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一章
5話 ソドウ王国
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「準備も出来たし、出発するぞ。ドラゴンになってくれ。」
「りょうかーい、ほいっと」
すると、また光りだす。
「変身完了、ほら乗って乗って!」
そう言われて俺はまたがる
「街のちょっと離れた所に下りてくれよ。」
「わかってるよ。」
そう言って俺を乗せたアリスが飛んだ、、、超高速で。このままではやばいと思ったゼノは自分に強化魔法三ノ型をかけてガッチリとアリスにくっついていたが、、、
「うわあああああああああああああああ!!!!!!!!速すぎだあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
そうはいったもののアリスは空をものすごい速さで飛んでいるためゼノの声は全然アリスには聞こえなかった。
「そろそろだし、降りるね。」
「ふぅやっと降りれた」
「あははは!ゼノ髪の毛がおかしくなってる!」
強風に十分当てられていたゼノの髪の毛は全部立っていた
「もぅ、アリススピード出しすぎなんだよ。今度からはちゃんとスピード落としてね。」
「ごめんなさい。人の体のもろさを考えて飛ぶこと忘れてたわ。」
そう言いながら光を放ちながらアリスは変身する。
やっぱ、眩しい。
「次からは気をつけるわよ。」
アリスがちょっとニヤついて言ってくる。コイツ反省してないな。
「頼むよ本当に~」
そう言って気を取り直す。
「街はどこだ?」
「あっちに進んだ方向だよ。」
「よし身体強化魔法で走っていくぞ。」
「え、私使えないわよ?」
「俺が掛けるよ。」
ほいっと、ほいっとこうして、自分とアリスに身体強化魔法三ノ型をかけた。
「体に力がみなぎってきたわ!」
「でもあんま無茶するなよ。この魔法、細胞の一つ一つに魔力を送っているんだ。軽く送ってるとはいえ、無理しすぎると後から疲れるぞ。」
「わかったわ。」
「よし走るぞ!」
そう軽く道に沿って走って10分
「あ、見えてきたよ。」
「すごいでかいな。」
見えてきたのは石でできたと思われる大きな壁と門そして数十人の列だった。
「面倒くさいね。」
「だけど仕方ねーよ。並ぶしかない。」
「わかってるわよ。」
言いながらもアリスは不満そうにしていた。
時間が経ち自分達の番がやってきた。
「次の方!」
「はい、自分達です。」
「身分証明書は?」
やっぱそういうのいるんだ。
「すみません無くしてしまいました。」
「うーん。身分証明書がないとお金を貰うことになってるけど大丈夫かい?」
「すみませんお金は持ってません。」
「分かった、何かお金になりそうなものは、持ってないのかい?ここでは、君達のような人も街に入れやすいように換金もやってるんだ。」
「魔石があるのですが換金出来ますか?」
「あ、魔石があるなら大丈夫だよ。」
「これです。」
俺はさっきのCランク相当の魔物の魔石を渡した。
「え、これどうしたの?」
「普通に僕の魔法で倒して解体した魔石ですけど。」
「魔法で、君がこの大きさの魔石を持つ魔物を倒したの!?どんな魔物か聞いていいかな?」
こんな見た目子供が倒したらそりゃ驚くな。
「顔が赤く怒っているような顔で鼻息が荒く大きな豚の魔物でしたでした。」
「それはCランク級のアングリーピッグじゃないか!普通Cランク級の魔物はCランク冒険者が最低3人1組のパーティで挑むような魔物だぞ!そもそもこの近くにこんな魔石をもつ魔物なんていないはずだか。」
Cランク冒険者なら2人いれば勝てるだろう?それが最低でも3人1組?Cランク級冒険者ベテランであれば1人でも勝てる相手だぞ。
「それを君みたいな若い子が仕留めるなんて、、、」
う~ん、後ろがざわついてるなー。
「すみません、換金お願いしてもいいですか?」
「ああ、ごめんごめんびっくりして忘れていたよ」
よし、この場から離れることができる!
「はい、銀貨10枚ね。2人分の通行料銀貨2枚ずつを差し引いて、銀貨6枚ね。」
「ありがとうございます。」
「はいこれ。お嬢ちゃんにもね。」
「これなんですか?」
「これは身分証明書を持ってない人に代わりとして持たせるものだ。仮身分証だから、ちゃんとしたものを作らなきゃだし3日以内に返してくれないと罰金をかせられてしまうから気をつけてな。」
「分かりました。」
「それと、冒険者ギルドでギルドカードを作れるから行ってみるといいよ。地図はこれね。それとお金を稼ぎたいならクエストを受けることオススメする。ギルドには俺の方から言っておくよ。」
「ありがとうございます。」
「では、ようこそソドウ王国へ。」
ここ、ソドウ王国って名前だったんだ。
門をくぐると広い道に石が敷かれていてちゃんと整備されていて馬車と人の通りがとても多い。
「めっちゃ人いるじゃん。」
「そりゃ王国だもの。人と物の出入りが激しい場所だよ。」
「やっぱり、姫さまだからそういうのには詳しいのか?」
「ま、ある程度はね。」
「じゃ門番とのやりとりの時なにか、助言欲しかったな。俺この時代の常識がわかんないんだよ。」
「それなら私だって人の常識なんて何もわかんないから、ゼノに任せた方がいいのかなって思って。」
「なるほどね。」
「それに、無駄に喋って、私達の正体をバラすわけにはいかないでしょ。」
「それもそうだな。」
私達って俺なにもやましいことないんだけど、、、
そうやって、何気もない会話をしていたら、冒険者ギルドへ着いた。
「流石王国の冒険者ギルド、やっぱりでかいわね!」
「確かに、昔よりかは立派になってるな。」
昔のギルドは殆どが一階の木材建築のに対して目の前にあるたてものは二階もあり石造りだった。
「早く入って、ギルドカードを作りに行きましょ。」
「うん。」
ガチャとドアノブを回し、部屋の奥にあるカウンターの受付のお姉さんにギルドカードを作ってもらう。
「すみません。ギルドカードを作ってくれるって門番の人に聞いて来たんですけど。」
「話は伺っております。では、これに記入をお願いします。代筆は必要ですか?」
「いえ大丈夫です。自分でかけます。」
「あのーすみません、あなたがあのアングリーピッグを仕留めた若き天才魔導師なんですか?。」
誰だ、天才魔導師なんて言った奴は。まさか門番の人か?
「そうですけど。天才は大げさすぎですよ。」
「ごめんなさい。あまりにも若いので本当かどうか気になってしまって。」
「いえ、本当に若いのでびっくりされても仕方のないことです。気にしないでください。」
「ありがとうございます。」
「あのね、ゼノはね!ほんとーに凄いのよ!魔法も綺麗に使うし。威力も凄いの!」
アリスって威力の事までわかっちゃうんだ。
にしてもここまで褒められると、、、、、照れる!
「すみません自己紹介が遅れました。このギルドで受付をしている。ノアと申します。」
「私がアリスで、こっちが、、、、って何してるのゼノ?」
は!いかんいかん照れてて話きいてなかった。
「ゼノですよろしくお願します。」
「りょうかーい、ほいっと」
すると、また光りだす。
「変身完了、ほら乗って乗って!」
そう言われて俺はまたがる
「街のちょっと離れた所に下りてくれよ。」
「わかってるよ。」
そう言って俺を乗せたアリスが飛んだ、、、超高速で。このままではやばいと思ったゼノは自分に強化魔法三ノ型をかけてガッチリとアリスにくっついていたが、、、
「うわあああああああああああああああ!!!!!!!!速すぎだあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
そうはいったもののアリスは空をものすごい速さで飛んでいるためゼノの声は全然アリスには聞こえなかった。
「そろそろだし、降りるね。」
「ふぅやっと降りれた」
「あははは!ゼノ髪の毛がおかしくなってる!」
強風に十分当てられていたゼノの髪の毛は全部立っていた
「もぅ、アリススピード出しすぎなんだよ。今度からはちゃんとスピード落としてね。」
「ごめんなさい。人の体のもろさを考えて飛ぶこと忘れてたわ。」
そう言いながら光を放ちながらアリスは変身する。
やっぱ、眩しい。
「次からは気をつけるわよ。」
アリスがちょっとニヤついて言ってくる。コイツ反省してないな。
「頼むよ本当に~」
そう言って気を取り直す。
「街はどこだ?」
「あっちに進んだ方向だよ。」
「よし身体強化魔法で走っていくぞ。」
「え、私使えないわよ?」
「俺が掛けるよ。」
ほいっと、ほいっとこうして、自分とアリスに身体強化魔法三ノ型をかけた。
「体に力がみなぎってきたわ!」
「でもあんま無茶するなよ。この魔法、細胞の一つ一つに魔力を送っているんだ。軽く送ってるとはいえ、無理しすぎると後から疲れるぞ。」
「わかったわ。」
「よし走るぞ!」
そう軽く道に沿って走って10分
「あ、見えてきたよ。」
「すごいでかいな。」
見えてきたのは石でできたと思われる大きな壁と門そして数十人の列だった。
「面倒くさいね。」
「だけど仕方ねーよ。並ぶしかない。」
「わかってるわよ。」
言いながらもアリスは不満そうにしていた。
時間が経ち自分達の番がやってきた。
「次の方!」
「はい、自分達です。」
「身分証明書は?」
やっぱそういうのいるんだ。
「すみません無くしてしまいました。」
「うーん。身分証明書がないとお金を貰うことになってるけど大丈夫かい?」
「すみませんお金は持ってません。」
「分かった、何かお金になりそうなものは、持ってないのかい?ここでは、君達のような人も街に入れやすいように換金もやってるんだ。」
「魔石があるのですが換金出来ますか?」
「あ、魔石があるなら大丈夫だよ。」
「これです。」
俺はさっきのCランク相当の魔物の魔石を渡した。
「え、これどうしたの?」
「普通に僕の魔法で倒して解体した魔石ですけど。」
「魔法で、君がこの大きさの魔石を持つ魔物を倒したの!?どんな魔物か聞いていいかな?」
こんな見た目子供が倒したらそりゃ驚くな。
「顔が赤く怒っているような顔で鼻息が荒く大きな豚の魔物でしたでした。」
「それはCランク級のアングリーピッグじゃないか!普通Cランク級の魔物はCランク冒険者が最低3人1組のパーティで挑むような魔物だぞ!そもそもこの近くにこんな魔石をもつ魔物なんていないはずだか。」
Cランク冒険者なら2人いれば勝てるだろう?それが最低でも3人1組?Cランク級冒険者ベテランであれば1人でも勝てる相手だぞ。
「それを君みたいな若い子が仕留めるなんて、、、」
う~ん、後ろがざわついてるなー。
「すみません、換金お願いしてもいいですか?」
「ああ、ごめんごめんびっくりして忘れていたよ」
よし、この場から離れることができる!
「はい、銀貨10枚ね。2人分の通行料銀貨2枚ずつを差し引いて、銀貨6枚ね。」
「ありがとうございます。」
「はいこれ。お嬢ちゃんにもね。」
「これなんですか?」
「これは身分証明書を持ってない人に代わりとして持たせるものだ。仮身分証だから、ちゃんとしたものを作らなきゃだし3日以内に返してくれないと罰金をかせられてしまうから気をつけてな。」
「分かりました。」
「それと、冒険者ギルドでギルドカードを作れるから行ってみるといいよ。地図はこれね。それとお金を稼ぎたいならクエストを受けることオススメする。ギルドには俺の方から言っておくよ。」
「ありがとうございます。」
「では、ようこそソドウ王国へ。」
ここ、ソドウ王国って名前だったんだ。
門をくぐると広い道に石が敷かれていてちゃんと整備されていて馬車と人の通りがとても多い。
「めっちゃ人いるじゃん。」
「そりゃ王国だもの。人と物の出入りが激しい場所だよ。」
「やっぱり、姫さまだからそういうのには詳しいのか?」
「ま、ある程度はね。」
「じゃ門番とのやりとりの時なにか、助言欲しかったな。俺この時代の常識がわかんないんだよ。」
「それなら私だって人の常識なんて何もわかんないから、ゼノに任せた方がいいのかなって思って。」
「なるほどね。」
「それに、無駄に喋って、私達の正体をバラすわけにはいかないでしょ。」
「それもそうだな。」
私達って俺なにもやましいことないんだけど、、、
そうやって、何気もない会話をしていたら、冒険者ギルドへ着いた。
「流石王国の冒険者ギルド、やっぱりでかいわね!」
「確かに、昔よりかは立派になってるな。」
昔のギルドは殆どが一階の木材建築のに対して目の前にあるたてものは二階もあり石造りだった。
「早く入って、ギルドカードを作りに行きましょ。」
「うん。」
ガチャとドアノブを回し、部屋の奥にあるカウンターの受付のお姉さんにギルドカードを作ってもらう。
「すみません。ギルドカードを作ってくれるって門番の人に聞いて来たんですけど。」
「話は伺っております。では、これに記入をお願いします。代筆は必要ですか?」
「いえ大丈夫です。自分でかけます。」
「あのーすみません、あなたがあのアングリーピッグを仕留めた若き天才魔導師なんですか?。」
誰だ、天才魔導師なんて言った奴は。まさか門番の人か?
「そうですけど。天才は大げさすぎですよ。」
「ごめんなさい。あまりにも若いので本当かどうか気になってしまって。」
「いえ、本当に若いのでびっくりされても仕方のないことです。気にしないでください。」
「ありがとうございます。」
「あのね、ゼノはね!ほんとーに凄いのよ!魔法も綺麗に使うし。威力も凄いの!」
アリスって威力の事までわかっちゃうんだ。
にしてもここまで褒められると、、、、、照れる!
「すみません自己紹介が遅れました。このギルドで受付をしている。ノアと申します。」
「私がアリスで、こっちが、、、、って何してるのゼノ?」
は!いかんいかん照れてて話きいてなかった。
「ゼノですよろしくお願します。」
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