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甥っ子と王子様と王子……さま? 5 *

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 ディアヴはベッドの脇で、少しも屈むことなく立ったまま俺を見降ろしている。表情の読めない顔はもうどうでも良かった。ズボンの前立てに手を伸ばして、必死でボタンを外した。下着に包まれたディアヴのものが現れる。
 荒い息を吐きながら、それを取り出して口に含んだ。すぐに固くなって俺の咥内を圧迫するそいつが嬉しい。咥えながら自分のズボンも下ろして、後ろに指を入れた。自分でここを弄ることは少ないけれど、今は早く欲しくてたまらない。

「淫乱。王子の前にどういう醜態を晒している」
「はぅっ、だって……ディアヴ、ぁっ……ボウ……王子が、ぁん、こっちだけじゃ……足りない」
「おじさん、ボウは今何をしている?」

 どうせカイン王子はいつもの傍観姿勢だからいいだろうけど、ボウ王子は俺の乳首を責めている……。

「っあ、俺の、ち、ちくびを……んあっ、ぐりぐりしちゃだめっ……ああっ」

 これがもっと太い触手だったらこんな芸当は無理だっただろうが、極細のだから俺の乳首の上でとぐろを巻くようにくっついて、乳首の先端を触手の先端でつついている。器用すぎる。

「アッ、ボウ、王子は……っあ、何歳なんですか……ぅう」
「ボウは生まれたてだよ。生後一週間ぐらい。おじさんがずいぶん気に入ったみたいだね。ディアヴ、体液も与えてみたいな」
「……はぁ」

 ディアヴが面倒臭そうに自分のものを扱こうとするから、必死で食いついた。無駄うちするなら俺に挿れてくれ!

「おじさん、ディアヴの体液をボウに取られるのが嫌みたいだね」
「ただの淫乱でしょう」

 ディアヴは俺と婚約していると言っているが、婚約者に対する扱いじゃないよこれ。それともお貴族様の中ではこれが普通なのだろうか。婚約者イコール性奴隷的な……いやいや俺は自分の意思でヤっている。ディアヴだけじゃない、他の奴ともヤる。
 俺は自分の身体の欲求に応えているだけだ。みんな俺を犯しているつもりで、俺の身体に溺れているんだ。好奇心旺盛なお年頃、性に対しても無限の興味がある。前世で修行僧のような生活だったから、今世ではじけて何が悪い。そうだ、そういうことにしておこう。

「んっぅ……ふぅ…ん……っ」

 後ろを自分で弄りながらディアヴのものをしゃぶるのは気持ちがいい。ボウ王子の乳首責めも的確で、これなら後ろに挿入されなくてもイけるかもしれない。
 あと少し、その時、ボウ王子がシュルっと移動した。

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