異世界でおまけの兄さん自立を目指す

松沢ナツオ

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ハネムーン編

ハネムーン編 エリアス 4 *R18

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 金色の瞳が、俺を喰らい尽くすためにギラギラとした欲望に燃えている。

「本当は、おまえをいつも私の手元に置いて、誰にも見えないところに閉じ込めておきたい。本気で命じれば、伴侶であろうとも手を出せないところに隠すこともできる」
「ティア……」

(恐ろしいほどの執着心を、ずっと隠していたのか——)

 ゾクリと肌が粟立アワダつ。でも、それは恐怖ではない。これまでひた隠しにして、常に平等であろうとしてきたティアの激しい執着が嬉しかった。

「ティア。良いんだよ。そういう気持ちを教えてくれて、すごく嬉しい」
「恐ろしくないのか? それに——みっともない本性を知られたら幻滅されると思っていた」
「怖くないし、幻滅もしない。ねぇ、ティア。俺は、ティアにされるが好きなんだ。俺をがんじがらめに縛って——」
「ジュンヤッ!!」
「んっ、んん」

 激しく貪るキスで呼吸さえもからめ取られそうになる。舌を擦り付けあい、溢れそうになる唾液を飲み込んで、ティアの力を味わう……

「ナカにも、飲ませて……」
「綺麗だ、ジュンヤ……愛している」
「んうっ、はぁ、はっ! あ~~っ」

 ティアのカリ高のぺ○スが、ずくずくと俺のナカを押し広げてくる。結婚初夜からみんなに愛され続けているそこは、なんの苦痛も感じない。
 俺は、もっと奥深くまで味わいたいと腰をあげて、奥深くまでティアを迎え入れた。

「はぁぁ……すごく、イイ……あっ、なんか、変」

 おなかの奥が、すごく熱い。もっともっと深く繋がりたい。

 ナカにいるティアが愛しくてたまらない——

「可愛いな、ジュンヤ。これだけでイキそうなのか?」

 ティアが優しく髪を撫でながら抽送を開始する。
 まだ入ってきただけなのに、どうしてこんなに気持ちいいんだろう。

「だって、あっ! なんか、きもちぃ! あっ、あっ!!」
 
 ガチャガチャ! ゴンッ!!

「えっ? な、何?」

 生垣の向こうから大きな音がして、うっとりとした気分が一瞬正気に返ってしまった。

「生垣の周囲には警護がいる。何か落としただけだろう」
「えっ?! 誰かいるの?!」
「私たちの周りには常に誰かがいる。分かっているだろう? それに、ここは安全かもしれないが、生垣以外は塀もない。だから警備をしている」
「じゃあ、聞こえてるかもっ! 俺、部屋でシたい……」

 エッチはしたいけど、外に誰かがいると分かってるのに出来ないよ~!

「抜いて……部屋に行こ、あぅっ! あっ! まっ、あんっ!」
「やめられるわけがない。分かっているだろう? 私は、こんなにもジュンヤを求めている」
「あっ、ん! んっ、んぐっ」

 容赦なく攻められて、声が抑えられなくなり手で口を覆い必死で喘ぎを噛み殺す。

「こら、声を聞かせろ」
「んぐ、んん~~!」

 無理だと首を横に振ると、ティアがニヤリと笑った。

「なるほど。その誘いに乗ってやろう。ジュンヤは声を聞かせたくない。私は聞きたい。だが、無理やり手を外すなんてヤボはしない。自分で手を外すように促すまでだ」

 えっ? 何それ? 俺、何されちゃうの?

「大好きなここを、たっぷり可愛がってやろう」
「ふっ! ん~~っ!! んっ!」

 ティアは前立腺をコツコツ何度も突いてきて、それだけで腰が蕩けそうに気持ちがよかった。その上、時々奥深くをえぐり、カリで中をかき回した。

「ほら、いいのだろう? 可愛い啼き声を聞かせろ」
「ふぐぅ! ん~! んっ!!」
「ふふふ。強情だな。そんなところも堪らない。どこまで我慢できるかな?」

(どうしよ! きもちい! もう、イく! イクイクッ!!)

 奥がビクビク痙攣して、あと数回突かれたらイッてしまう——
 それなのに。

(えっ?! うそ……!)

 ずるりと全部引き抜かれ、絶頂寸前のアナルが虚しくパクパクとしているのが見えた。

(なんで? どうして?)

「ジュンヤ。イきたいのなら、どうするかわかるな?」
「なん、で……」
「この艶姿を見せる気はないが、私がジュンヤをどれほど愛しているのは見せつけたい。その手を外してくれるな?」
「でも」
「それ以上に、私がジュンヤの声を聞きたい。——お願いだ」

(——お願い)

 切なそうな表情に、思わず両手を伸ばしてティアの頬を包んだ。

「もう……しょうがないなぁ」

 俺はティアの、この表情に弱いんだ。甘やかしてドロドロにしてやりたくなる。

「では、存分に啼け」
「——っ!! あっ、きゅう、に! っくぅ」

 バチュッバチュッ!! ぬぽっぬぽっ……

 ティアが俺の腰を消えあげ、二人が繋がるソコを見せつけて来た。ゆっくり流れていくぺ○スをうっとりと見つめていた。

(あぁぁ……すごいのが、俺のナカに……)

「見ているか?」
「ふぁっ、見て、る! んっ」

 手で抑えるのはやめたが、やはり声を押し殺してしまうのは仕方がないと思うんだ。

「声を抑えるな」
「だっ、て。んうっ! あ、そこ、ダメダメッ! ——っ!!」

 あと少しだったそこは、奥をコツンと突かれただけでビュルっと白濁が飛び散った。

「もうイッたのか? ククッ……うねって締めつけて、大歓迎だな」

 あんなに焦らされたら、誰だって我慢出来ないって!

「うぁっ、まだ、動いちゃ、だ、あっ、あっ!! んうっ!」

(そこ、きもちよすぎっ! むりっ! イッてるのに!)

「まだまだこれからだぞ?」
「おね、が、い。すこし、ああっ! まって」
「待たない。甘えてもいいのだろう?」

 ちゅっと優しくキスしておねだりをされれば、もう拒めない。

「ん、いい」
「ふふふ……ありがとう、ジュンヤ」
「あぅっ! いい、けど、ゆっく、んあっ!」

 イッたばっかりなのに激しくピストンされ、気持ちよすぎてお頭がおかしくなりそう……! それに、なんか声が響いてる気がする! 

「激しいのが好きだろう? 素直になれ」
「や、声、響いて、恥ずか、しぃ!」
「ああ、聞こえているだろうな。私たちの愛の深さを聞かせてやろう」
「いじわ、るぅ! んあっ! あ~っ」

 恥ずかしいのにやめて欲しくない……
 奥にいっぱい注いで欲しい……

「締め付けが強くなったぞ? 恥ずかしいのがいいのだな?」
「ちが、ん! んうっ!」
「はぁ、もう、私も、限界、だ」
「ん、きて。早く、ちょうだい」

 ナカのティアがひときわ大きくなった気がした。来る、と思ったら、きゅんっと締めつけてしまった。その瞬間、ナカに熱い飛沫が注がれた。

「あああぁ……熱い……ん、きもちい……」
「くっ、ふ……ジュンヤ……」

 ティアがセクシーに呻いて、ああ、俺で気持ち良くなってくれた、と嬉しくて仕方がない。

「ティア、あいしてる……」
「ジュンヤ。私の愛は重い……全て、受け止めてくれ」
「うん……」
「だから、もう一度、いいか?」
「ふぁ?」

 ん? たった今、イッたよね? 湯船にも入ってないよね? 確かに二回戦はよくあるけど……

「おふろ、入りたい……」
「ああ、ジュンヤは風呂が好きだからな。希望通り、湯の中でシよう」
「え? 待って、おれ、まだ、ナカが変だからぁ」
「何度でもイけばいい」

 ティアは、一度抜いても隆々とそびえるぺ○スを隠しもせず、俺をヒョイっと抱いて湯船に入る。湯船の中には座れるように段差があり、膝の上に背後から抱え込まれた。

「ティア、流さなきゃ!」
「この湯はどんどん入れ替わるそうだから問題ない。それに、湯の行き着く先は、またジュンヤの力で素晴らしい出来事が起きるだろう」

 そう言って楽しそうに笑う。

「ほら、穢れがなくても、ジュンヤが触れたものは全て輝く……だから、いいだろう?」
「おれ、ベッドでいっぱい、シた、んん~~!! あ、もう、いれちゃ、あっ」

 力の抜けた俺を抱きしめて支えながら、あっという間に俺の中に侵入するティア。

「嫌か? 抜いたほうが良い?」
「もう! ドS……」

 挿入しても動かさずに、体に湯をかけてくれる。確かに、もう一回はシたいです。ナカがうずうずいています。でも、でも~!! ベッドがいいなぁ!! 

「こうして、揺らすだけなら許可してくれるか?」
「ん、あ、あ、はぁ」

 ゆさゆさと優しく揺さぶられる。

(もっと、ゴリゴリして欲しい……)

「ん、ティア」

 腰を揺らして、もっと欲しいな、と伝える。いや、だって口に出していうのは恥ずかしいからさぁ。ベッドの中なら二人きりだし言えるんだけど……

「なんだ?」
「だから、もっと……」
「もっと?」
「——シて」
「聞こえないな」

 ティアもマテリオと同じむっつりすけべだ。そしてドS!! 羞恥プレイが大好きでいじわるだ!!

「おねがい……突いて」
「ふむ、こうか?」
「んあっ! あっ!」

 二回だけ動いてすぐにやめてしまう。

(それっぽちじゃ足りない……もっとぐちゃぐちゃにして、おなかいっぱいにして……)

 自分で上下に揺らせば、それだけでも最高に気持ちいい。

「ティア、おねがい。めちゃくちゃに突いて」

 護衛に聞こえないように小声でささやくと、ティアがクスリと笑った。

「いいとも」
「あんっ! はぁ、あ、んっ!」

 今後こそ容赦なく突き上げられて、頭の中は真っ白になった。乳首もぺ○スも同時に攻められて、きもちいいしかなくなるんだ。

 バシャ!! バシャ!! バシャ!!

 ティアの攻めの激しさにお湯が波だち、大きな音を立てる。

「ぜんぶ、だめ、あ、すぐイク」
「何度イッても大丈夫だ。腹が膨れるまで注いでやろう」
「ん、いっぱい、シて」
「縛ってやろうか?」

(やらしいかっこうで、エッチしたい……)

「しばって、ん、あっ! ほし、い。はずかし、こと、して」
「くっ…! ジュンヤ、私の、もの、だ」

 もう一度俺のナカに熱い精液が注がれて、狂おしいほどの絶頂を迎えた。
 目を瞑り、うっとりと激しい絶頂感が収まるのを待っていた。

「はぁ、はぁ……」
「ふぅ……本当に、私の妻は唯一無二だな」
「ティアも、とくべつ……」
「——嬉しいよ、ジュンヤ。ほら、目を開けて見てごらん」
「なに? っ!!——なん、で」

 浄化とは違う光が、湯の中で揺らめいていた。

「しょうきは、ないのに……」
「愛の証かもな」
「それ、素敵な言葉だね」

 ちゅっとキスを交わすと、またティアが俺を抱き上げた。

「では、ベッドで続きを」
「ふぇっ!?」
「縛って欲しいのだろう?」
「お手柔らかに……」

 そのあと、宿にティアが持ち込んだのはエッチなアイテムで……
 これは、俺たちだけの秘密です!

 

 

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