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甥っ子登場で同級生のエロいじめがなくなると思ったけど 7
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王子や侍従の目があったから、宿題があるからとかゴニョゴニョ言い訳してディアヴの部屋から逃げ出した。
魔法で綺麗にしてもらえなかったから、中出しされたものがそのままで気持ち悪い。まずはシャワールームと思ったのに、掃除中で使えなかった。
仕方なく部屋に戻ったが、部屋に入る時にシェーバルに声をかけられた。シェーバルは寮の隣室で、お互い下級貴族ということもあり気が合う。学年が一つ上だから、学園では滅多に会わない。
「ビチュード、少し相談があるんだ」
「え。っと、いま?」
「ああ」
どこか思い詰めた様子だから、俺で力になれることはないけど話ぐらいなら聞きたい。シェーバルは数少ない友達だ。
「お茶をいれるよ」
「いいよ、座ってくれ」
「そうか?」
立ったままの方が漏れて来なさそうなんだけど、仕方ない。そこに力を入れて、そっと座った。
「どこか具合が悪いのか?」
「えっ!? いや、あの、その、ちょっと腹具合が」
「……そのネクタイ」
「ひえっ!?」
シェーバルが俺を押し倒した。無害代表みたいなシェーバルが!!
人畜無害を絵に描いたようなシェーバル。似ている動物はカピバラの癒し系。この世界にもカピバラはいるのだろうか。薄茶の短髪は清潔感があり、地味だけど堅実な女の子にモテているのを知っている。卒業してからの道が決まっていないからと断る中身イケメンのシェーバルが俺を押し倒している!?
押し倒した拍子にドロっと溢れる感覚がして、脚が震えた。ディアヴめ中出し放置とか、叔父様にしていい仕打ちじゃないだろ。
「ビチュードはハイクォーリと婚約したのか?」
「へっ!? ないないないない。叔父と甥だし、ただの嫌がらせみたいなもんだと思う!」
「嫌がらせ? ネクタイを贈ることが?」
モゾモゾと腰のあたりを触られて、まさかシェーバル……お前もか? 途端に期待に熱を孕む俺の身体。節操がない!! さっきさんざんディアヴにやられたのに、まだいけそうとかおかしいだろ。
「あっ、ん……シェーバル、だめ……んぅ」
「全然ダメそうじゃないじゃないか。噂は本当だったのか」
「ひんっ」
魔法で綺麗にしてもらえなかったから、中出しされたものがそのままで気持ち悪い。まずはシャワールームと思ったのに、掃除中で使えなかった。
仕方なく部屋に戻ったが、部屋に入る時にシェーバルに声をかけられた。シェーバルは寮の隣室で、お互い下級貴族ということもあり気が合う。学年が一つ上だから、学園では滅多に会わない。
「ビチュード、少し相談があるんだ」
「え。っと、いま?」
「ああ」
どこか思い詰めた様子だから、俺で力になれることはないけど話ぐらいなら聞きたい。シェーバルは数少ない友達だ。
「お茶をいれるよ」
「いいよ、座ってくれ」
「そうか?」
立ったままの方が漏れて来なさそうなんだけど、仕方ない。そこに力を入れて、そっと座った。
「どこか具合が悪いのか?」
「えっ!? いや、あの、その、ちょっと腹具合が」
「……そのネクタイ」
「ひえっ!?」
シェーバルが俺を押し倒した。無害代表みたいなシェーバルが!!
人畜無害を絵に描いたようなシェーバル。似ている動物はカピバラの癒し系。この世界にもカピバラはいるのだろうか。薄茶の短髪は清潔感があり、地味だけど堅実な女の子にモテているのを知っている。卒業してからの道が決まっていないからと断る中身イケメンのシェーバルが俺を押し倒している!?
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「ビチュードはハイクォーリと婚約したのか?」
「へっ!? ないないないない。叔父と甥だし、ただの嫌がらせみたいなもんだと思う!」
「嫌がらせ? ネクタイを贈ることが?」
モゾモゾと腰のあたりを触られて、まさかシェーバル……お前もか? 途端に期待に熱を孕む俺の身体。節操がない!! さっきさんざんディアヴにやられたのに、まだいけそうとかおかしいだろ。
「あっ、ん……シェーバル、だめ……んぅ」
「全然ダメそうじゃないじゃないか。噂は本当だったのか」
「ひんっ」
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