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昭和六年広島
(7)大岩団扇①※
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コチコチ、と秒針が規則正しく時間を刻む音。それと普段のようにお澄ましして取り繕うことさえできなくなった仙の荒い呼吸だけが空間を支配する。そんな中で零士はただじっと待っていた。
焦りは禁物。じっくり構えて静かにその時が来るのを待つ。なに、ドン亀乗り程ではないが船乗りにとっては我慢なんて日常的なものだ。なんてことはない。
「ん……れいじ………」
「どうした?」
はぁ、と色っぽい吐息を漏らした仙が譫言のように零士の名を呼ぶ。支えを失い人形のように伏せていた体がころんと転がり仰向けになった。星屑のように光る涙をはろはろと流しながら、仙は理性が消えた暗い青色の瞳ですがるように零士を見つめた。視線はしっかり零士に向けたまま、そろりと指を柔肌に這わせ、辿り着いたのはトロッと白濁を溢しつつひくひくと震える自身の股座。
「仙、言ってみろよ」
「れいじ……おなかがあついの……ん、ぼくにもっと……れいじのそれ、ちょうだい……」
純真な子供のような顔をしながら、淫靡な空気を身に纏って。零士に見せつけるように自らその手でぽっかりと空いたまま中々閉じきらない菊座をくちゅっ…と拡げる仙。
───ようやく殻が割れたか。
零士は密かに安堵のため息を吐く。この仙という青年はプライドの高さから中々理性を手放す事は無いし、平時に弱音を吐いた姿など見たことすらない。どれだけ酷い目にあっても涙一つ流さず、何事もなかったかのように平然とした表情をし続ける。
だが自分を守る目的で纏い、硬く保たれた理性と矜持という名の殻を一度砕いてしまえば、その中に隠されていた仙本来の性格というか本音というか。そういうやわらかい部分を無防備にさらすのだ。
「判らないな、仙。俺の何が欲しいのか、ちゃんと言えないと判らない」
「ぅう………いじわるぅ…ぼくがほしいものなんて、知っているくせにぃ……」
ひっひっ、と子供のようにしゃくりあげるが、それでも仙は指で内部をかき回す事が止められなかった。いや、もう自分じゃ止められないのだろう。
今のように普段一人称が“私”である仙の一人称が“ぼく”になっている時は、彼自身の素直な本音が出てきている状態だ。この状態の彼には理性も矜持も残っていない。物心ついた時から押さえ付けられ、健全に育つ機会を奪われたために蛹の中で踞っているしかなかった幼い心が剥き出しになっている無防備な姿を晒している。
仙が実家に居たときから始まり、幼年学校から士官学校……そしてその後の軍隊生活で何重にも塗り固めて装って纏ってきた「尾坂陸軍工兵大尉」という外装が取り払われると、こんなにも幼く弱々しい。
「仙……これか?」
「ひんっ!」
ピン、とゆるく勃ったままの仙の性器の先端を指先で弾くと空気が漏れるような声が上がった。
「そっちじゃない、そっちじゃないのにぃ……」
ひっぐ、ひっぐ、と嗚咽を漏らす仙。
彼の背にゆっくりと手を回して抱き上げて、零士は胡座をかいた自分の腿の上に座らせる。それに反応したのか、仙がろくに入らない力を振り絞って零士の首に手を回して抱き付いてきた。それに応えて陶磁器のように白く滑らかな背を軽く擦ってやる。まるで幼い子供をあやすかのように、零士はできるだけ優しい声を出すよう意識して語りかけた。
「笑わないから言ってごらん、仙」
「ぅん……グズッ……れーじ、の、おっきいの……ん、ぼくの、いやらしい……れいじの、ほしくて……きゅうきゅういってる………お尻の穴に入れてぇ……れいじのすきにして………いっぱいかき混ぜてぇ……」
「ん………わかった」
舌足らずな声で出された仙の要求。無垢な子供のような幼さと淫らな表情が酷くアンバランスで、無性に情欲を掻き立てられる。ごくり、と生唾を飲み込む音。再び芯を持って鎌首をもたげた魔羅をピタリと入口に着けてクチクチと小刻みに動かした。
「なあ、仙」
「あ、なに…?」
「お前が散々口煩く言っていたサック、着けてねぇんだが良いのか?このままナカに直接出すことになるぞ」
「あ………ぅん……もういい……」
ふるふると首を横に振って熱っぽい視線を向けてくる仙。あれほど嫌がっていたというのに……と目を円くした零士は確認するように囁く。
「おい、良いのかよ。腹壊すのが嫌じゃ無かったのか?」
「もう、後で…掻き出すからいい……ん、それより今は……零士の、熱いのがお腹の奥に欲しいの……だから…」
───ぼくを、孕ませて。
耳元で仙が囁く。ゾクリ、とした何とも言えない感覚が背筋を駆け抜け背骨を熱くさせる。征服欲と支配欲が満たされていく感覚。ブチン、とどこかで何かが切れる音がした。
「……ったく。そんな殺し文句、どこで覚えてきたのやら……」
「あっ!? きた、ぁ……!」
腰を掴んで、まるで胎の内側に自分の形を記憶させるかのようにゆっくりゆっくり根本まで嵌め込んでいってやる。自分の中に侵入した剛直に蹂躙されているというのに、彼のナカは歓喜するようにうねって絞るように蠢く。しばらくの間充血したひだの一枚一枚が嬉しそうにちゅうちゅう吸い付いてくる感覚を楽しんだ後に、律動を開始する。
腰を抱えて持ち上げて、ギリギリまで引き抜く。ねっとりと絡み付くナカを堪能した後、亀頭だけを残して引っ掻けて、再びズブズブと埋め込んでいった。浮かび上がった血管の形までハッキリ判るほど過敏になった直腸を嬲り上げられ、仙の赤い唇から甲高い喘ぎ声が絞り出される。
「れいじっ! れいじ、あぁッ!? これっ!! ひぅうっ!!? 奥まで、ッえ、奥までおっきいの来るぅ!」
「ぁっ! おまっ……急に絞めんな! ッ………くぅ……」
驚いたのか、きゅぅっと吸い付いてしゃぶるナカの動きに不意打ちを喰らって、イきそうになったのをぐっと堪えた。しかし休むことなく雄を昂らせて搾り取るような蠕動に耐えきれず、だが挿入れただけでイったというのは恥だと──こいつの目の前ではいつでも余裕綽々で手綱を握っておきたいという心理が働いたようだ。形の良い尻をするりと撫で上げたかと思えば大きな掌でがしりと掴み、上下に揺すって激しい抽送を行う。
「あっ……ぃやぁっ!? むりっ!! しんじゃう!!? おなかがぁっ!!?」
下から突き上げられて、未知の領域まで男根で殴られ最早暴力の域まで達した快楽に翻弄され、流される。濁流に飲まれる木の葉のようになってしまうのが怖くて、仙は思わず零士の肩口に思いっきり噛みついてしまった。
「っだぁ!? いてぇ!!? いきなりなにしやがんだテメェ!?」
「ぅう……んん!」
「おい!あ~クソッ! 俺の背中に手ぇ回せ!」
「んっ、あっ!」
ようやく口を離したかと思うと、指示通りにぎゅっとしがみついてくる彼を離したくないと思った。爪が食い込むほど強く腰を掴んで更に激しい抽送を行う。
すると、途端に背に感じた鋭い痛み。ガリッという音からして、恐らく仙が快楽から逃れようと零士の背に爪を立てて引っ掻いたのだろう。痛みで注意が反れたため一瞬出しそうになったが、何とか息を詰めて押さえ込む。
「ッ………やってくれたなぁ、仙よ……」
「やぁあ! あ!? ひぃん、ああ!?」
「お返し、だっ!!」
「ひっ…きゃああああ!!?」
抜けるギリギリまで腰を引いて一気に突き上げ、前立腺をありったけの力で亀頭で押し潰す。それと同時に会陰の辺りを人差し指と中指で力一杯押し込んでやった。
「ぁあああぁぁぁああぁぁああああぁぁぁああ!!!」
どぷ、と仙の魔羅から溢れたそれにもう色は着いていなかった。内側と外側、二方向から容赦なく敏感な部分を押されて、絶頂が収まらない。だが仙はだらしなく半開きになった口から唾液を溢しつつも、満たされたように恍惚とした艶やかな表情を浮かべていた。嫦娥のごとき絶世の美貌の端に、どこか虚しいものを滲ませながら仙はなおも嬌声を上げ続ける。
「やぁあ!まって、なにこれぇ!? ひんっ、今、イッてるのにぃ!やっ、あっ、気持ちいいのが、とまんなぁ……! ひっ……イっ……くぅうう!!? イッてるのにイクううぅぅぅうううう!!!?」
「っくぅ……」
「あ─────!」
やや遅れて、きゅうきゅうと搾り取るかのような動きに耐えられなかった零士が仙の肉筒の奥にたっぷりと子種を植え付ける。一切ためらいのない、雄の優位に満ちたその動きは正しく種付けであった。
「ぁんっ……せーし……でてる…あ、ぅ……おなかが、じゅわぁって……あちゅいよぉ………ぼく………おく……きもちぃ……おなかでイッちゃったぁ……………」
「…………」
焦りは禁物。じっくり構えて静かにその時が来るのを待つ。なに、ドン亀乗り程ではないが船乗りにとっては我慢なんて日常的なものだ。なんてことはない。
「ん……れいじ………」
「どうした?」
はぁ、と色っぽい吐息を漏らした仙が譫言のように零士の名を呼ぶ。支えを失い人形のように伏せていた体がころんと転がり仰向けになった。星屑のように光る涙をはろはろと流しながら、仙は理性が消えた暗い青色の瞳ですがるように零士を見つめた。視線はしっかり零士に向けたまま、そろりと指を柔肌に這わせ、辿り着いたのはトロッと白濁を溢しつつひくひくと震える自身の股座。
「仙、言ってみろよ」
「れいじ……おなかがあついの……ん、ぼくにもっと……れいじのそれ、ちょうだい……」
純真な子供のような顔をしながら、淫靡な空気を身に纏って。零士に見せつけるように自らその手でぽっかりと空いたまま中々閉じきらない菊座をくちゅっ…と拡げる仙。
───ようやく殻が割れたか。
零士は密かに安堵のため息を吐く。この仙という青年はプライドの高さから中々理性を手放す事は無いし、平時に弱音を吐いた姿など見たことすらない。どれだけ酷い目にあっても涙一つ流さず、何事もなかったかのように平然とした表情をし続ける。
だが自分を守る目的で纏い、硬く保たれた理性と矜持という名の殻を一度砕いてしまえば、その中に隠されていた仙本来の性格というか本音というか。そういうやわらかい部分を無防備にさらすのだ。
「判らないな、仙。俺の何が欲しいのか、ちゃんと言えないと判らない」
「ぅう………いじわるぅ…ぼくがほしいものなんて、知っているくせにぃ……」
ひっひっ、と子供のようにしゃくりあげるが、それでも仙は指で内部をかき回す事が止められなかった。いや、もう自分じゃ止められないのだろう。
今のように普段一人称が“私”である仙の一人称が“ぼく”になっている時は、彼自身の素直な本音が出てきている状態だ。この状態の彼には理性も矜持も残っていない。物心ついた時から押さえ付けられ、健全に育つ機会を奪われたために蛹の中で踞っているしかなかった幼い心が剥き出しになっている無防備な姿を晒している。
仙が実家に居たときから始まり、幼年学校から士官学校……そしてその後の軍隊生活で何重にも塗り固めて装って纏ってきた「尾坂陸軍工兵大尉」という外装が取り払われると、こんなにも幼く弱々しい。
「仙……これか?」
「ひんっ!」
ピン、とゆるく勃ったままの仙の性器の先端を指先で弾くと空気が漏れるような声が上がった。
「そっちじゃない、そっちじゃないのにぃ……」
ひっぐ、ひっぐ、と嗚咽を漏らす仙。
彼の背にゆっくりと手を回して抱き上げて、零士は胡座をかいた自分の腿の上に座らせる。それに反応したのか、仙がろくに入らない力を振り絞って零士の首に手を回して抱き付いてきた。それに応えて陶磁器のように白く滑らかな背を軽く擦ってやる。まるで幼い子供をあやすかのように、零士はできるだけ優しい声を出すよう意識して語りかけた。
「笑わないから言ってごらん、仙」
「ぅん……グズッ……れーじ、の、おっきいの……ん、ぼくの、いやらしい……れいじの、ほしくて……きゅうきゅういってる………お尻の穴に入れてぇ……れいじのすきにして………いっぱいかき混ぜてぇ……」
「ん………わかった」
舌足らずな声で出された仙の要求。無垢な子供のような幼さと淫らな表情が酷くアンバランスで、無性に情欲を掻き立てられる。ごくり、と生唾を飲み込む音。再び芯を持って鎌首をもたげた魔羅をピタリと入口に着けてクチクチと小刻みに動かした。
「なあ、仙」
「あ、なに…?」
「お前が散々口煩く言っていたサック、着けてねぇんだが良いのか?このままナカに直接出すことになるぞ」
「あ………ぅん……もういい……」
ふるふると首を横に振って熱っぽい視線を向けてくる仙。あれほど嫌がっていたというのに……と目を円くした零士は確認するように囁く。
「おい、良いのかよ。腹壊すのが嫌じゃ無かったのか?」
「もう、後で…掻き出すからいい……ん、それより今は……零士の、熱いのがお腹の奥に欲しいの……だから…」
───ぼくを、孕ませて。
耳元で仙が囁く。ゾクリ、とした何とも言えない感覚が背筋を駆け抜け背骨を熱くさせる。征服欲と支配欲が満たされていく感覚。ブチン、とどこかで何かが切れる音がした。
「……ったく。そんな殺し文句、どこで覚えてきたのやら……」
「あっ!? きた、ぁ……!」
腰を掴んで、まるで胎の内側に自分の形を記憶させるかのようにゆっくりゆっくり根本まで嵌め込んでいってやる。自分の中に侵入した剛直に蹂躙されているというのに、彼のナカは歓喜するようにうねって絞るように蠢く。しばらくの間充血したひだの一枚一枚が嬉しそうにちゅうちゅう吸い付いてくる感覚を楽しんだ後に、律動を開始する。
腰を抱えて持ち上げて、ギリギリまで引き抜く。ねっとりと絡み付くナカを堪能した後、亀頭だけを残して引っ掻けて、再びズブズブと埋め込んでいった。浮かび上がった血管の形までハッキリ判るほど過敏になった直腸を嬲り上げられ、仙の赤い唇から甲高い喘ぎ声が絞り出される。
「れいじっ! れいじ、あぁッ!? これっ!! ひぅうっ!!? 奥まで、ッえ、奥までおっきいの来るぅ!」
「ぁっ! おまっ……急に絞めんな! ッ………くぅ……」
驚いたのか、きゅぅっと吸い付いてしゃぶるナカの動きに不意打ちを喰らって、イきそうになったのをぐっと堪えた。しかし休むことなく雄を昂らせて搾り取るような蠕動に耐えきれず、だが挿入れただけでイったというのは恥だと──こいつの目の前ではいつでも余裕綽々で手綱を握っておきたいという心理が働いたようだ。形の良い尻をするりと撫で上げたかと思えば大きな掌でがしりと掴み、上下に揺すって激しい抽送を行う。
「あっ……ぃやぁっ!? むりっ!! しんじゃう!!? おなかがぁっ!!?」
下から突き上げられて、未知の領域まで男根で殴られ最早暴力の域まで達した快楽に翻弄され、流される。濁流に飲まれる木の葉のようになってしまうのが怖くて、仙は思わず零士の肩口に思いっきり噛みついてしまった。
「っだぁ!? いてぇ!!? いきなりなにしやがんだテメェ!?」
「ぅう……んん!」
「おい!あ~クソッ! 俺の背中に手ぇ回せ!」
「んっ、あっ!」
ようやく口を離したかと思うと、指示通りにぎゅっとしがみついてくる彼を離したくないと思った。爪が食い込むほど強く腰を掴んで更に激しい抽送を行う。
すると、途端に背に感じた鋭い痛み。ガリッという音からして、恐らく仙が快楽から逃れようと零士の背に爪を立てて引っ掻いたのだろう。痛みで注意が反れたため一瞬出しそうになったが、何とか息を詰めて押さえ込む。
「ッ………やってくれたなぁ、仙よ……」
「やぁあ! あ!? ひぃん、ああ!?」
「お返し、だっ!!」
「ひっ…きゃああああ!!?」
抜けるギリギリまで腰を引いて一気に突き上げ、前立腺をありったけの力で亀頭で押し潰す。それと同時に会陰の辺りを人差し指と中指で力一杯押し込んでやった。
「ぁあああぁぁぁああぁぁああああぁぁぁああ!!!」
どぷ、と仙の魔羅から溢れたそれにもう色は着いていなかった。内側と外側、二方向から容赦なく敏感な部分を押されて、絶頂が収まらない。だが仙はだらしなく半開きになった口から唾液を溢しつつも、満たされたように恍惚とした艶やかな表情を浮かべていた。嫦娥のごとき絶世の美貌の端に、どこか虚しいものを滲ませながら仙はなおも嬌声を上げ続ける。
「やぁあ!まって、なにこれぇ!? ひんっ、今、イッてるのにぃ!やっ、あっ、気持ちいいのが、とまんなぁ……! ひっ……イっ……くぅうう!!? イッてるのにイクううぅぅぅうううう!!!?」
「っくぅ……」
「あ─────!」
やや遅れて、きゅうきゅうと搾り取るかのような動きに耐えられなかった零士が仙の肉筒の奥にたっぷりと子種を植え付ける。一切ためらいのない、雄の優位に満ちたその動きは正しく種付けであった。
「ぁんっ……せーし……でてる…あ、ぅ……おなかが、じゅわぁって……あちゅいよぉ………ぼく………おく……きもちぃ……おなかでイッちゃったぁ……………」
「…………」
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