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4章
絆の夜 4 *R18
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「マテリオ?」
爛々と輝くルビーの瞳は、真っ直ぐに俺を見つめている。横向きに優しく寝かされて、ゆっくりと体を撫でてくれる手から治癒が流れ込んで来る。
「待つのは長かった……それに、私の知らない顔がたくさんあるのだな」
「ぜんぶ、おれだよ?」
くらくらふわふわとして、思考がまとまらない。
「ああ。こんな風に身動き取れずにされるがままにされているお前も……綺麗だ。私に跨って腰を振る姿の方が好みではあるが」
「じゃあ、これ、とっていいよ……」
「いや。もう少し見ていたい。こちらだけは外そう」
そう言って右手だけ解放され、左は未だ繋がれたままになった。
「体は大丈夫か? 私がすぐに癒してやろう」
「んっ……」
キスして唾液をこくりと飲み込めば、体内に治癒が広がり流れを作り始める。まるで強い酒を飲んだ時の様に、体の内側がかっと熱くなる。
「ふぁ、あぁ……マテリオ……」
「動けそうか?」
「まだ、もう少し……もっとぉ……」
「そうか。やはり内側からの治癒の方が早いな」
「ーーえっ?」
背後に回ったマテリオは、拘束されたままの左足を抱え上げあっという間に俺を奥深くまで貫いた。
「っはぁ! ああっ! はぁ……んんっ……いっき、は、あぁぁ……ん~!」
「ふぅ……すっかり中が蕩けているな。だが、少し腫れている。今、治してやろう」
ずんずんと抽送を始め、突き上げられる度に体内に治癒を注がれ一瞬で抵抗出来なくなってしまう。
「あっ、すごっ、い! あっ、あっ! ふぁっ?! や、耳、なめちゃ、あっ! ちくび、らめぇ……!」
突きながら耳を舐めしゃぶり、乳首をくりくりと絶妙の力加減で揉み潰されてる。触れている全ての場所から治癒が俺の中へと染み渡り、疲れ果てた体に力が蘇る。
夢中になってナカにいるマテリオを締め付けながらリズムを合わせて腰を振る。
もっと奥まで、激しく突いて……!
「ジュンヤッ、締めすぎ、だっ。っくぅ……」
「はっ、はぁ、だって、イイ、からぁ~!」
「では、好きなところを自分で擦るか?」
「はっ、はぁ、え? なに?」
「左手の鎖も外すから、乗ってくれ。」
のる? のるって……騎乗位って事?
「いま……?」
「今だ。私を迎えに来てくれた時の様にして欲しい。この胸に渦巻く物を取り払う為に」
「何が、ある?」
「ーー嫉妬、だ。ようやく分かった。お三方と私は違う愛し方をしているのだと思ってきた。だが、いつも何かがもやもやと私を苛立たせていた……」
動きを止めたマテリオの方を振り向くと、珍しく苦悩に満ちた顔で俺を見下ろしている。
「お三方は、私がお前と打ち解ける前から仲間として過ごしていた。その間の、私の知らないジュンヤがいる。それが……羨ましい」
そうか。それに、みんなより遅く恋人になった分の遠慮もあったのかもしれないな。
「いいよ。じゃあ、これ外してくれるか? ん、はぁ……!」
ずるりと太いものが抜けていき、マテリオがパチリとチェーンを外した。俺は自由になった手足を軽く揉む。
マテリオの治癒のお陰で、俺の治癒と浄化はパワーアップし、力の抜けた体は自由に動かせる程に回復した。
「マテリオ、横になって?」
「ああ」
仰向けに横たわったマテリオを跨いで、雄々しく立ち上がるぺ○スと俺のぺ○スを一緒に握って擦ると、二人の熱が合わさって心地良い治癒が循環し始める。
「おいおい、ジュンヤが乗るのかよ……!」
「ふっ、私にも乗ってくれたぞ?」
「あぁ~ジュンヤ様が、あんなにエッチな事を~!」
くっ、見られててめちゃくちゃ恥ずかしい! できれば黙ってて!
だけど、マテリオの事もみんなに示さなきゃいけないんだ。俺が神殿からこいつを分捕って来たんだから。
「何度も言うけど、マテリオは俺の物だ。絶対に手放さないし、俺もあんたの物だ。良いな?」
「ああ。私は最後の血の一滴までお前の物だ」
「上等」
クスクスと笑い合った後、腰を浮かせてマテリオのぺ○スを右手で支え、ゆっくり腰を落としていく
治癒して貰ってなかったら、絶対この体位は出来なかった……
「ーーっ、ふぅ……ん、ん、はぁ……俺が、動くから、しばらく良い子にしてろよ?」
ゆっくりと俺の中にマテリオを導く。
すごく、気持ちいい……!
「ふっ……任せる。私の上で踊ってくれ」
「ばぁか……」
はぁ……こいつと繋がるの、気持ち良すぎ。マテリオは無意識に治癒をガンガン流してくるから、何度でもイけちゃう……!
あ、ここ。ここをカリで擦られるの、好き……
ゆさゆさと自分のイイところにマテリオのカリを当てて堪能する。
マテリオから溢れ出す先走りが俺のナカに溶け込んでいく。それをナカに擦り込むように……
気持ちいい、きもちぃ、すき……!! もっとナカに塗り塗りしたい……!
「うっ、ふう、ジュンヤ……!!」
俺の下で身を任せているマテリオは、切なげに呻きながら額に汗が滲んでいる。マテリオは感じてると、舌をチロチロと出す癖があると最近知った。
可愛い……そんなに、俺のナカ、きもちいい?
下になっているとされるがままだけど、上になると俺が攻めてるみたいで好きだ……思う存分マテリオの硬いぺ○スを好きなところに当てて腰を振る。
あぁ、かたいの、すごくいい……
グチュグチュといやらしい音を立てて奉仕する繋がりから、こぽっと音がして三人分の精液が零れてしまった。
「あっ、やっ、でちゃっ、たぁ。やら、なくなっちゃうっ!」
ヤダ! もらったのこぼれちゃう! ヤダヤダ!
「私のを、注いでやる!」
「うんっ、うんっ! はやく、くれよぉ~!」
自分がイイ動きからマテリオが好む大きな抽送に変えて、早く注いで欲しいと強請るのを止められない。
こぼれたぶん、ナカにほしい!
「はぁっ、ふっ、あんっ!あっ、イイ!」
「っく! はぁ、綺麗だ……ジュンヤ……! 眩しいくらい美しい……!」
「マテ、リオ! すき! すきぃ……!」
「愛してる……私のジュンヤ、もっと、私をっ、求めて、くれ……!」
可愛い事を言うマテリオに、きゅんっと、ときめいてしまう。
なんだよ、急にそんな事言って。大丈夫、マテリオも特別な一人だって、教えてやる。
でも、キスしてあげたくて屈み込むと、深く深く受け入れなきゃいけなかった。
ヤバッ! これだけでイきそっ……!!
「はぁっ! はふっ……はぁ~!」
唇に届く前に動きを止めて、必死で深呼吸をする。まだイきたくない……。もっともっと、この男を狂わせてから、一緒にイきたい!
「はぁっ、はぁっ! は~! ふぅ……!」
「はぁ、はぁ……大丈夫か?」
「キ、キス、したいっ」
「私も、だ!」
「ひぅっ!?」
どんと一つ突き上げられ最奥まで治癒を流し込まれて、良すぎて真っ白になり、ふらりと体が傾いだ。
そんな倒れそうな体を下から支えられ、マテリオが上半身を起こした。
「一瞬飛ぶほど良かったか?」
「うん……きもちい……なぁ、もう、動けよぉ~! 早くゴリゴリして、せーえき、そそいで?」
チュッチュっとキスをしながら、腰を揺らす。
「ああ、私も限界だ。このまま……良いな?」
「きて、早くっ! あっ! あうっ! あ、あ、ああっ!」
抱きしめられてその腕に身を委ねて突き上げられる。二人の治癒が、更に激流の様にお互いを行き来していく。
おれたち、今……完全にこの流れの中で一体になっている……
肉体がお互いを分け合っているだけで、魂まで溶け合っていく気がする。
「ああ……ジュンヤ……!」
「ひぅっ! イクッ! も、イクイクイクッ!」
「まだ、だっ! 我慢、し、ろっ!」
「むり、むり! あっあっ、あ! っ!! ーーっ!!」
「っくう! こら、先に、イッたな?」
「ぁぁう! はぅぅっ! だっ、て、ぁぁあ~!」
イッたままの俺を容赦無く抉られ、激しい絶頂が止まらないまま、ひたすらマテリオの想いを受け止める。
「そのまま、イッていろっ!」
ぜんぶ、やるから……
あんたのぜんぶを、おれによこせ……
「く、くぅ! 私も、もうっ……!」
そそいで……
あんたの力でおれの全てを癒して塗り替えて……
「ーーーーっ!!」
奥深くに、熱い熱い力が注ぎ込まれて、その熱に溺れて身悶える。
「ふぁぁ……マテリオ……!」
「っ、ふぅ……はぁ、はぁ……!!」
「マテリオぉ……もっと、するぅ~」
マテリオの精液を奥に注がれた事で、俺はまたみんなに抱かれる体力も気力も蘇っていて、ナカがうずうずと疼く。
「ぬかないで……」
「ーーそうか。まだまだ、大丈夫だな?」
「だいじょうぶ、だからぁ~。もっとせーえきほしい……おねがい、ほしい」
腰を揺らして、まだ俺の中で硬さを保つぺ○スを揺する。
「全く足りないそうですよ、皆様」
「ふぇ?」
そうだった……ちょっと飛んで三人がいるの忘れてた。
「マテリオの治癒ですっかり回復したな。では、この後は皆で愛してやろうではないか」
「おう、今度は上の口と下の口、両方可愛がってやろうぜ」
「ジュンヤ様、もう一度良いですか?私は我慢が出来ません……!」
三人はどれだけ耐えていたのか、ぺ○スは先走りでドロドロで待たせてしまって申し訳ない気持ちで一杯になる。
それにーーーーテラテラと光ってる三人のぺ○スが、堪らなく美味しそうに見える。
「おいしそう……それ、なめたい……こっちにも、のませて?」
口をあ~んと開けてお願いする。美味しい美味しい、俺だけに甘い滴が欲しい。
「「「!!!」」」
「っ!? なんて顔を……! では、抜くぞ?」
「あ、やらぁ~ぬかない~!」
「またしてやるから、我慢しろ」
ずるんと抜けてしまうと、アナルが寂しがってパクパクしているのを感じる。
「おしり、さみしぃ」
「なんと淫靡で可愛らしい妃だ。最高の伴侶と出会えて私は幸せ者だな」
「ティアの、なめていい?」
「もちろんだ」
「じゃ、俺は後ろを可愛がってやる。ジュンヤ、四つ這いになってこっちに尻を向けられるか?」
「ん……こう?」
ダリウスに言われるままに犬の様に四つ這いになってダリウスに尻を高く掲げると、長い長いぺ○スが一気に埋め込まれてきた。
「あ~っ! あ~っ!!」
「くぅ~! すっげぇ……マテリオが最後ってのは、結果として最高の配置だなぁ」
「確かにそうかもしれぬ。さっきまでふわふわと危なっかしかったが、この体位を取れるほど回復するとはな」
「ジュンヤ様、私は可愛い乳首を弄ってあげますからね?」
「では、私は反対を。」
両サイドから二人が乳首を刺激し始めて、全方位から責められて堪らなく気持ちいい。
「あっ、あんっ! ティア、はやく、なめさせて!」
「ふふっ……これか?」
目の前に突き出されたティアのぺ○スをちろりと舐めると、甘いイチゴ味が口内に広がる。
もっと、ほしい……
パクリと咥えて舌を這わせると、ジュワッと溢れた先走りがトロトロと溢れてきて、夢中で舐めとる。
ティアにも気持ち良くなって欲しいと精一杯奥まで咥えると、苦しくて咳んでしまった。
「ぷはっ! ゲホッ! ゴホッ!! ぜんぶ口にはいんないぃ……」
「無理をしなくて良いぞ。十分気持ちが良いからな」
奥まで咥えようとしてむせてしまった俺の髪を、優しくティアは撫でてくれた。でも、いっぱいいっぱい気持ち良くしてあげたい……
「やら、がんばる。きもちよくしてあげたい。あむっ……ん、んうっ!」
れろれろと茎とカリ首に舌を這わせ精一杯の奉仕をしながらも、ダリウスの腰づかいに翻弄される。更にエルビスとマテリオが乳首や体を弄り、理性なんかぶっ飛んでしまう。
「ん~、これだとフェラしにくいみたいだな。エリアス、ちょっと離れろ。体位を変えてやる」
「な、なに? ぅわっ?!」
ふわっと体が浮いたと思ったら、ダリウスが横になり背面騎乗位に変えられた。
「俺の上でも、頑張って腰振ってくれよ。それに、これならフェラしながらエルビスとマテリオのモノにご奉仕出来るぞ、花嫁さん? 今夜は簡単に終わらねぇからな?」
「ふかいっ! ふかいよぉ……!」
自重でずぶずぶと奥深くまで繋がり、電流の様な快感が駆け巡る。
「ダリウス……そなたは鬼畜だな……」
「どエロ団長はどこまでもどエロなのです、殿下」
「ジュンヤ、大丈夫か?治癒が必要かっ?!」
「へへっ。でも、俺達の花嫁はめちゃくちゃ感じてるぜぇ?ほら見ろよ。腰が揺れてる」
「ばかぁ、いうなぁ~!」
だって、どこもかしこも気持ち良くて……
「ふぁ……はやく、いっぱい、して。おれの……だんなさまたちぃ……!」
はしたなくお願いして、突き上げられながら三人のぺ○スを握り、交互に口で奉仕をして……
疲れ果てぐったりすれば、マテリオの治癒で回復され、また順に愛される。
「おしり、こわれちゃうぅ……」
「私がいるから心配ない」
「マテリオ、みんな……もう、ゆるして……」
初夜は五人でベッドに入り一晩中愛され、翌日からは、ティア、ダリウス、エルビス、マテリオの順に丸一日愛されるそうだ。
これから数日は、文字通りベッドの住人と化してひたすら貪られ喘がされるんだろう。
俺の全てを四人に捧げて、生涯を共に生きる一歩を踏み出した。
終わらない夜に、ただひたすら溺れていく……
ーーーーー
次話、最終回です! 朝の更新です。
完結表記に切り替える為手動でアップします。数分のずれが生じるかもしれませんが、よろしくお願いします!
爛々と輝くルビーの瞳は、真っ直ぐに俺を見つめている。横向きに優しく寝かされて、ゆっくりと体を撫でてくれる手から治癒が流れ込んで来る。
「待つのは長かった……それに、私の知らない顔がたくさんあるのだな」
「ぜんぶ、おれだよ?」
くらくらふわふわとして、思考がまとまらない。
「ああ。こんな風に身動き取れずにされるがままにされているお前も……綺麗だ。私に跨って腰を振る姿の方が好みではあるが」
「じゃあ、これ、とっていいよ……」
「いや。もう少し見ていたい。こちらだけは外そう」
そう言って右手だけ解放され、左は未だ繋がれたままになった。
「体は大丈夫か? 私がすぐに癒してやろう」
「んっ……」
キスして唾液をこくりと飲み込めば、体内に治癒が広がり流れを作り始める。まるで強い酒を飲んだ時の様に、体の内側がかっと熱くなる。
「ふぁ、あぁ……マテリオ……」
「動けそうか?」
「まだ、もう少し……もっとぉ……」
「そうか。やはり内側からの治癒の方が早いな」
「ーーえっ?」
背後に回ったマテリオは、拘束されたままの左足を抱え上げあっという間に俺を奥深くまで貫いた。
「っはぁ! ああっ! はぁ……んんっ……いっき、は、あぁぁ……ん~!」
「ふぅ……すっかり中が蕩けているな。だが、少し腫れている。今、治してやろう」
ずんずんと抽送を始め、突き上げられる度に体内に治癒を注がれ一瞬で抵抗出来なくなってしまう。
「あっ、すごっ、い! あっ、あっ! ふぁっ?! や、耳、なめちゃ、あっ! ちくび、らめぇ……!」
突きながら耳を舐めしゃぶり、乳首をくりくりと絶妙の力加減で揉み潰されてる。触れている全ての場所から治癒が俺の中へと染み渡り、疲れ果てた体に力が蘇る。
夢中になってナカにいるマテリオを締め付けながらリズムを合わせて腰を振る。
もっと奥まで、激しく突いて……!
「ジュンヤッ、締めすぎ、だっ。っくぅ……」
「はっ、はぁ、だって、イイ、からぁ~!」
「では、好きなところを自分で擦るか?」
「はっ、はぁ、え? なに?」
「左手の鎖も外すから、乗ってくれ。」
のる? のるって……騎乗位って事?
「いま……?」
「今だ。私を迎えに来てくれた時の様にして欲しい。この胸に渦巻く物を取り払う為に」
「何が、ある?」
「ーー嫉妬、だ。ようやく分かった。お三方と私は違う愛し方をしているのだと思ってきた。だが、いつも何かがもやもやと私を苛立たせていた……」
動きを止めたマテリオの方を振り向くと、珍しく苦悩に満ちた顔で俺を見下ろしている。
「お三方は、私がお前と打ち解ける前から仲間として過ごしていた。その間の、私の知らないジュンヤがいる。それが……羨ましい」
そうか。それに、みんなより遅く恋人になった分の遠慮もあったのかもしれないな。
「いいよ。じゃあ、これ外してくれるか? ん、はぁ……!」
ずるりと太いものが抜けていき、マテリオがパチリとチェーンを外した。俺は自由になった手足を軽く揉む。
マテリオの治癒のお陰で、俺の治癒と浄化はパワーアップし、力の抜けた体は自由に動かせる程に回復した。
「マテリオ、横になって?」
「ああ」
仰向けに横たわったマテリオを跨いで、雄々しく立ち上がるぺ○スと俺のぺ○スを一緒に握って擦ると、二人の熱が合わさって心地良い治癒が循環し始める。
「おいおい、ジュンヤが乗るのかよ……!」
「ふっ、私にも乗ってくれたぞ?」
「あぁ~ジュンヤ様が、あんなにエッチな事を~!」
くっ、見られててめちゃくちゃ恥ずかしい! できれば黙ってて!
だけど、マテリオの事もみんなに示さなきゃいけないんだ。俺が神殿からこいつを分捕って来たんだから。
「何度も言うけど、マテリオは俺の物だ。絶対に手放さないし、俺もあんたの物だ。良いな?」
「ああ。私は最後の血の一滴までお前の物だ」
「上等」
クスクスと笑い合った後、腰を浮かせてマテリオのぺ○スを右手で支え、ゆっくり腰を落としていく
治癒して貰ってなかったら、絶対この体位は出来なかった……
「ーーっ、ふぅ……ん、ん、はぁ……俺が、動くから、しばらく良い子にしてろよ?」
ゆっくりと俺の中にマテリオを導く。
すごく、気持ちいい……!
「ふっ……任せる。私の上で踊ってくれ」
「ばぁか……」
はぁ……こいつと繋がるの、気持ち良すぎ。マテリオは無意識に治癒をガンガン流してくるから、何度でもイけちゃう……!
あ、ここ。ここをカリで擦られるの、好き……
ゆさゆさと自分のイイところにマテリオのカリを当てて堪能する。
マテリオから溢れ出す先走りが俺のナカに溶け込んでいく。それをナカに擦り込むように……
気持ちいい、きもちぃ、すき……!! もっとナカに塗り塗りしたい……!
「うっ、ふう、ジュンヤ……!!」
俺の下で身を任せているマテリオは、切なげに呻きながら額に汗が滲んでいる。マテリオは感じてると、舌をチロチロと出す癖があると最近知った。
可愛い……そんなに、俺のナカ、きもちいい?
下になっているとされるがままだけど、上になると俺が攻めてるみたいで好きだ……思う存分マテリオの硬いぺ○スを好きなところに当てて腰を振る。
あぁ、かたいの、すごくいい……
グチュグチュといやらしい音を立てて奉仕する繋がりから、こぽっと音がして三人分の精液が零れてしまった。
「あっ、やっ、でちゃっ、たぁ。やら、なくなっちゃうっ!」
ヤダ! もらったのこぼれちゃう! ヤダヤダ!
「私のを、注いでやる!」
「うんっ、うんっ! はやく、くれよぉ~!」
自分がイイ動きからマテリオが好む大きな抽送に変えて、早く注いで欲しいと強請るのを止められない。
こぼれたぶん、ナカにほしい!
「はぁっ、ふっ、あんっ!あっ、イイ!」
「っく! はぁ、綺麗だ……ジュンヤ……! 眩しいくらい美しい……!」
「マテ、リオ! すき! すきぃ……!」
「愛してる……私のジュンヤ、もっと、私をっ、求めて、くれ……!」
可愛い事を言うマテリオに、きゅんっと、ときめいてしまう。
なんだよ、急にそんな事言って。大丈夫、マテリオも特別な一人だって、教えてやる。
でも、キスしてあげたくて屈み込むと、深く深く受け入れなきゃいけなかった。
ヤバッ! これだけでイきそっ……!!
「はぁっ! はふっ……はぁ~!」
唇に届く前に動きを止めて、必死で深呼吸をする。まだイきたくない……。もっともっと、この男を狂わせてから、一緒にイきたい!
「はぁっ、はぁっ! は~! ふぅ……!」
「はぁ、はぁ……大丈夫か?」
「キ、キス、したいっ」
「私も、だ!」
「ひぅっ!?」
どんと一つ突き上げられ最奥まで治癒を流し込まれて、良すぎて真っ白になり、ふらりと体が傾いだ。
そんな倒れそうな体を下から支えられ、マテリオが上半身を起こした。
「一瞬飛ぶほど良かったか?」
「うん……きもちい……なぁ、もう、動けよぉ~! 早くゴリゴリして、せーえき、そそいで?」
チュッチュっとキスをしながら、腰を揺らす。
「ああ、私も限界だ。このまま……良いな?」
「きて、早くっ! あっ! あうっ! あ、あ、ああっ!」
抱きしめられてその腕に身を委ねて突き上げられる。二人の治癒が、更に激流の様にお互いを行き来していく。
おれたち、今……完全にこの流れの中で一体になっている……
肉体がお互いを分け合っているだけで、魂まで溶け合っていく気がする。
「ああ……ジュンヤ……!」
「ひぅっ! イクッ! も、イクイクイクッ!」
「まだ、だっ! 我慢、し、ろっ!」
「むり、むり! あっあっ、あ! っ!! ーーっ!!」
「っくう! こら、先に、イッたな?」
「ぁぁう! はぅぅっ! だっ、て、ぁぁあ~!」
イッたままの俺を容赦無く抉られ、激しい絶頂が止まらないまま、ひたすらマテリオの想いを受け止める。
「そのまま、イッていろっ!」
ぜんぶ、やるから……
あんたのぜんぶを、おれによこせ……
「く、くぅ! 私も、もうっ……!」
そそいで……
あんたの力でおれの全てを癒して塗り替えて……
「ーーーーっ!!」
奥深くに、熱い熱い力が注ぎ込まれて、その熱に溺れて身悶える。
「ふぁぁ……マテリオ……!」
「っ、ふぅ……はぁ、はぁ……!!」
「マテリオぉ……もっと、するぅ~」
マテリオの精液を奥に注がれた事で、俺はまたみんなに抱かれる体力も気力も蘇っていて、ナカがうずうずと疼く。
「ぬかないで……」
「ーーそうか。まだまだ、大丈夫だな?」
「だいじょうぶ、だからぁ~。もっとせーえきほしい……おねがい、ほしい」
腰を揺らして、まだ俺の中で硬さを保つぺ○スを揺する。
「全く足りないそうですよ、皆様」
「ふぇ?」
そうだった……ちょっと飛んで三人がいるの忘れてた。
「マテリオの治癒ですっかり回復したな。では、この後は皆で愛してやろうではないか」
「おう、今度は上の口と下の口、両方可愛がってやろうぜ」
「ジュンヤ様、もう一度良いですか?私は我慢が出来ません……!」
三人はどれだけ耐えていたのか、ぺ○スは先走りでドロドロで待たせてしまって申し訳ない気持ちで一杯になる。
それにーーーーテラテラと光ってる三人のぺ○スが、堪らなく美味しそうに見える。
「おいしそう……それ、なめたい……こっちにも、のませて?」
口をあ~んと開けてお願いする。美味しい美味しい、俺だけに甘い滴が欲しい。
「「「!!!」」」
「っ!? なんて顔を……! では、抜くぞ?」
「あ、やらぁ~ぬかない~!」
「またしてやるから、我慢しろ」
ずるんと抜けてしまうと、アナルが寂しがってパクパクしているのを感じる。
「おしり、さみしぃ」
「なんと淫靡で可愛らしい妃だ。最高の伴侶と出会えて私は幸せ者だな」
「ティアの、なめていい?」
「もちろんだ」
「じゃ、俺は後ろを可愛がってやる。ジュンヤ、四つ這いになってこっちに尻を向けられるか?」
「ん……こう?」
ダリウスに言われるままに犬の様に四つ這いになってダリウスに尻を高く掲げると、長い長いぺ○スが一気に埋め込まれてきた。
「あ~っ! あ~っ!!」
「くぅ~! すっげぇ……マテリオが最後ってのは、結果として最高の配置だなぁ」
「確かにそうかもしれぬ。さっきまでふわふわと危なっかしかったが、この体位を取れるほど回復するとはな」
「ジュンヤ様、私は可愛い乳首を弄ってあげますからね?」
「では、私は反対を。」
両サイドから二人が乳首を刺激し始めて、全方位から責められて堪らなく気持ちいい。
「あっ、あんっ! ティア、はやく、なめさせて!」
「ふふっ……これか?」
目の前に突き出されたティアのぺ○スをちろりと舐めると、甘いイチゴ味が口内に広がる。
もっと、ほしい……
パクリと咥えて舌を這わせると、ジュワッと溢れた先走りがトロトロと溢れてきて、夢中で舐めとる。
ティアにも気持ち良くなって欲しいと精一杯奥まで咥えると、苦しくて咳んでしまった。
「ぷはっ! ゲホッ! ゴホッ!! ぜんぶ口にはいんないぃ……」
「無理をしなくて良いぞ。十分気持ちが良いからな」
奥まで咥えようとしてむせてしまった俺の髪を、優しくティアは撫でてくれた。でも、いっぱいいっぱい気持ち良くしてあげたい……
「やら、がんばる。きもちよくしてあげたい。あむっ……ん、んうっ!」
れろれろと茎とカリ首に舌を這わせ精一杯の奉仕をしながらも、ダリウスの腰づかいに翻弄される。更にエルビスとマテリオが乳首や体を弄り、理性なんかぶっ飛んでしまう。
「ん~、これだとフェラしにくいみたいだな。エリアス、ちょっと離れろ。体位を変えてやる」
「な、なに? ぅわっ?!」
ふわっと体が浮いたと思ったら、ダリウスが横になり背面騎乗位に変えられた。
「俺の上でも、頑張って腰振ってくれよ。それに、これならフェラしながらエルビスとマテリオのモノにご奉仕出来るぞ、花嫁さん? 今夜は簡単に終わらねぇからな?」
「ふかいっ! ふかいよぉ……!」
自重でずぶずぶと奥深くまで繋がり、電流の様な快感が駆け巡る。
「ダリウス……そなたは鬼畜だな……」
「どエロ団長はどこまでもどエロなのです、殿下」
「ジュンヤ、大丈夫か?治癒が必要かっ?!」
「へへっ。でも、俺達の花嫁はめちゃくちゃ感じてるぜぇ?ほら見ろよ。腰が揺れてる」
「ばかぁ、いうなぁ~!」
だって、どこもかしこも気持ち良くて……
「ふぁ……はやく、いっぱい、して。おれの……だんなさまたちぃ……!」
はしたなくお願いして、突き上げられながら三人のぺ○スを握り、交互に口で奉仕をして……
疲れ果てぐったりすれば、マテリオの治癒で回復され、また順に愛される。
「おしり、こわれちゃうぅ……」
「私がいるから心配ない」
「マテリオ、みんな……もう、ゆるして……」
初夜は五人でベッドに入り一晩中愛され、翌日からは、ティア、ダリウス、エルビス、マテリオの順に丸一日愛されるそうだ。
これから数日は、文字通りベッドの住人と化してひたすら貪られ喘がされるんだろう。
俺の全てを四人に捧げて、生涯を共に生きる一歩を踏み出した。
終わらない夜に、ただひたすら溺れていく……
ーーーーー
次話、最終回です! 朝の更新です。
完結表記に切り替える為手動でアップします。数分のずれが生じるかもしれませんが、よろしくお願いします!
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