僕の詩

小鷹りく

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心臓  ーanswer poemー

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“to my friend” 







手を伸ばしていいんだよと


優しい囁きが聞こえる


傷付いた心臓が脈打ち始める



裂けた傷口から溢れ出る


黒い血を見て泣く僕の


この汚れた手が君を穢す恐怖に


怯えながらも 触れていたい


その温かい手に 繋がりたい


差し述べられた声に縋りたい


寄り添う君の体温《ことば》に触れて


僕の中に 光が産まれる


小さな光が失われない様に


このまま君の体温《ことば》を抱いて


何も見ないで 今日は眠ろう


光を見失わない様に


このまま僕は眠りに就こう





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