神様が生贄を優しくぎゅーと抱き締めてるんですよ?邪魔する訳には行かないじゃないですかぁ~笑」

怜「チッまぁいい」

葵「まぁ今日は良かったですけど当分は冷酷ドSの腹黒禁止ですからねー?」

怜「分かっている……あいつは笑わない、怒らない、照れないその表情が出るように私になつけばだろ?怯えっぱなしのあいつが違う表情を見るのが楽しみだ……ふっ」

葵(あー怜様ものすごーく悪い顔してる……懐いたら絶対おもちゃにする気だ……)
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