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カイ・リンデンバウムの恐ろしき計画
そして彼らはすれ違う 2
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「はははっ、そうだったのですか。ご安心ください!今度のダンジョンは、このパスカル・キルヒマンが完璧に案内してご覧に入れますよ!」
過去の苦い経験について話す二人に、カイは自信満々に今度の冒険はそんな失敗はしないと断言してみせる。
それもその筈であろう、彼はあのダンジョンの主なのだ。
その気になれば好きなアイテムを配置し、望んだ魔物を出現させる事が出来る力を持っている。
それどころかダンジョンの地形すら自在に操る事の出来る彼に、彼らを満足させる事など造作もないことだろう。
カイは自らの計画がうまく進んでいる事を確信し、自信に満ちた笑顔を覗かせていた。
(ふふふ・・・ここまではかなりうまくいっているぞ。まさかこんなにも簡単に勇者見つけ、さらに取り入る事に成功するとは。これは運が向いてきてるんじゃないか?後はこのままダンジョンまで連れて行けば・・・)
カイが考えていた計画の一番重要な事は、勇者がダンジョンに向かう前に彼と接触する事であった。
それが叶っただけではなく、その一行へと加わる事が出来た今の状況は、かなりうまくいっているといっても過言ではない。
後ろについて来ているエヴァンの姿をチラリと確認したカイは、その背中に背負っている大剣の姿を目にしては、唇を吊り上げている。
彼はエヴァンを、ヴェロニカ達が万全の用意で勇者を抹殺しようとしているダンジョンへと、連れて行くつもりのようだ。
果たしてそこに、いかような計画があるのだろうか。
それは酷く、シンプルな答えであった。
(流石のヴェロニカ達も、俺がすぐ近くにいれば勇者に手出し出来まい。勇者をそもそもダンジョンへと行かせないという方法も考えたが、それでもあいつらが何するか分かったもんじゃないしな・・・後はうまい事、妨害していけば何とかなるだろ)
カイは単純に自らが勇者の盾となる事によって、ヴェロニカ達に彼へと手出しをさせない事を考えていたのだった。
確かにカイに絶対の忠誠を誓っているヴェロニカ達は、彼の命を危険に晒してまで勇者を仕留めようとはしないだろう。
しかし果たして、それだけで本当にうまくいくのだろうか。
そして何より、その計画には重大な欠陥があった。
それは―――。
「期待してるぜ、キルヒマンさん。おっと、危ねぇ!おいおい、ちゃんと前向いて歩けよ嬢ちゃん!」
「ごめんなさーい!あれ、お兄さんは・・・?」
広げていた地図を仕舞いながらカイへと期待を投げかけていたエルトンの肩に、小柄な少女がぶつかってくる。
その真っ赤な髪を揺らして駆けてきていた少女は、かなりの勢いで走ってきていたようで、屈強な足腰を持つエルトンの身体をも僅かに揺らしていた。
彼がそんな姿を晒したのは、前を歩いていたカイの事を守るために動いたからかもしれない。
ぶつかってきた事に文句を言うエルトンに、その少女は顔を上げると元気良く謝罪の声を上げている。
そうしてそのまま駆け抜けようとしていた少女は、エルトンの顔を目にすると、その大きな瞳をまん丸に広げ、驚いたような表情を作っていた。
「えーっと、あれ?名前は聞いてなかったっけ?ボクだよ、ボク!リタだよ!へー、お兄さん達も来てたんだ!あのダンジョンには、もう行ったの?」
「ちょ、マジかよ・・・こんなタイミングで」
頭を傾けてはエルトンの名前を思い出そうと頑張っていた少女は、やがてそれを聞いていなかったと思い出すと、自分の存在をアピールするように手を振り出していた。
リタと名乗ったその赤毛の少女は、その小柄な身体と軽装な服装には見合わない巨大な何かを、その背中へと背負っている。
親しげな様子でニコニコと近寄ってリタは、その可愛らしい容姿も相まって思わず微笑を浮かべてしまう存在であろう。
しかし彼女に歩み寄られている当のエルトンは、どこか気まずそうに焦った様子をみせていた。
「・・・お知り合いですか?それにその名前は、どこかで聞いたような・・・?」
ぐいぐいと詰め寄ってくる少女に、大の大人が困った様子をみせていれば助け舟も出したくはなる。
リタの勢いに押され一歩後退してきたエルトンに、カイは横から声を掛けていた。
しかしカイには、それ以上に気になっている事があった。
エルトンへと詰め寄っている少女、彼女が名乗ったその名をどこかで聞いた事はなかっただろうかと。
「い、いや!何でもない、何でもないんだ!!ちょっと酒場で会った子ってだけで・・・!ほ、ほらさっさと先に進もうぜ!坊ちゃんも、こんなちんたら歩いてたら日が暮れちまうよ!な、ケネスもそう思うだろ!!」
「!そうだね、ダンジョンも今は丁度入れ替わりの時間でしょう。急いだ方がきっと空いていますよ!」
何故か焦りだしている相棒の姿に、意味が分からないという様子を見せていたケネスも、その背中から覗く赤毛の少女の姿を目にすれば、その理由をすぐに悟るだろう。
今すぐにでもこの場を離れたいと必死にアピールするエルトンに、ケネスも同調して一刻も早くダンジョンに向かった方がいいと主張する。
そんな彼らの主張に、カイはそんな感じだったかなと不思議そうな表情をみせていた。
「そうなのか?しかしその割には、先ほどまでは随分とのんびりしていた気がするが・・・」
「・・・いえ、お二人がそう仰られるのならばそうなのでしょう。坊ちゃま、少し急がれてはいかがですか?」
急に足を急がせるように指示してきたケネスに、エヴァンは首を捻ると不思議そうな表情を作っている。
彼は今の時間的に急いだ方がいいと話しているが、先ほどまでの食事の間には随分とのんびり時間を使っていた筈だ。
そのギャップに疑問を感じるエヴァンに、アビーがすかさずフォローの言葉を投げかけている。
彼女は二人の不自然な態度に、彼らの目の前にいる存在が例の人物である事に即座に気がついたのだろう。
過去の苦い経験について話す二人に、カイは自信満々に今度の冒険はそんな失敗はしないと断言してみせる。
それもその筈であろう、彼はあのダンジョンの主なのだ。
その気になれば好きなアイテムを配置し、望んだ魔物を出現させる事が出来る力を持っている。
それどころかダンジョンの地形すら自在に操る事の出来る彼に、彼らを満足させる事など造作もないことだろう。
カイは自らの計画がうまく進んでいる事を確信し、自信に満ちた笑顔を覗かせていた。
(ふふふ・・・ここまではかなりうまくいっているぞ。まさかこんなにも簡単に勇者見つけ、さらに取り入る事に成功するとは。これは運が向いてきてるんじゃないか?後はこのままダンジョンまで連れて行けば・・・)
カイが考えていた計画の一番重要な事は、勇者がダンジョンに向かう前に彼と接触する事であった。
それが叶っただけではなく、その一行へと加わる事が出来た今の状況は、かなりうまくいっているといっても過言ではない。
後ろについて来ているエヴァンの姿をチラリと確認したカイは、その背中に背負っている大剣の姿を目にしては、唇を吊り上げている。
彼はエヴァンを、ヴェロニカ達が万全の用意で勇者を抹殺しようとしているダンジョンへと、連れて行くつもりのようだ。
果たしてそこに、いかような計画があるのだろうか。
それは酷く、シンプルな答えであった。
(流石のヴェロニカ達も、俺がすぐ近くにいれば勇者に手出し出来まい。勇者をそもそもダンジョンへと行かせないという方法も考えたが、それでもあいつらが何するか分かったもんじゃないしな・・・後はうまい事、妨害していけば何とかなるだろ)
カイは単純に自らが勇者の盾となる事によって、ヴェロニカ達に彼へと手出しをさせない事を考えていたのだった。
確かにカイに絶対の忠誠を誓っているヴェロニカ達は、彼の命を危険に晒してまで勇者を仕留めようとはしないだろう。
しかし果たして、それだけで本当にうまくいくのだろうか。
そして何より、その計画には重大な欠陥があった。
それは―――。
「期待してるぜ、キルヒマンさん。おっと、危ねぇ!おいおい、ちゃんと前向いて歩けよ嬢ちゃん!」
「ごめんなさーい!あれ、お兄さんは・・・?」
広げていた地図を仕舞いながらカイへと期待を投げかけていたエルトンの肩に、小柄な少女がぶつかってくる。
その真っ赤な髪を揺らして駆けてきていた少女は、かなりの勢いで走ってきていたようで、屈強な足腰を持つエルトンの身体をも僅かに揺らしていた。
彼がそんな姿を晒したのは、前を歩いていたカイの事を守るために動いたからかもしれない。
ぶつかってきた事に文句を言うエルトンに、その少女は顔を上げると元気良く謝罪の声を上げている。
そうしてそのまま駆け抜けようとしていた少女は、エルトンの顔を目にすると、その大きな瞳をまん丸に広げ、驚いたような表情を作っていた。
「えーっと、あれ?名前は聞いてなかったっけ?ボクだよ、ボク!リタだよ!へー、お兄さん達も来てたんだ!あのダンジョンには、もう行ったの?」
「ちょ、マジかよ・・・こんなタイミングで」
頭を傾けてはエルトンの名前を思い出そうと頑張っていた少女は、やがてそれを聞いていなかったと思い出すと、自分の存在をアピールするように手を振り出していた。
リタと名乗ったその赤毛の少女は、その小柄な身体と軽装な服装には見合わない巨大な何かを、その背中へと背負っている。
親しげな様子でニコニコと近寄ってリタは、その可愛らしい容姿も相まって思わず微笑を浮かべてしまう存在であろう。
しかし彼女に歩み寄られている当のエルトンは、どこか気まずそうに焦った様子をみせていた。
「・・・お知り合いですか?それにその名前は、どこかで聞いたような・・・?」
ぐいぐいと詰め寄ってくる少女に、大の大人が困った様子をみせていれば助け舟も出したくはなる。
リタの勢いに押され一歩後退してきたエルトンに、カイは横から声を掛けていた。
しかしカイには、それ以上に気になっている事があった。
エルトンへと詰め寄っている少女、彼女が名乗ったその名をどこかで聞いた事はなかっただろうかと。
「い、いや!何でもない、何でもないんだ!!ちょっと酒場で会った子ってだけで・・・!ほ、ほらさっさと先に進もうぜ!坊ちゃんも、こんなちんたら歩いてたら日が暮れちまうよ!な、ケネスもそう思うだろ!!」
「!そうだね、ダンジョンも今は丁度入れ替わりの時間でしょう。急いだ方がきっと空いていますよ!」
何故か焦りだしている相棒の姿に、意味が分からないという様子を見せていたケネスも、その背中から覗く赤毛の少女の姿を目にすれば、その理由をすぐに悟るだろう。
今すぐにでもこの場を離れたいと必死にアピールするエルトンに、ケネスも同調して一刻も早くダンジョンに向かった方がいいと主張する。
そんな彼らの主張に、カイはそんな感じだったかなと不思議そうな表情をみせていた。
「そうなのか?しかしその割には、先ほどまでは随分とのんびりしていた気がするが・・・」
「・・・いえ、お二人がそう仰られるのならばそうなのでしょう。坊ちゃま、少し急がれてはいかがですか?」
急に足を急がせるように指示してきたケネスに、エヴァンは首を捻ると不思議そうな表情を作っている。
彼は今の時間的に急いだ方がいいと話しているが、先ほどまでの食事の間には随分とのんびり時間を使っていた筈だ。
そのギャップに疑問を感じるエヴァンに、アビーがすかさずフォローの言葉を投げかけている。
彼女は二人の不自然な態度に、彼らの目の前にいる存在が例の人物である事に即座に気がついたのだろう。
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