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新年SS *R18 ダリウス
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あけましておめでとうございます!!昨年中はたくさんの応援ありがとうございました。感謝の短編を二日間お送りします。ご都合主義ななので、頭を空っぽにしてお楽しみくださいね。
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ある日、俺達はユーフォンの泉で水遊びをしてた。潜ってイチャイチャしていた筈なんだが…気がついたら俺の部屋にいた。
何を言っているか分からないって?俺もそうだよ!!しかも裸だからめちゃくちゃ寒いよっ!!
「な、なんだここは?!ううっ、寒みぃ~!!」
「何で!?俺の部屋!?って…寒っ!やばいやばい!ダリウス、待ってて!」
バスルームに駆け込みバスタオルを抱えてる。
「はいっ、タオルで拭いて!毛布~!」
慌てて体を拭いて、エアコンをつけて毛布に一緒に包まる。
「なんだ?あったかい風が吹いて来たな?魔道具か?」
「ううん。ただの機械だよ。魔力がなくても使えるんだ。」
「ほう、それなら魔力の弱い民も使えて良いな。」
二人で部屋が暖まるまで毛布にくるまって暖をとる。ワンルームなので布団も一組したかないので、ダリウスのあぐらに収まって二人で入っているんですけど…ね?
「ん…変なところ触んなよぉ…。」
「寒い時はこれが一番だろうが。」
ちゅっ、ちゅっと髪にキスをしながら、脇腹や腿を撫で続ける。…肝心なところに触れて来ないのが意地悪だ…。
「あっ…ばかぁ…。」
「それで、ここはどこだ?お前の部屋なのか?」
「ん…。俺の世界に戻って来たみたい…?でも、ダリウスもいるし…なんでだろう?」
「なんだよ、俺がいちゃダメだったのかよ。一人で帰りたかったのか?」
「違うよ!もしもあっちに帰れなかったら、俺があっちに行った時と同じで苦労するかも…。」
それに、この寒さ…俺、あの世界に行ったのは春だった。もう冬なら、失踪扱いで解雇かもそうなったら収入はっ?!貯金はあるけど、ダリウスを養わなくちゃいけないし、何より身分証明書はどうするっ?!
「お前は、こっちに残りたいのか?」
「えっ?それは…。」
色々と思うところはある。でも…。
「ううん。家族に挨拶さえ出来れば、一緒に戻りたいよ。」
「そうか。…嬉しいなぁ。」
ギュッと息苦しい程抱きしめられた。
「ふふ。きっと帰れるよ。ところでさ、腹減らない?」
「ああ、泳いだからなぁ。」
「何か買ってくるよ。」
それと、出る前に状況を知りたいからテレビもつけた。
「マジか、今日は大晦日だって?!」
「オオミソカって何だぁ?」
「ああ、一年の終わりのことを俺の国ではそう言うんだ。って、おい!なんか巻けよ!」
ダリウスさんは、暖まった室内で全裸で歩いておられます。コ・カーンのブツがブラブラですよ。自信があるってすごいですね。
「ヘェ~。変わった言い方だな。」
「もう!これ巻いてろ。」
バスタオルを持って来て巻こうとしたら、ギリギリ巻けるけど、超ミニ状態になりました。まぁ、無いよりマシなんだろうか。
「そんな服着てるんだな。そのモコモコした奴変わった素材だなぁ。」
ダウンコートがツルツルモコモコしているからか、興味深そうだ。だが、とりあえず腹が減ってるから後だ!!外に出るともう夜で、俺は近くのコンビニに走り山ほど買い物をして来た。ついでに酒も買っていく。何が何だか分からないけど、酒でも飲んで気を紛らわしても良いと思うんだ。
「ひゃあ~!!寒かった~!!」
ホットのコーヒーを飲んで温まり、お湯を沸かして蕎麦を茹でた。年末なら年越し蕎麦だろうっ!コンビニでも天ぷら買えるし、助かるよなぁ。
「変わった色の食いもんだな。」
「これ、健康や長寿を祈って食うんだ。だから試しに食ってみて。」
寒いから温かい方が良いけど、啜るのは無理だろうし、伸びない様に天ざるにしておいた。
温かい物は唐揚げとか色々つまみになりそうな物とサラダだ。箸はハードルが高いのでフォークを渡す。
「今日は全部買って来た奴で悪いな。」
「こんなにすぐ揃う商店が近くにあるのか?すげーな。」
「コンビニっていうんだよ。欲しい物は大体あるな。あ、ダリウスサイズの服はないけど。」
XLサイズのTシャツを買った来たので着せてみたが、ピッチピチではち切れそうだ。
「この生地伸びるのか?おもしろもんがいっぱいだなぁ?それに、この箱は魔法で人が入ってんのか?」
テレビを裏から見たりして、反応が新鮮で可愛い。
「映像っていうんだよ。ほら、録音する機械の映像版ってところかな。」
「ああ…。なるほど。いつか言ってた、エッチなエイゾウをこれで見るのか?」
「うっ?!覚えてたのかよ。」
「そりゃあな。衝撃だったしな。」
ニヤニヤするダリウスが、そこらへんのボタンを押しまくるとVOD画面になって、映画がずらずらと表示される。
「なんだこりゃ?変なのが映ってんな。」
「何?あ、だめ、ストップ!!」
俺がリモコンを奪いに行った時には時既に遅し。エッチなボディのお姉さんが出てくるAVをレンタルになっていた。というか、これ解約になってないんだ?と思った。
「なんだぁ?胸が膨らんでるし、なんだか丸っこい男だなぁ。」
「それが女の人だよ。」
「これがオンナか~。ふ~ん。お前、こういうのが好きなのか?」
「好きだった、だよ。今は、もう無理だと思う。」
お尻でイクのが気持ち良くなっちゃたんだもんなぁ。
「これ飲んでみる?」
ビルやチューハイを見せて選ばせるとビールを手に取り、つまみを食べながら飲む。ちょっと酔いが回って来て気分が良い。
「美味いなぁ。ちと味が濃いけどな。」
グビリとビールを飲むダリウスがなんだかエロく見えて来た。
『あっ、そんなところダメェ~~!』
「ぶっ!?ゲホッゲホッ!!もう消しぇよぉ。」
「こういう事か。お前、意外とエロいなぁ。」
「にゃに…?女の人に興味…ある?」
きっとダリウスはこっちの世界でもモテモテだよな…。もっとカッコ良くて綺麗な男もたくさんいるし、女の人が良くなって…俺以外の人を好きになるかも。そんなのやだなぁ。
「なんだよ。こんなの興味ねぇけどよ。…お前をこんな風に啼かせたいな。」
「ダリウスはカッコ良いから…誰かにとられちゃうかも。そんなのやらなぁ。」
「俺が惚れたのはジュンヤだけだぜ?」
そう言ってキスしてきて、たっぷりと時間をかけて舌を絡ませ唾液が絡み合う。
「んっ…ん。はぁ…。こっちでも、甘いねぇ。」
「ふ、可愛いなぁ。もう勃ってるぜ?抱いて欲しいのか?」
リモコンでビデオを消すと、もうすぐ日が変わるところだった。
「あろさ。新年にエッチするの、姫はじめっていうんら。その…シてみない?」
「ああ。ひめはじめ、シようぜ。なぁ…エイゾウに負けないくらい良い声聞かせてくれよ?」
その顔、エロい…。ずくんと腹の奥が疼いた。
「はっ…はぁ…ん…ぷはぁ…おっきい…。」
俺はダリウスの上に乗って、シックスナインの体勢でそそり立つぺ○スにむしゃぶりついていた。玉がないからオイルを使ってダリウスの指が俺のナカを掻き回している。
ダリウスのチョコレート、おいし…。
いっぱいシてあげたいのに、大きくて全部口に入んない…。
「んちゅ…ちゅっ…。」
茎を横から咥えて舌でねっとりと舐めあげる。
「くっ…ふぅ…ジュンヤ…。」
声を殺して呻くセクシーな声に嬉しくなって、パクリと先端を咥える。
じゅぽっ…じゅぽっ…じゅるっ…ぴちゃっ…
おいしいの、もっと欲しい…。
「あっ、んんっ!?」
太い指にナカの弱い場所をコリコリと捏ねられ腰が揺れる。
「あんっ!それ、シたら出来ないぃ~!」
「ふふっ…こっち、良いか?入りたい…。」
「もっとおいしーの欲しいのに…。」
もっといっぱい飲みたいのに、グリグリされたら声が出ちゃうよ。美味しい精液飲みたい…。
「こっちにいっぱいやるから。な?」
「やら。一回だけのませて?おいしいのしゅき~。」
「くっ…エロ可愛い…。そんなに欲しけりゃ飲ませてやるよ。」
「ん。ナカ、あんまりいじっちゃらめ…イッちゃうから…。」
「分かったよ。」
指が抜かれて、ほっとしてもう一度パクリと咥え、両手も使って上下に扱く。
「んんっ!?」
あらぬ所に熱くてぬるつく物が触れて、ぴちゃぴちゃと音を立ててア○ルを舐められると、そこが喜んでヒクつく。負けじと舌を手を駆使してお返ししてやる。
「うぅ…ん、んぐっ…ふ、う…。」
「はっ、はぁ…くそっ、ジュンヤ…もう、イく…!」
「んん。」
一滴も逃さない様に、喉の奥も使って吸い上げると、びゅっと熱い物が迸る。口の中いっぱいに広がるダークチョコレート…俺とダリウスだけの味…。口の中で少し遊ばせてから味わう。
「んん…っく。」
飲んじゃうのもったいない…。でも飲んじゃった…。
「ダリウス…おいしぃよぉ…。」
「はぁ…くっそう…先にイカされるとは…。」
「ふ…ふふっ…イッちゃったダリウス、かわいーね。あっ!?」
ころんと転がされ、上に覆い被さって来た。Tシャツを来たダリウスが新鮮…。ただのTシャツなのにめちゃくちゃかっこいい。
「お返しだ。覚悟しとけよ。」
「うん…ナカにもいっぱい欲しい…。」
うっとりとキスをしながらシャツを脱ぎ捨てる。
『スリー、ツー、ワン!あけましておめでとうございます~!』
テレビがカウントダウンを始め、新年を祝っている。
「だりうしゅ…ことし初めてのエッチ、しよ?」
足を開いて腰を揺らす。早く入って来て?
「こんの…小悪魔め…!」
バリッ!!目の前で筋肉が盛り上がった瞬間、Tシャツがビリビリに破れた。
「チッ、破っちまった…。力入れねー様にしてたのに。せっかく買ってくれたのに悪いな。」
ふぁ…カッコいい~!破れたTシャツのダリウスエロい~!
「カッコいい…しゅき…!!」
「っ!このぉ…。もう我慢出来ねぇ…挿れて良いか?」
「ん、早く来て…ん、う…はぁ、んん~!」
小刻みに出し入れしながら、ゆっくりと奥まで入って来て、窄まりの手前で止まる。
「ん…あん…やぁ…全部挿れて…。」
「ああ、行くぜ?加減はしねぇからな。」
「ぅう…!あぁ~!」
奥の奥を開かれて、ナカが熱く疼く。
「あ、あん!はぁ、あぁ~!」
「ったく。エロい体になりやがって!たっぷり付き合って貰うぜ。」
舌舐めずりする猛獣に散々揺さぶられ、一晩中喘がされた。
「んん…重い…暑い…!」
目が覚めるとダリウスの腕の中に抱きこまれて寝ていた。周りを見れば、まだ俺の部屋だった。
「ダリウス?」
「ん…?朝か…。ここは…まだお前の家か。」
「うん…。これからどうしよう。とりあえずダリウスの服がいるし、親に連絡と仕事がどうなってるのか確認しなくちゃ。あ…スマホないや…。」
向こうの世界でとっくに使えなくなっていたスマホだが大事に取ってあった。でも今はないので、初公衆電話体験だ。
使い方を読んで、先ずは実家に電話をしなきゃ。小銭もどれくらい必要か分からないので山積みだ。
プルル…プルル…プルル…カチャッ。
「あ、もしもし!」
『ただ今、留守にしております…』
留守電のメッセージが流れ始め、俺は悩んだ。どうしよう…。
「母さん。俺、潤也。突然消えてごめん。連絡出来ない状況だった。でも…幸せに暮らしてる。父さん、母さん…大好きだよ。さよなら…。」
ガチャンと受話器を置く。これで良いんだ。俺はあの世界に戻りたい。だから、なんとしてもダリウスを連れ帰らなくちゃ…。この世界では身分証がなければ暮らせない。目立つから仕事も難しいだろう。それに、万が一病気になったらこの世界でも病気を癒してやれるのか…?
何よりも、みんなが待ってる筈だ。職場には連絡どうしよう…。気になるけど、今だけは忘れて正月をしてなんとかして帰ろう!半年消えてたなら、あと三日くらい大した時間じゃないだろう!そう思い込む事に決めた。ひとまずダリウスの服!と、大きい服専門店に入り、とりあえず買う。ちゃんとフィッティングして選びたいから仮の物だけど、似合いそうなカッコいい物を選んだ。外出出来る様にコートも買った。
「ただいま~。」
「おう!おかえり…であってるか?」
「あってるよ~。はい、これ。」
「おお、着てみるわ。」
「パンツの丈大丈夫かな…?」
サイズを測ってから行ったので、どうにかコーディネート出来るな。部屋着はスウェットだけど…。
「どうした?」
「どうやったら帰れるのかなぁって思ってた。でも、最悪帰れなくても俺が養ってやるから!貯金あるから再就職も頑張るし!!」
「悪いな。俺がいると大変なんだろう?」
「そんな事ない!でも、あっちの方がダリウスには向いてるから帰りたいと思ってる。こっちは魔法もないし、身分証がいるんだ。」
しんみりした雰囲気を振り切り、せっかく服を着たんだからと外出に誘った。有名な神社は人が多いから、近所の小さな所に行ってお参りをして食事をした。夜は、太陽ビルの展望台で夜景や体験ゲームを楽しんだ。人がたくさんいて、ダリウスはめちゃくちゃ目立っている。でも、本人は俺の事しか見てなくて…かっこいいだろう?俺の恋人なんですよっ!て言いたい気分だった。
「はぁ…建物がぜんぜん違うなぁ。それに、この明るさ…。魔灯じゃこんなにならない。…綺麗なもんだな。」
ガラスの向こうには、街の灯りが広がっている。
「でも、星は見えないよ。俺は、カルタスの夜が好きだ。」
「ふぅ~ん?」
「変な意味じゃないぞ?」
「ハハッ!分かってるって。ただ、便利だから幸せって訳でもないなって思っただけだ。まぁ、俺はお前がいればどこでも良いけど。」
「またそんな事を…。でも、うん。そうだな…俺も、だよ。」
ふと視線が絡み合う。
「帰ろうか?」
「ああ。そうしよう。」
タクシーを拾って慌ただしく家に入った途端、どちらともなく触れ合う。エアコンだけスイッチを入れ、脱がせあって布団に潜り込む。
「なんだよ、今日はえらく積極的だなぁ…。」
「だって…みんながダリウスを見てた…。俺のなのに。だから、んんっ!ん…。」
熱い舌が口腔を嬲り舌を吸われると、もう全部どうでも良い気分になる。
「あ…オイル…。」
「大丈夫だ。」
キッチンから取らなきゃ、と思っていたのに、何故かベッドのすぐそばにあった。
「途中で止めたくねぇだろう?」
「うん…。早く来て欲しい…。」
トロリとオイルを窄まりに垂らされ、指が入って来る。昨夜散々抱かれたそこはまだ柔らかく、指を二本あっさりと飲み込んだ。
「あぁ…ん…。」
「エロい色してるよな…。」
「そんな事、言うなよぉ。」
「好きだって話だ。美味そうな色してやがる。」
前立腺をクリクリと刺激されて、体はビクビクと跳ねる。
「平気だから、あんたの太いのが欲しい…。」
「そんなにコレが好きか?」
俺にギンギンにいきり立ったぺ○スを見せつけて来る。
好きかって?愚問だな…。いつも振り回されるばかりじゃ悔しい。
「早く食わせて…。」
指が入ったままの尻を両手で更に広げると、ダリウスの喉がゴクリと動いた。
「たっぷり食わせてやる。」
「ぅう…ん、あっ、あぁ~!!」
指を抜かれ、一気にナカを太いものに蹂躙される。
「あ、あぁ…!」
「くっ…そんなに締めるなよ…。」
「んん…して、ない…。」
玉には少しの媚薬効果があるが、今は玉がなくても十分に感じてしまう。
「あ、そこ…もっと…!」
「ここが好きか?」
ゴリっとカリを使って前立腺を擦られると、動きに合わせて腰が揺れる。
「すき!もっと…グリグリ、して…。」
「くそっ…絡みつく…!早くイッちまうだろうが…。」
「いいよ…。俺できもちよくなって…?」
「あー、くそっ!」
「あぅっ!?」
パンッ!パンッ!と何度も激しく打ち付けられ、体がずり上がる。
「あっ!あ!ダリ、ウス!かえれ、なくても!俺が、守る、からっ!」
「ジュンヤ…!」
俺がなんとしても守る。でも、一緒に帰れたら…!
「っ!も、イク~ッ!」
「俺も、だ!」
二人で一度達して、繋がったまま息を整える。不安を打ち消す様に何度もキスをする。
「ドロドロになっちゃった…。シャワーしよ…?」
「一緒に入ろうぜ。」
「…狭いよ?」
「だから良いんだろう?」
「エロ団長様め。」
ヘロヘロの俺の代わりに湯を出して温めてくれて、支えられながら一緒に入る。
「後ろからシて良いか?」
「やっぱりスるんじゃないか…。」
「当然だろ?誰にも邪魔されないんだぜ?」
「流すんじゃじゃなかったのか?ふふ…仕方ないなぁ…。」
俺が壁に手をついて腰を突き出すと、今度はゆっくりとナカを確かめる様に入って来た。
「はぁ…ん…。」
顔が見えないのが残念だけど、バックで全部を責め立てられるのが好きだ…。
ぺ○スを扱かれながら背中に何度もキスが降って来る。
シャワーの音で喘ぎが掻き消されるかと思いきや、反響して耳からも犯されているみたいだ。
「ダリウス…すき…一緒に、帰ろう…。」
「あぁ…帰ったら…神殿に胎珠貰いに行こうぜ…。」
「あん…良いよ…。」
快感の波に溺れて大変な約束をしてしまった…。他の恋人達の嫉妬をたっぷり買うだろう。
「赤ちゃん…つくろ?」
あの世界から離れて良く分かった。目に見える繋がりの証が欲しい。
「ジュンヤ…!」
「あっ!はぁうっ!」
水音と二人の荒い息遣いが響き渡り、一瞬目の前がブラックアウトした。
「ぐっ!ごほっ!?」
「ジュンヤ!大丈夫か?水を飲んだか!?」
「げほっ!げほっ!ごほっ…。な、に?あれ…?」
俺達はあの水浴びをしていた泉にいた。
「何で…?あ。」
「心当たりあるのか?」
「ん…分かんないけど…泉は道って言葉を覚えてるんだ。」
「……。もう、ここでヤルのやめよう。」
真剣にいうダリウスを撫でる。
「でも、大丈夫な気がするなぁ。」
「何でだよ…。」
不安げな瞳を見つめる。
「俺がここにいたいって思ってるから、きっと大丈夫。」
俺の言葉に大きく目を見開いた。
「そうか…。うん。一生、一緒だよな。」
俺達は誓いのキスを交わして抱き合った。
絶対離れないよ。大好き…。
fin
ーーーーーーーーーーーーーーーー
あけましておめでとうございます。姫はじめ、お楽しみ頂けましたでしょうか。
エッチを書きたいだけだったので、深く考えてはいけません!
今年もよろしくお願いします。
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ある日、俺達はユーフォンの泉で水遊びをしてた。潜ってイチャイチャしていた筈なんだが…気がついたら俺の部屋にいた。
何を言っているか分からないって?俺もそうだよ!!しかも裸だからめちゃくちゃ寒いよっ!!
「な、なんだここは?!ううっ、寒みぃ~!!」
「何で!?俺の部屋!?って…寒っ!やばいやばい!ダリウス、待ってて!」
バスルームに駆け込みバスタオルを抱えてる。
「はいっ、タオルで拭いて!毛布~!」
慌てて体を拭いて、エアコンをつけて毛布に一緒に包まる。
「なんだ?あったかい風が吹いて来たな?魔道具か?」
「ううん。ただの機械だよ。魔力がなくても使えるんだ。」
「ほう、それなら魔力の弱い民も使えて良いな。」
二人で部屋が暖まるまで毛布にくるまって暖をとる。ワンルームなので布団も一組したかないので、ダリウスのあぐらに収まって二人で入っているんですけど…ね?
「ん…変なところ触んなよぉ…。」
「寒い時はこれが一番だろうが。」
ちゅっ、ちゅっと髪にキスをしながら、脇腹や腿を撫で続ける。…肝心なところに触れて来ないのが意地悪だ…。
「あっ…ばかぁ…。」
「それで、ここはどこだ?お前の部屋なのか?」
「ん…。俺の世界に戻って来たみたい…?でも、ダリウスもいるし…なんでだろう?」
「なんだよ、俺がいちゃダメだったのかよ。一人で帰りたかったのか?」
「違うよ!もしもあっちに帰れなかったら、俺があっちに行った時と同じで苦労するかも…。」
それに、この寒さ…俺、あの世界に行ったのは春だった。もう冬なら、失踪扱いで解雇かもそうなったら収入はっ?!貯金はあるけど、ダリウスを養わなくちゃいけないし、何より身分証明書はどうするっ?!
「お前は、こっちに残りたいのか?」
「えっ?それは…。」
色々と思うところはある。でも…。
「ううん。家族に挨拶さえ出来れば、一緒に戻りたいよ。」
「そうか。…嬉しいなぁ。」
ギュッと息苦しい程抱きしめられた。
「ふふ。きっと帰れるよ。ところでさ、腹減らない?」
「ああ、泳いだからなぁ。」
「何か買ってくるよ。」
それと、出る前に状況を知りたいからテレビもつけた。
「マジか、今日は大晦日だって?!」
「オオミソカって何だぁ?」
「ああ、一年の終わりのことを俺の国ではそう言うんだ。って、おい!なんか巻けよ!」
ダリウスさんは、暖まった室内で全裸で歩いておられます。コ・カーンのブツがブラブラですよ。自信があるってすごいですね。
「ヘェ~。変わった言い方だな。」
「もう!これ巻いてろ。」
バスタオルを持って来て巻こうとしたら、ギリギリ巻けるけど、超ミニ状態になりました。まぁ、無いよりマシなんだろうか。
「そんな服着てるんだな。そのモコモコした奴変わった素材だなぁ。」
ダウンコートがツルツルモコモコしているからか、興味深そうだ。だが、とりあえず腹が減ってるから後だ!!外に出るともう夜で、俺は近くのコンビニに走り山ほど買い物をして来た。ついでに酒も買っていく。何が何だか分からないけど、酒でも飲んで気を紛らわしても良いと思うんだ。
「ひゃあ~!!寒かった~!!」
ホットのコーヒーを飲んで温まり、お湯を沸かして蕎麦を茹でた。年末なら年越し蕎麦だろうっ!コンビニでも天ぷら買えるし、助かるよなぁ。
「変わった色の食いもんだな。」
「これ、健康や長寿を祈って食うんだ。だから試しに食ってみて。」
寒いから温かい方が良いけど、啜るのは無理だろうし、伸びない様に天ざるにしておいた。
温かい物は唐揚げとか色々つまみになりそうな物とサラダだ。箸はハードルが高いのでフォークを渡す。
「今日は全部買って来た奴で悪いな。」
「こんなにすぐ揃う商店が近くにあるのか?すげーな。」
「コンビニっていうんだよ。欲しい物は大体あるな。あ、ダリウスサイズの服はないけど。」
XLサイズのTシャツを買った来たので着せてみたが、ピッチピチではち切れそうだ。
「この生地伸びるのか?おもしろもんがいっぱいだなぁ?それに、この箱は魔法で人が入ってんのか?」
テレビを裏から見たりして、反応が新鮮で可愛い。
「映像っていうんだよ。ほら、録音する機械の映像版ってところかな。」
「ああ…。なるほど。いつか言ってた、エッチなエイゾウをこれで見るのか?」
「うっ?!覚えてたのかよ。」
「そりゃあな。衝撃だったしな。」
ニヤニヤするダリウスが、そこらへんのボタンを押しまくるとVOD画面になって、映画がずらずらと表示される。
「なんだこりゃ?変なのが映ってんな。」
「何?あ、だめ、ストップ!!」
俺がリモコンを奪いに行った時には時既に遅し。エッチなボディのお姉さんが出てくるAVをレンタルになっていた。というか、これ解約になってないんだ?と思った。
「なんだぁ?胸が膨らんでるし、なんだか丸っこい男だなぁ。」
「それが女の人だよ。」
「これがオンナか~。ふ~ん。お前、こういうのが好きなのか?」
「好きだった、だよ。今は、もう無理だと思う。」
お尻でイクのが気持ち良くなっちゃたんだもんなぁ。
「これ飲んでみる?」
ビルやチューハイを見せて選ばせるとビールを手に取り、つまみを食べながら飲む。ちょっと酔いが回って来て気分が良い。
「美味いなぁ。ちと味が濃いけどな。」
グビリとビールを飲むダリウスがなんだかエロく見えて来た。
『あっ、そんなところダメェ~~!』
「ぶっ!?ゲホッゲホッ!!もう消しぇよぉ。」
「こういう事か。お前、意外とエロいなぁ。」
「にゃに…?女の人に興味…ある?」
きっとダリウスはこっちの世界でもモテモテだよな…。もっとカッコ良くて綺麗な男もたくさんいるし、女の人が良くなって…俺以外の人を好きになるかも。そんなのやだなぁ。
「なんだよ。こんなの興味ねぇけどよ。…お前をこんな風に啼かせたいな。」
「ダリウスはカッコ良いから…誰かにとられちゃうかも。そんなのやらなぁ。」
「俺が惚れたのはジュンヤだけだぜ?」
そう言ってキスしてきて、たっぷりと時間をかけて舌を絡ませ唾液が絡み合う。
「んっ…ん。はぁ…。こっちでも、甘いねぇ。」
「ふ、可愛いなぁ。もう勃ってるぜ?抱いて欲しいのか?」
リモコンでビデオを消すと、もうすぐ日が変わるところだった。
「あろさ。新年にエッチするの、姫はじめっていうんら。その…シてみない?」
「ああ。ひめはじめ、シようぜ。なぁ…エイゾウに負けないくらい良い声聞かせてくれよ?」
その顔、エロい…。ずくんと腹の奥が疼いた。
「はっ…はぁ…ん…ぷはぁ…おっきい…。」
俺はダリウスの上に乗って、シックスナインの体勢でそそり立つぺ○スにむしゃぶりついていた。玉がないからオイルを使ってダリウスの指が俺のナカを掻き回している。
ダリウスのチョコレート、おいし…。
いっぱいシてあげたいのに、大きくて全部口に入んない…。
「んちゅ…ちゅっ…。」
茎を横から咥えて舌でねっとりと舐めあげる。
「くっ…ふぅ…ジュンヤ…。」
声を殺して呻くセクシーな声に嬉しくなって、パクリと先端を咥える。
じゅぽっ…じゅぽっ…じゅるっ…ぴちゃっ…
おいしいの、もっと欲しい…。
「あっ、んんっ!?」
太い指にナカの弱い場所をコリコリと捏ねられ腰が揺れる。
「あんっ!それ、シたら出来ないぃ~!」
「ふふっ…こっち、良いか?入りたい…。」
「もっとおいしーの欲しいのに…。」
もっといっぱい飲みたいのに、グリグリされたら声が出ちゃうよ。美味しい精液飲みたい…。
「こっちにいっぱいやるから。な?」
「やら。一回だけのませて?おいしいのしゅき~。」
「くっ…エロ可愛い…。そんなに欲しけりゃ飲ませてやるよ。」
「ん。ナカ、あんまりいじっちゃらめ…イッちゃうから…。」
「分かったよ。」
指が抜かれて、ほっとしてもう一度パクリと咥え、両手も使って上下に扱く。
「んんっ!?」
あらぬ所に熱くてぬるつく物が触れて、ぴちゃぴちゃと音を立ててア○ルを舐められると、そこが喜んでヒクつく。負けじと舌を手を駆使してお返ししてやる。
「うぅ…ん、んぐっ…ふ、う…。」
「はっ、はぁ…くそっ、ジュンヤ…もう、イく…!」
「んん。」
一滴も逃さない様に、喉の奥も使って吸い上げると、びゅっと熱い物が迸る。口の中いっぱいに広がるダークチョコレート…俺とダリウスだけの味…。口の中で少し遊ばせてから味わう。
「んん…っく。」
飲んじゃうのもったいない…。でも飲んじゃった…。
「ダリウス…おいしぃよぉ…。」
「はぁ…くっそう…先にイカされるとは…。」
「ふ…ふふっ…イッちゃったダリウス、かわいーね。あっ!?」
ころんと転がされ、上に覆い被さって来た。Tシャツを来たダリウスが新鮮…。ただのTシャツなのにめちゃくちゃかっこいい。
「お返しだ。覚悟しとけよ。」
「うん…ナカにもいっぱい欲しい…。」
うっとりとキスをしながらシャツを脱ぎ捨てる。
『スリー、ツー、ワン!あけましておめでとうございます~!』
テレビがカウントダウンを始め、新年を祝っている。
「だりうしゅ…ことし初めてのエッチ、しよ?」
足を開いて腰を揺らす。早く入って来て?
「こんの…小悪魔め…!」
バリッ!!目の前で筋肉が盛り上がった瞬間、Tシャツがビリビリに破れた。
「チッ、破っちまった…。力入れねー様にしてたのに。せっかく買ってくれたのに悪いな。」
ふぁ…カッコいい~!破れたTシャツのダリウスエロい~!
「カッコいい…しゅき…!!」
「っ!このぉ…。もう我慢出来ねぇ…挿れて良いか?」
「ん、早く来て…ん、う…はぁ、んん~!」
小刻みに出し入れしながら、ゆっくりと奥まで入って来て、窄まりの手前で止まる。
「ん…あん…やぁ…全部挿れて…。」
「ああ、行くぜ?加減はしねぇからな。」
「ぅう…!あぁ~!」
奥の奥を開かれて、ナカが熱く疼く。
「あ、あん!はぁ、あぁ~!」
「ったく。エロい体になりやがって!たっぷり付き合って貰うぜ。」
舌舐めずりする猛獣に散々揺さぶられ、一晩中喘がされた。
「んん…重い…暑い…!」
目が覚めるとダリウスの腕の中に抱きこまれて寝ていた。周りを見れば、まだ俺の部屋だった。
「ダリウス?」
「ん…?朝か…。ここは…まだお前の家か。」
「うん…。これからどうしよう。とりあえずダリウスの服がいるし、親に連絡と仕事がどうなってるのか確認しなくちゃ。あ…スマホないや…。」
向こうの世界でとっくに使えなくなっていたスマホだが大事に取ってあった。でも今はないので、初公衆電話体験だ。
使い方を読んで、先ずは実家に電話をしなきゃ。小銭もどれくらい必要か分からないので山積みだ。
プルル…プルル…プルル…カチャッ。
「あ、もしもし!」
『ただ今、留守にしております…』
留守電のメッセージが流れ始め、俺は悩んだ。どうしよう…。
「母さん。俺、潤也。突然消えてごめん。連絡出来ない状況だった。でも…幸せに暮らしてる。父さん、母さん…大好きだよ。さよなら…。」
ガチャンと受話器を置く。これで良いんだ。俺はあの世界に戻りたい。だから、なんとしてもダリウスを連れ帰らなくちゃ…。この世界では身分証がなければ暮らせない。目立つから仕事も難しいだろう。それに、万が一病気になったらこの世界でも病気を癒してやれるのか…?
何よりも、みんなが待ってる筈だ。職場には連絡どうしよう…。気になるけど、今だけは忘れて正月をしてなんとかして帰ろう!半年消えてたなら、あと三日くらい大した時間じゃないだろう!そう思い込む事に決めた。ひとまずダリウスの服!と、大きい服専門店に入り、とりあえず買う。ちゃんとフィッティングして選びたいから仮の物だけど、似合いそうなカッコいい物を選んだ。外出出来る様にコートも買った。
「ただいま~。」
「おう!おかえり…であってるか?」
「あってるよ~。はい、これ。」
「おお、着てみるわ。」
「パンツの丈大丈夫かな…?」
サイズを測ってから行ったので、どうにかコーディネート出来るな。部屋着はスウェットだけど…。
「どうした?」
「どうやったら帰れるのかなぁって思ってた。でも、最悪帰れなくても俺が養ってやるから!貯金あるから再就職も頑張るし!!」
「悪いな。俺がいると大変なんだろう?」
「そんな事ない!でも、あっちの方がダリウスには向いてるから帰りたいと思ってる。こっちは魔法もないし、身分証がいるんだ。」
しんみりした雰囲気を振り切り、せっかく服を着たんだからと外出に誘った。有名な神社は人が多いから、近所の小さな所に行ってお参りをして食事をした。夜は、太陽ビルの展望台で夜景や体験ゲームを楽しんだ。人がたくさんいて、ダリウスはめちゃくちゃ目立っている。でも、本人は俺の事しか見てなくて…かっこいいだろう?俺の恋人なんですよっ!て言いたい気分だった。
「はぁ…建物がぜんぜん違うなぁ。それに、この明るさ…。魔灯じゃこんなにならない。…綺麗なもんだな。」
ガラスの向こうには、街の灯りが広がっている。
「でも、星は見えないよ。俺は、カルタスの夜が好きだ。」
「ふぅ~ん?」
「変な意味じゃないぞ?」
「ハハッ!分かってるって。ただ、便利だから幸せって訳でもないなって思っただけだ。まぁ、俺はお前がいればどこでも良いけど。」
「またそんな事を…。でも、うん。そうだな…俺も、だよ。」
ふと視線が絡み合う。
「帰ろうか?」
「ああ。そうしよう。」
タクシーを拾って慌ただしく家に入った途端、どちらともなく触れ合う。エアコンだけスイッチを入れ、脱がせあって布団に潜り込む。
「なんだよ、今日はえらく積極的だなぁ…。」
「だって…みんながダリウスを見てた…。俺のなのに。だから、んんっ!ん…。」
熱い舌が口腔を嬲り舌を吸われると、もう全部どうでも良い気分になる。
「あ…オイル…。」
「大丈夫だ。」
キッチンから取らなきゃ、と思っていたのに、何故かベッドのすぐそばにあった。
「途中で止めたくねぇだろう?」
「うん…。早く来て欲しい…。」
トロリとオイルを窄まりに垂らされ、指が入って来る。昨夜散々抱かれたそこはまだ柔らかく、指を二本あっさりと飲み込んだ。
「あぁ…ん…。」
「エロい色してるよな…。」
「そんな事、言うなよぉ。」
「好きだって話だ。美味そうな色してやがる。」
前立腺をクリクリと刺激されて、体はビクビクと跳ねる。
「平気だから、あんたの太いのが欲しい…。」
「そんなにコレが好きか?」
俺にギンギンにいきり立ったぺ○スを見せつけて来る。
好きかって?愚問だな…。いつも振り回されるばかりじゃ悔しい。
「早く食わせて…。」
指が入ったままの尻を両手で更に広げると、ダリウスの喉がゴクリと動いた。
「たっぷり食わせてやる。」
「ぅう…ん、あっ、あぁ~!!」
指を抜かれ、一気にナカを太いものに蹂躙される。
「あ、あぁ…!」
「くっ…そんなに締めるなよ…。」
「んん…して、ない…。」
玉には少しの媚薬効果があるが、今は玉がなくても十分に感じてしまう。
「あ、そこ…もっと…!」
「ここが好きか?」
ゴリっとカリを使って前立腺を擦られると、動きに合わせて腰が揺れる。
「すき!もっと…グリグリ、して…。」
「くそっ…絡みつく…!早くイッちまうだろうが…。」
「いいよ…。俺できもちよくなって…?」
「あー、くそっ!」
「あぅっ!?」
パンッ!パンッ!と何度も激しく打ち付けられ、体がずり上がる。
「あっ!あ!ダリ、ウス!かえれ、なくても!俺が、守る、からっ!」
「ジュンヤ…!」
俺がなんとしても守る。でも、一緒に帰れたら…!
「っ!も、イク~ッ!」
「俺も、だ!」
二人で一度達して、繋がったまま息を整える。不安を打ち消す様に何度もキスをする。
「ドロドロになっちゃった…。シャワーしよ…?」
「一緒に入ろうぜ。」
「…狭いよ?」
「だから良いんだろう?」
「エロ団長様め。」
ヘロヘロの俺の代わりに湯を出して温めてくれて、支えられながら一緒に入る。
「後ろからシて良いか?」
「やっぱりスるんじゃないか…。」
「当然だろ?誰にも邪魔されないんだぜ?」
「流すんじゃじゃなかったのか?ふふ…仕方ないなぁ…。」
俺が壁に手をついて腰を突き出すと、今度はゆっくりとナカを確かめる様に入って来た。
「はぁ…ん…。」
顔が見えないのが残念だけど、バックで全部を責め立てられるのが好きだ…。
ぺ○スを扱かれながら背中に何度もキスが降って来る。
シャワーの音で喘ぎが掻き消されるかと思いきや、反響して耳からも犯されているみたいだ。
「ダリウス…すき…一緒に、帰ろう…。」
「あぁ…帰ったら…神殿に胎珠貰いに行こうぜ…。」
「あん…良いよ…。」
快感の波に溺れて大変な約束をしてしまった…。他の恋人達の嫉妬をたっぷり買うだろう。
「赤ちゃん…つくろ?」
あの世界から離れて良く分かった。目に見える繋がりの証が欲しい。
「ジュンヤ…!」
「あっ!はぁうっ!」
水音と二人の荒い息遣いが響き渡り、一瞬目の前がブラックアウトした。
「ぐっ!ごほっ!?」
「ジュンヤ!大丈夫か?水を飲んだか!?」
「げほっ!げほっ!ごほっ…。な、に?あれ…?」
俺達はあの水浴びをしていた泉にいた。
「何で…?あ。」
「心当たりあるのか?」
「ん…分かんないけど…泉は道って言葉を覚えてるんだ。」
「……。もう、ここでヤルのやめよう。」
真剣にいうダリウスを撫でる。
「でも、大丈夫な気がするなぁ。」
「何でだよ…。」
不安げな瞳を見つめる。
「俺がここにいたいって思ってるから、きっと大丈夫。」
俺の言葉に大きく目を見開いた。
「そうか…。うん。一生、一緒だよな。」
俺達は誓いのキスを交わして抱き合った。
絶対離れないよ。大好き…。
fin
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あけましておめでとうございます。姫はじめ、お楽しみ頂けましたでしょうか。
エッチを書きたいだけだったので、深く考えてはいけません!
今年もよろしくお願いします。
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