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モブなのにエロいじめが気持ち良すぎて抵抗しきれない 1
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三馬鹿は証拠隠滅に魔道具を使った。一瞬でドロドロにされ汚れは消えて、身体に残る熾火のような熱だけが起きたことを忘れさせない。
「じゃあな、ビチュード、いや、おじさん。明日も学校には来いよ。甥っ子と同じように、俺らのこと可愛がってくれよ」
「——っ!」
なんとか服を整えたところを笑いながら尻を撫でられて、ゾクっと身体が震える。明日からも、学校でこんな……。うう、散々使われたあちこちがキュンキュンする。
一人で残された教室は薄暗く、人がいる昼間の雰囲気とは全く違う。ここで俺はあんな……酷いことをされたのに気持ちよくて、何でこんなことに。
何もかもディアヴが悪い。
きっとあいつが何かしたんだ。あいつは魔法が得意だから、自分の都合がいいように俺の身体を作り変えたんだろう。ディアヴに合って魔法を解除してもらおう。叔父と甥でとか、男にやられてこんなに気持ち良くなるなんて普通じゃない。
寮の部屋に戻って、シャワールームに向かった。魔法で綺麗にされたけど、身体の芯に残る熱を水で散らさないか期待していた。
ブースに入りシャワーを浴びながら、そっと散々使われたところに触れる。中に出されまくったやつ、出しておかないといけないよな?
前世の姉から与えられたBL知識が役立つようで悔しい。
指を当てると、やけに柔らかくなったそこがあっさりと侵入を許してしまう。痛くはないから、一気に二本入れて指を開くと、ドロリと出てくるのが分かった。
「……っふ」
シャワーの水流に流れていく白濁に、ゾクゾクと興奮してしまう。あんなにイったのに、前も勃ちあがってきて情け無い。
仕方なくシャワールームの壁にもたれて、前にも触れようとした時。
「ビチュード?」
外から声をかけられた。慌ててバスローブを羽織った。
「な、なに?」
「いや、具合が悪いのかと思って」
「大丈夫。ちょっと鼻に水が入っただけだから!」
「それなら良いんだが、昨日も具合が悪そうだったし無理をするなよ」
「ありがとう、シェーバル」
シェーバルは学年が違うから寮でしか会わないのだが、穏やかで優しい人間だ。子爵家の次男で、卒業したら王都で開業したいと言っていた。
身分は違うけれど、嫡男ではないモブ属性の仲間として、会えば少し話す知人だ。俺は友達だと思っている。 話していて落ち着く相手だ。
シェーバルが無遠慮にドアを開ける人間じゃなくて助かった。こんなところで後ろを使った自慰をしているのを見つかったら、社会的に死ぬ。
……あんなに好き勝手された割に俺が平気なのは、俺をヤった奴は同じ穴の貉たと思うからだ。男にフル勃起する奴らは同類でいい。
俺も同類になっちゃってるのが悲しいところだ。でも全部ディアヴのせいだから、俺のせいじゃない。うん。
「じゃあな、ビチュード、いや、おじさん。明日も学校には来いよ。甥っ子と同じように、俺らのこと可愛がってくれよ」
「——っ!」
なんとか服を整えたところを笑いながら尻を撫でられて、ゾクっと身体が震える。明日からも、学校でこんな……。うう、散々使われたあちこちがキュンキュンする。
一人で残された教室は薄暗く、人がいる昼間の雰囲気とは全く違う。ここで俺はあんな……酷いことをされたのに気持ちよくて、何でこんなことに。
何もかもディアヴが悪い。
きっとあいつが何かしたんだ。あいつは魔法が得意だから、自分の都合がいいように俺の身体を作り変えたんだろう。ディアヴに合って魔法を解除してもらおう。叔父と甥でとか、男にやられてこんなに気持ち良くなるなんて普通じゃない。
寮の部屋に戻って、シャワールームに向かった。魔法で綺麗にされたけど、身体の芯に残る熱を水で散らさないか期待していた。
ブースに入りシャワーを浴びながら、そっと散々使われたところに触れる。中に出されまくったやつ、出しておかないといけないよな?
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指を当てると、やけに柔らかくなったそこがあっさりと侵入を許してしまう。痛くはないから、一気に二本入れて指を開くと、ドロリと出てくるのが分かった。
「……っふ」
シャワーの水流に流れていく白濁に、ゾクゾクと興奮してしまう。あんなにイったのに、前も勃ちあがってきて情け無い。
仕方なくシャワールームの壁にもたれて、前にも触れようとした時。
「ビチュード?」
外から声をかけられた。慌ててバスローブを羽織った。
「な、なに?」
「いや、具合が悪いのかと思って」
「大丈夫。ちょっと鼻に水が入っただけだから!」
「それなら良いんだが、昨日も具合が悪そうだったし無理をするなよ」
「ありがとう、シェーバル」
シェーバルは学年が違うから寮でしか会わないのだが、穏やかで優しい人間だ。子爵家の次男で、卒業したら王都で開業したいと言っていた。
身分は違うけれど、嫡男ではないモブ属性の仲間として、会えば少し話す知人だ。俺は友達だと思っている。 話していて落ち着く相手だ。
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……あんなに好き勝手された割に俺が平気なのは、俺をヤった奴は同じ穴の貉たと思うからだ。男にフル勃起する奴らは同類でいい。
俺も同類になっちゃってるのが悲しいところだ。でも全部ディアヴのせいだから、俺のせいじゃない。うん。
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