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悪役王子だるまにされたけど四肢を取り戻した 4 *
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「っァっふぅ……、痛いのはいやぁっ……ぅっん」
「わかった。他に希望は? 焦らされるのは嫌だとか」
「アッ……ぅん、んっ……長いのは……ぁふ、やだぁ」
「そうか。もういいな?」
「んっ……んぷ」
イリアスの言葉とともに口に先端を当てられて、思わず咥えこんだ。最初は嫌で仕方がなかったのに、今はこれがイイことを知ってしまった。イリアスがシャイオに指示を出して、指が挿入される。手も足も揃っているのにがくがくと震えて使い物にならない。ああ、胸がスースーする。
「んんんっくぅんっ」
「シャイオの手が足りないようだから手伝ってやる」
イリアスがおれの乳首を弄り始めた。色も変わらないし大きくもならないが、感度だけは上がってしまったおれのピンク乳首。スイッチのようにつんつんと弄られるたびに、前から雫が垂れているのが分かる。頼りなく揺れるそれの根元、柔らかい二つの球をシャイオがしゃぶる。後ろには指が増やされて、片足を高く掲げた姿勢は辛い。足があるから制限されることもあるのか。
でも……苦しいのも、足があるからだと思うと奇妙な悦びに変わっていく。
「指は……四本入れろ。貴様のは太い。最初からドゥルマを悦ばせるためには、それぐらい耐えろ」
「うっ……はい。ですが、身体を変化する魔術を時間をかけて施したから多少の無茶も」
「その姿勢が駄目だ。どんなやり方でも悦べる身体だとしても、本人が欲しいと言わなければ挿入してはならない」
「……イリアス様の時は、ドゥルマ様は「欲しい」と言うのですか」
言ってない。断じて言ってない。トロットロにされて身体がどれだけ求めていても、たぶん言ってない。イリアスはおれの非難の視線をものともせず、シャイオに尤もらしく頷いている。ちらりと見えたシャイオのものは、まだ大きくなるのかと思うほど凶悪に自己主張している。
でも……あれがナカに入ったときの感覚を身体が覚えている。作り変えられた身体が、ナカがうねって指を挑発する。ここに挿れたら、こんな風にしゃぶってやると……。ああ、しゃぶりたい。上も下もみっしり埋められて……。
「よし、シャイオ、いいだろう。中で出すのは一回限りだ」
「えっ!? そんな!」
「ドゥルマは長いのは嫌だと言っていた。そうだろう?」
「んんっ」
喉奥に先っぽをぐりぐりと当てられていては、返事ができない。おれの呻き声を同意の声だとイリアスが言いきって、シャイオは覚悟を決めたようだった。
「少し待ってください。このままでは挿入したらすぐに出てしまいます。ナカで出すのは一回きりなら、外で出すぶんはカウント外ですね」
「……そういうことになるな」
「ではドゥルマ様、少し足を閉じます」
えっ!? ひくひくと震える入口が隠れてしまってもいいのかという戸惑いをよそに、おれの足を閉じさせたシャイオは間に爆発しそうなそれを挟んだ。先端で入口の襞を引っ掛けるようにぬちゅっぬちゅっと腰を前後させる。あっ、これ素股だ。長いモブレ三昧の中で一度も経験したことのない、初級技。
陰嚢から穴までの短い場所を、血管の浮き出たシャイオのもので擦られるのはたまらない。穴の縁に引っ掛けられるたびに挿れてほしくて腰をうねらせるのに、シャイオは逃げるようにそこを前後するだけだ。
「んくっ、ん、んっ、んんんっ!!」
「喉奥がひくひくしている。ドゥルマ、気持ちよさそうで何よりだ」
鼻にあたるイリアスの陰毛がこそばゆい。こんなの絶対無理だと思っていた時代が、おれにもありました……。そういやこういうスチルを攻略サイトで見た気がする。それを見たから、イリアス攻略するのをやめたんだ。おれ、奉仕したい願望なんてなかったはずなのに。
「ドゥルマ様、ドゥルマ様!!」
「ん――っ!!」
シャイオの動きが早くなり、イリアスもまたおれの頭を固定して腰を動かした。ほぼ同時に、二人が果てて、口のなかを満たす精液を飲み下す。だから、こんなものを飲む未来なんて想定してなかったのに……。濃い雄の匂いに慣らされた身体が、まだ足りないと疼いている。
おれは仰向けになって唇の端に零れた精液を舐めながら、シャイオに向かって両足を開いた。
「わかった。他に希望は? 焦らされるのは嫌だとか」
「アッ……ぅん、んっ……長いのは……ぁふ、やだぁ」
「そうか。もういいな?」
「んっ……んぷ」
イリアスの言葉とともに口に先端を当てられて、思わず咥えこんだ。最初は嫌で仕方がなかったのに、今はこれがイイことを知ってしまった。イリアスがシャイオに指示を出して、指が挿入される。手も足も揃っているのにがくがくと震えて使い物にならない。ああ、胸がスースーする。
「んんんっくぅんっ」
「シャイオの手が足りないようだから手伝ってやる」
イリアスがおれの乳首を弄り始めた。色も変わらないし大きくもならないが、感度だけは上がってしまったおれのピンク乳首。スイッチのようにつんつんと弄られるたびに、前から雫が垂れているのが分かる。頼りなく揺れるそれの根元、柔らかい二つの球をシャイオがしゃぶる。後ろには指が増やされて、片足を高く掲げた姿勢は辛い。足があるから制限されることもあるのか。
でも……苦しいのも、足があるからだと思うと奇妙な悦びに変わっていく。
「指は……四本入れろ。貴様のは太い。最初からドゥルマを悦ばせるためには、それぐらい耐えろ」
「うっ……はい。ですが、身体を変化する魔術を時間をかけて施したから多少の無茶も」
「その姿勢が駄目だ。どんなやり方でも悦べる身体だとしても、本人が欲しいと言わなければ挿入してはならない」
「……イリアス様の時は、ドゥルマ様は「欲しい」と言うのですか」
言ってない。断じて言ってない。トロットロにされて身体がどれだけ求めていても、たぶん言ってない。イリアスはおれの非難の視線をものともせず、シャイオに尤もらしく頷いている。ちらりと見えたシャイオのものは、まだ大きくなるのかと思うほど凶悪に自己主張している。
でも……あれがナカに入ったときの感覚を身体が覚えている。作り変えられた身体が、ナカがうねって指を挑発する。ここに挿れたら、こんな風にしゃぶってやると……。ああ、しゃぶりたい。上も下もみっしり埋められて……。
「よし、シャイオ、いいだろう。中で出すのは一回限りだ」
「えっ!? そんな!」
「ドゥルマは長いのは嫌だと言っていた。そうだろう?」
「んんっ」
喉奥に先っぽをぐりぐりと当てられていては、返事ができない。おれの呻き声を同意の声だとイリアスが言いきって、シャイオは覚悟を決めたようだった。
「少し待ってください。このままでは挿入したらすぐに出てしまいます。ナカで出すのは一回きりなら、外で出すぶんはカウント外ですね」
「……そういうことになるな」
「ではドゥルマ様、少し足を閉じます」
えっ!? ひくひくと震える入口が隠れてしまってもいいのかという戸惑いをよそに、おれの足を閉じさせたシャイオは間に爆発しそうなそれを挟んだ。先端で入口の襞を引っ掛けるようにぬちゅっぬちゅっと腰を前後させる。あっ、これ素股だ。長いモブレ三昧の中で一度も経験したことのない、初級技。
陰嚢から穴までの短い場所を、血管の浮き出たシャイオのもので擦られるのはたまらない。穴の縁に引っ掛けられるたびに挿れてほしくて腰をうねらせるのに、シャイオは逃げるようにそこを前後するだけだ。
「んくっ、ん、んっ、んんんっ!!」
「喉奥がひくひくしている。ドゥルマ、気持ちよさそうで何よりだ」
鼻にあたるイリアスの陰毛がこそばゆい。こんなの絶対無理だと思っていた時代が、おれにもありました……。そういやこういうスチルを攻略サイトで見た気がする。それを見たから、イリアス攻略するのをやめたんだ。おれ、奉仕したい願望なんてなかったはずなのに。
「ドゥルマ様、ドゥルマ様!!」
「ん――っ!!」
シャイオの動きが早くなり、イリアスもまたおれの頭を固定して腰を動かした。ほぼ同時に、二人が果てて、口のなかを満たす精液を飲み下す。だから、こんなものを飲む未来なんて想定してなかったのに……。濃い雄の匂いに慣らされた身体が、まだ足りないと疼いている。
おれは仰向けになって唇の端に零れた精液を舐めながら、シャイオに向かって両足を開いた。
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