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三章
3-10 苦悩 祐志
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健吾から、「説得成功。詳しくは帰ってから」と連絡が来た。
予定よりもずっと遅くなっている。
弁護士からの連絡はない。
健吾はどんな説得をしたのだろう。
木村永遠、彼はどんな反応をしたのだろう。
説得成功は素直に嬉しいが、そんなにあっさり終われる話なのだろうか。
弁護士を同行させたのだから、酷いことにはなっていないはずだ。
彼が退院する前に話をしに行ったのも、病院なら人目が多く、万一相手が暴れたり自傷してもどうにかなるからだ。
檻に閉じ込められた動物のように、部屋の中を無駄にウロウロしてしまう。
健吾。声を聞きたい。
辛い思いをしなかっただろうか。
相手に同情しすぎてはいないだろうか。
弁護士から電話が来た。
『健吾さんから口止めをされていますが、報告しなければならないことが、あっ』
ブツっと切られた通話。
すぐに健吾から『俺の話が先』と連絡が来る。
何だろう。
弁護士が急いで連絡しようとするような問題が起きたのか?
その後で、和久から連絡が来た。
『……すまん。健吾が迷惑、いや心労をかける』
詳しい話は教えて貰えなかった。
健吾が帰ってくるまであと三十分程だろうか。
健吾自身は弁護士の話を遮るほど元気そうだが……。
◇
「ただいま祐志!」
満面の笑みで健吾が帰ってきた。
俺のことをぎゅーっと抱きしめてくれる。
後ろで弁護士が微妙な表情だ。
パクパクと声を出さずに、大変申し訳ありません?
深々と頭を下げている。
健吾は、空元気とかでもなさそうだ。
実にスッキリした様子だ。
「弁護士さんは後日改めて、ね」
健吾がそう言うので、気になったけれど帰って貰った。
「ちょっとシャワー浴びてくる」
さっさと風呂に消える健吾。
出てきた健吾は、裸にエプロンだった。俺の好きな格好だ。
何なの?
「健吾……、真面目な話をしたいんだけど」
流石の俺もこの状況ですぐに飛びついたりはしない。
「あとで必要になるから」
「そう……」
とりあえず寒そうなので、上着をかけておいた。
どこにも怪我がないことを確認しておく。
「まず俺の話を聞いてね。今回俺が弁護士について行ったのは、相手の子、永遠君に俺が何かされたら武器にするためだったんだ」
「は?」
「永遠君が俺に殴りかかってもいいし、罵っても良かった。弁護士の前で彼に非があるような行動をすれば、それを武器にして祐志に近付かないように言うつもりだったんだ」
健吾が弁護士に同行すると言った時の違和感。
健吾はあまり自分を大事にしてくれない。分かっていたのに。
「でもさ、永遠君はすごく静かに怒ってた。自分でも良く分かってないみたいだったけど、今回のことは彼にとっても、とても不本意で理不尽だったんだよ。一生懸命それを抑え込んで、俺と二人で話したいって言ったんだ。そこで弁護士には席を外して貰った」
「うん……」
「それなのに、俺に移ってた祐志の香りで軽い発情状態になっちゃったんだ」
何をどう言えばいいかわからない。でも先を聞きたくない。
謝っていた弁護士。
「健吾、嫌だ」
「ごめんね。祐志。俺はそれを利用した。結果的に彼は俺への罪悪感で死にそうだったよ。祐志なんてどうでもいいって言わせることができた。俺からしてみたら大成功だった。でも……祐志、ごめんなさい。浮気、してしまいました」
健吾が俺に向かって土下座した。
どうしたら良いのかわからない。
「辛く、なかったのか?」
「番以外とするのが地獄だって、誇張でも何でもなかったよ」
「そんなのは浮気じゃない」
「……ん。俺、祐志がそう言ってくれるって、捨てないでくれると信じて……馬鹿なことした。泣かないで」
駄目だった。
何で、健吾がそこまでしなきゃならないんだ。俺が自分でけりをつけられなかったからだ。
「俺が、俺のせいで健吾……」
「聞いて祐志、俺全然気にしてないんだ。祐志が俺を嫌にならないならそれでいいんだ。だから、これ」
健吾が上着を落とした。
エプロン……。
「嫌じゃなかったら、抱いて下さい」
「嫌なわけ、ないだろ……」
健吾をぎゅっと抱きしめて、ベッドに連れて行った。
酷いことをされてしまったんじゃないか、気が気でない。
「えっと……入れただけだよ?」
「~~だけじゃないだろ」
「ごめん……」
健吾が俺の機嫌を取るように、顔にキスをしてくれる。
本当に全然気にしてないのが意味不明だ。
「本当に気にしてないのか?」
「ちょっと……」
「やっぱり」
「じゃなくて、もしかして彼の初めてだったらどうしようって、後から思って」
悩むところがそこなのか?
確かに、彼の新たなトラウマになっていなければいいが……今更だ。
「案外喜んでるかもしれないよ。健吾は綺麗だから」
「ないだろ。四十のおじさんだよ? 祐志を諦めてもらうためとはいえ、かわいそうなことしたかなぁ」
「他の奴の話はもういいよ」
「あ……」
軽口を叩いて気を紛らわそうとしても、やっぱり無理だ。健吾が言葉を返すのに腹が立って、口を塞いでしまう。
くそ、やっぱりエプロンはいい。
健吾がこんな発想するはずがないから、……和久の入れ知恵か。
よくわからない敗北感と無力感に、頭がぐちゃぐちゃになってどうにもならない。
「健吾、見せて」
健吾がエプロンをたくし上げて足を開いた。
いつも俺を受け止めてくれるそこは、赤く腫れていた。本当に、ここを……。怒りが込み上げてくる。
「腫れてる。痛い?」
「ん、大丈夫。祐志……ごめんなさい」
俺の怒りを察して健吾が謝る。
「……くそっ!」
酷い目に遭わせてしまったのは分かる。俺への怒りがあっても仕方がない。でも健吾にぶつけるなんて。
健吾も健吾だ。もっと大事にしろよ。畜生。
「あ、あぁ…、ん」
引き寄せて腰を上げさせて、そこを舐めまくった。
すぐに濡れて、健吾がもどかしげに腰をよじる。
「ぅ、くそ、濡れてきた。こんな、痛そうなのに気持ちいいの?」
「ん……祐志、だから」
ヒクヒクと震えるそこに、指を入れてぐいっと開いて中に深く舌を差し込んだ。
「ああっ、はぁ、あん、あ、中は、あっ」
わざと音を立てて舐め回して、そこを仕上げる。
他の奴の感触なんて、欠片も思い出せないように。
健吾が自分で前を触ろうとするのをやめさせて、舌を差し込んだまま、入り口に歯を立てた。
「あああーっ!」
びゅっと前から白濁を出して、エプロンがそれを受け止めた。
「はっ、ここだけでイクなんて、随分好きなんだな。……俺だけじゃ、足りないんだもんな」
体を離して、健吾を解放した。
体を横向きにして、荒い息をついている健吾が俺に尻を向け、自分でそこを開いて見せてきた。
「祐志しか欲しくない。ごめんなさい。お願い、祐志が欲しい」
「っ健吾」
「ああっ、ひ、あ、あぁっ、あ、あーっ、ぅあっ」
「健吾、健吾、馬鹿野郎、っ、あ」
いつもならもっと優しくできるのに、今日は無理だ。
勢いよく腰を打ち込みながら、それでも健吾が感じているのが分かって頭がぐちゃぐちゃになる。
「ーっ、は……」
しっかりはめ込んで、奥に吐き出して少し落ち着いた。しばらくは出続ける。
「ぁ…ぁは…ぁ…ぁ…」
健吾はヒクンヒクンと震えている。
エプロンはドロドロだ。
開いた隙間から乳首を摘むと、後ろがキュッと反応する。
「あっ、あぅ、ぁ…、だめ、あん」
俺の腕を力なく掴んで、全然駄目じゃなさそうだ。
「こんなとこ、他の奴に……」
「っそんなの、してない。全然気持ち良くなかった。祐志しか、気持ち良くない……」
「他の奴と比べるなんて、くそ」
俺しか知らないはずだったのに。
怒りは独占欲だ。
こんな激しい感情は、健吾にしか向かない。
他の奴なんてどうでもいい。
腹は立つのに、エプロンはやっぱり好きだ。
俺の怒りを宥めるために、健吾が選んだのは正解だ。
健吾は俺が何に怒っているか、分かっているのだろうか。
抗えない誘惑に溺れながら、不安が膨らみ出す。
健吾にとって今回のは浮気でも何でもない。
必要な手段だったからと、全く気にしていない。
……お願いされたら流されるとか、ないよな!?
自分の容姿にも身体にも無頓着な健吾。
早く老けて、人目につかなくなってくれと願うしかなかった。
予定よりもずっと遅くなっている。
弁護士からの連絡はない。
健吾はどんな説得をしたのだろう。
木村永遠、彼はどんな反応をしたのだろう。
説得成功は素直に嬉しいが、そんなにあっさり終われる話なのだろうか。
弁護士を同行させたのだから、酷いことにはなっていないはずだ。
彼が退院する前に話をしに行ったのも、病院なら人目が多く、万一相手が暴れたり自傷してもどうにかなるからだ。
檻に閉じ込められた動物のように、部屋の中を無駄にウロウロしてしまう。
健吾。声を聞きたい。
辛い思いをしなかっただろうか。
相手に同情しすぎてはいないだろうか。
弁護士から電話が来た。
『健吾さんから口止めをされていますが、報告しなければならないことが、あっ』
ブツっと切られた通話。
すぐに健吾から『俺の話が先』と連絡が来る。
何だろう。
弁護士が急いで連絡しようとするような問題が起きたのか?
その後で、和久から連絡が来た。
『……すまん。健吾が迷惑、いや心労をかける』
詳しい話は教えて貰えなかった。
健吾が帰ってくるまであと三十分程だろうか。
健吾自身は弁護士の話を遮るほど元気そうだが……。
◇
「ただいま祐志!」
満面の笑みで健吾が帰ってきた。
俺のことをぎゅーっと抱きしめてくれる。
後ろで弁護士が微妙な表情だ。
パクパクと声を出さずに、大変申し訳ありません?
深々と頭を下げている。
健吾は、空元気とかでもなさそうだ。
実にスッキリした様子だ。
「弁護士さんは後日改めて、ね」
健吾がそう言うので、気になったけれど帰って貰った。
「ちょっとシャワー浴びてくる」
さっさと風呂に消える健吾。
出てきた健吾は、裸にエプロンだった。俺の好きな格好だ。
何なの?
「健吾……、真面目な話をしたいんだけど」
流石の俺もこの状況ですぐに飛びついたりはしない。
「あとで必要になるから」
「そう……」
とりあえず寒そうなので、上着をかけておいた。
どこにも怪我がないことを確認しておく。
「まず俺の話を聞いてね。今回俺が弁護士について行ったのは、相手の子、永遠君に俺が何かされたら武器にするためだったんだ」
「は?」
「永遠君が俺に殴りかかってもいいし、罵っても良かった。弁護士の前で彼に非があるような行動をすれば、それを武器にして祐志に近付かないように言うつもりだったんだ」
健吾が弁護士に同行すると言った時の違和感。
健吾はあまり自分を大事にしてくれない。分かっていたのに。
「でもさ、永遠君はすごく静かに怒ってた。自分でも良く分かってないみたいだったけど、今回のことは彼にとっても、とても不本意で理不尽だったんだよ。一生懸命それを抑え込んで、俺と二人で話したいって言ったんだ。そこで弁護士には席を外して貰った」
「うん……」
「それなのに、俺に移ってた祐志の香りで軽い発情状態になっちゃったんだ」
何をどう言えばいいかわからない。でも先を聞きたくない。
謝っていた弁護士。
「健吾、嫌だ」
「ごめんね。祐志。俺はそれを利用した。結果的に彼は俺への罪悪感で死にそうだったよ。祐志なんてどうでもいいって言わせることができた。俺からしてみたら大成功だった。でも……祐志、ごめんなさい。浮気、してしまいました」
健吾が俺に向かって土下座した。
どうしたら良いのかわからない。
「辛く、なかったのか?」
「番以外とするのが地獄だって、誇張でも何でもなかったよ」
「そんなのは浮気じゃない」
「……ん。俺、祐志がそう言ってくれるって、捨てないでくれると信じて……馬鹿なことした。泣かないで」
駄目だった。
何で、健吾がそこまでしなきゃならないんだ。俺が自分でけりをつけられなかったからだ。
「俺が、俺のせいで健吾……」
「聞いて祐志、俺全然気にしてないんだ。祐志が俺を嫌にならないならそれでいいんだ。だから、これ」
健吾が上着を落とした。
エプロン……。
「嫌じゃなかったら、抱いて下さい」
「嫌なわけ、ないだろ……」
健吾をぎゅっと抱きしめて、ベッドに連れて行った。
酷いことをされてしまったんじゃないか、気が気でない。
「えっと……入れただけだよ?」
「~~だけじゃないだろ」
「ごめん……」
健吾が俺の機嫌を取るように、顔にキスをしてくれる。
本当に全然気にしてないのが意味不明だ。
「本当に気にしてないのか?」
「ちょっと……」
「やっぱり」
「じゃなくて、もしかして彼の初めてだったらどうしようって、後から思って」
悩むところがそこなのか?
確かに、彼の新たなトラウマになっていなければいいが……今更だ。
「案外喜んでるかもしれないよ。健吾は綺麗だから」
「ないだろ。四十のおじさんだよ? 祐志を諦めてもらうためとはいえ、かわいそうなことしたかなぁ」
「他の奴の話はもういいよ」
「あ……」
軽口を叩いて気を紛らわそうとしても、やっぱり無理だ。健吾が言葉を返すのに腹が立って、口を塞いでしまう。
くそ、やっぱりエプロンはいい。
健吾がこんな発想するはずがないから、……和久の入れ知恵か。
よくわからない敗北感と無力感に、頭がぐちゃぐちゃになってどうにもならない。
「健吾、見せて」
健吾がエプロンをたくし上げて足を開いた。
いつも俺を受け止めてくれるそこは、赤く腫れていた。本当に、ここを……。怒りが込み上げてくる。
「腫れてる。痛い?」
「ん、大丈夫。祐志……ごめんなさい」
俺の怒りを察して健吾が謝る。
「……くそっ!」
酷い目に遭わせてしまったのは分かる。俺への怒りがあっても仕方がない。でも健吾にぶつけるなんて。
健吾も健吾だ。もっと大事にしろよ。畜生。
「あ、あぁ…、ん」
引き寄せて腰を上げさせて、そこを舐めまくった。
すぐに濡れて、健吾がもどかしげに腰をよじる。
「ぅ、くそ、濡れてきた。こんな、痛そうなのに気持ちいいの?」
「ん……祐志、だから」
ヒクヒクと震えるそこに、指を入れてぐいっと開いて中に深く舌を差し込んだ。
「ああっ、はぁ、あん、あ、中は、あっ」
わざと音を立てて舐め回して、そこを仕上げる。
他の奴の感触なんて、欠片も思い出せないように。
健吾が自分で前を触ろうとするのをやめさせて、舌を差し込んだまま、入り口に歯を立てた。
「あああーっ!」
びゅっと前から白濁を出して、エプロンがそれを受け止めた。
「はっ、ここだけでイクなんて、随分好きなんだな。……俺だけじゃ、足りないんだもんな」
体を離して、健吾を解放した。
体を横向きにして、荒い息をついている健吾が俺に尻を向け、自分でそこを開いて見せてきた。
「祐志しか欲しくない。ごめんなさい。お願い、祐志が欲しい」
「っ健吾」
「ああっ、ひ、あ、あぁっ、あ、あーっ、ぅあっ」
「健吾、健吾、馬鹿野郎、っ、あ」
いつもならもっと優しくできるのに、今日は無理だ。
勢いよく腰を打ち込みながら、それでも健吾が感じているのが分かって頭がぐちゃぐちゃになる。
「ーっ、は……」
しっかりはめ込んで、奥に吐き出して少し落ち着いた。しばらくは出続ける。
「ぁ…ぁは…ぁ…ぁ…」
健吾はヒクンヒクンと震えている。
エプロンはドロドロだ。
開いた隙間から乳首を摘むと、後ろがキュッと反応する。
「あっ、あぅ、ぁ…、だめ、あん」
俺の腕を力なく掴んで、全然駄目じゃなさそうだ。
「こんなとこ、他の奴に……」
「っそんなの、してない。全然気持ち良くなかった。祐志しか、気持ち良くない……」
「他の奴と比べるなんて、くそ」
俺しか知らないはずだったのに。
怒りは独占欲だ。
こんな激しい感情は、健吾にしか向かない。
他の奴なんてどうでもいい。
腹は立つのに、エプロンはやっぱり好きだ。
俺の怒りを宥めるために、健吾が選んだのは正解だ。
健吾は俺が何に怒っているか、分かっているのだろうか。
抗えない誘惑に溺れながら、不安が膨らみ出す。
健吾にとって今回のは浮気でも何でもない。
必要な手段だったからと、全く気にしていない。
……お願いされたら流されるとか、ないよな!?
自分の容姿にも身体にも無頓着な健吾。
早く老けて、人目につかなくなってくれと願うしかなかった。
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