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悪役王子だるまにされて世界に復讐するターンが回ってくる? 3 *
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今日も今日とて絶賛エロBL中。どこに行ってもおれの犯される運命は変わらないようだ。
「いやだ、イリアス、いや……っぁああっ」
「今更嫌だもなにもないだろう。散々犯されてきたんだから、『優しくしてくれてありがとう』と言うべきだ」
「だれが、っんああっ……あっ」
虜にすると言っただけあって、イリアスの触り方は今までヤられてきた中で一番優しかった。全身を優しくマッサージするように触れた後、穴の周りを優しくほぐしてから、一本ずつ指が挿入されてくる。
正直、そこまで丁寧に扱われたことがないからヤるなら一気にヤってくれとしか思えなかった。これを続けられたら、嫌だと言い続けるのも難しくなりそうな恐怖がある。本当の雌堕ちだ。
今まではオナホのように使われるだけだったから、気持ちよくなっちゃってもシャイオは何とも思っていないようだった。おれが痛くて泣いていようが、快感で泣いていようがあいつにはどうでもよかったのだ。
「ぁっう、ぃや……そこ……ぁあああんっ」
「声が変わった。ここか」
「ひぁああっ、ゃああああっ」
前立腺を責められているうちに、慣れた身体はどこを触られていても感じてしまうようになる。しょうがないじゃないか、エロBLゲーム仕様の肉体は堕ちやすい。おれの意志じゃないんだ、手足がないから抵抗もできないし。身のうちの触手が餌の予感にむずむずしているのを感じるが、必死で抑える。これ以上ややこしい事態は御免だ。イリアスが中出ししたらそれを啜れと命令する。
中出し前提というのが悲しいが、相手がその気になっていたらおれは逃げられないんだから順応するしかない。
「あっ……ああっ……イリアス、ぁんっ……だめ、ぁああっ」
「ずいぶん良さそうだな。この一年、治癒魔法使いになにをされていた」
まるで嫉妬しているかのような言い方に違和感を覚える。イリアスがおれに執着する理由がわからない。王太子になってしまったから雌堕ちさせてイリアスの言いなりにしたいんじゃないのか? 浮上した疑問はイリアスの指使いに思考を続けることを断念させられる。だって気持ちいい。だけど、おれはもっといいものがあるのを知っている。
イリアスはすかした顔でおれの後ろを弄っているが、その前は激しい主張を見せている。まだ服に隠れているが、あれはシャイオと張るサイズ感だ。BLゲームの攻め属性だからだろう。おれだってもとは攻め候補だったんじゃないのだろうか……最初から当て馬以外に道がないからこのサイズなのか……ぅう……今世も童貞エンドは哀しすぎる。
「はぁっ……ぁ……イリアスぅ……も、もう、ぁあっ」
「もう、なんだ。言ってみろ」
「い……挿れて!」
相手がヤる気満々なんだからどうにでもなれ、と必死でねだるとくぱぁと指を開かれて、ふっと息を吹きかけられた。だめ、これ好き。
「あああああっ」
前からドロッと先走りが垂れてしまう。イリアスが笑っている気配がするが、それどころじゃない。未開発ボディじゃないんだから、さっさとやってくれないと辛すぎる。
「ドゥルマ……くれてやる」
「あ―――っ!!」
「いやだ、イリアス、いや……っぁああっ」
「今更嫌だもなにもないだろう。散々犯されてきたんだから、『優しくしてくれてありがとう』と言うべきだ」
「だれが、っんああっ……あっ」
虜にすると言っただけあって、イリアスの触り方は今までヤられてきた中で一番優しかった。全身を優しくマッサージするように触れた後、穴の周りを優しくほぐしてから、一本ずつ指が挿入されてくる。
正直、そこまで丁寧に扱われたことがないからヤるなら一気にヤってくれとしか思えなかった。これを続けられたら、嫌だと言い続けるのも難しくなりそうな恐怖がある。本当の雌堕ちだ。
今まではオナホのように使われるだけだったから、気持ちよくなっちゃってもシャイオは何とも思っていないようだった。おれが痛くて泣いていようが、快感で泣いていようがあいつにはどうでもよかったのだ。
「ぁっう、ぃや……そこ……ぁあああんっ」
「声が変わった。ここか」
「ひぁああっ、ゃああああっ」
前立腺を責められているうちに、慣れた身体はどこを触られていても感じてしまうようになる。しょうがないじゃないか、エロBLゲーム仕様の肉体は堕ちやすい。おれの意志じゃないんだ、手足がないから抵抗もできないし。身のうちの触手が餌の予感にむずむずしているのを感じるが、必死で抑える。これ以上ややこしい事態は御免だ。イリアスが中出ししたらそれを啜れと命令する。
中出し前提というのが悲しいが、相手がその気になっていたらおれは逃げられないんだから順応するしかない。
「あっ……ああっ……イリアス、ぁんっ……だめ、ぁああっ」
「ずいぶん良さそうだな。この一年、治癒魔法使いになにをされていた」
まるで嫉妬しているかのような言い方に違和感を覚える。イリアスがおれに執着する理由がわからない。王太子になってしまったから雌堕ちさせてイリアスの言いなりにしたいんじゃないのか? 浮上した疑問はイリアスの指使いに思考を続けることを断念させられる。だって気持ちいい。だけど、おれはもっといいものがあるのを知っている。
イリアスはすかした顔でおれの後ろを弄っているが、その前は激しい主張を見せている。まだ服に隠れているが、あれはシャイオと張るサイズ感だ。BLゲームの攻め属性だからだろう。おれだってもとは攻め候補だったんじゃないのだろうか……最初から当て馬以外に道がないからこのサイズなのか……ぅう……今世も童貞エンドは哀しすぎる。
「はぁっ……ぁ……イリアスぅ……も、もう、ぁあっ」
「もう、なんだ。言ってみろ」
「い……挿れて!」
相手がヤる気満々なんだからどうにでもなれ、と必死でねだるとくぱぁと指を開かれて、ふっと息を吹きかけられた。だめ、これ好き。
「あああああっ」
前からドロッと先走りが垂れてしまう。イリアスが笑っている気配がするが、それどころじゃない。未開発ボディじゃないんだから、さっさとやってくれないと辛すぎる。
「ドゥルマ……くれてやる」
「あ―――っ!!」
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