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悪役王子だるまにされて世界に復讐したかったのに触手が生えてしまう1 *
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目の前には手足をもがれて痩せ細ったおれの身体がある。哀れな身体だ。その手足に何かが生えていた。タコのようなミミズのような、そう、エロファンタジーにつきもののアレだ!
「ドゥルマ様! 何ということだテンタクーがドゥルマ様の身体から出てくるなんて」
シャイオが取り乱しているが、おれは白けた気分になった。エロゲー仕様の元凶はお前かシャイオ。何であそこでエロ触手の名前が出てくるんだよ。
でも、あれ? もしかして触手をうまく使えばおれ動けるんじゃないか?
試しに手足に力を入れてみた。すると触手が束になって形取ろうとする。ある意味召喚成功なのか?
幽体離脱したみたいだから身体に戻ることを意識する。気合いを入れて目を開くと、自分の身体だった。手足の感覚が変な感じに繋がっているが、感覚がある。
「ドゥルマ様?」
「シャイオ……手足ができた……」
「まさか、召喚術!? 素晴らしい! 素晴らしい才能ですドゥルマ様!」
魔法に関してここまで手放しで褒められたのは初めてだった。気持ち悪い変態としか思っていなかったシャイオに初めて好感を抱く。
「おれのこの状態は誰にも言わないでくれ」
「もちろんです。私とドゥルマ様だけの秘密ですね」
身体にかかっていた負荷がなくなって、かなり気持ちが楽になっていた。病は気からっていうのもあながち間違いではないのだろう。
自分の身体を見下ろして、手足の切断面からニョロニョロと出ているものを確認した。せめて五本ずつなら指みたいな感じで使えないだろうか。
そう思うと、触手の本数が五本ずつに変わった。便利だ。
だけど、この触手に意思はないのだろうか。便利すぎてこの世界の理不尽に晒された身としては、落とし穴があるんじゃないか心配だ。
思った瞬間、触手が意思に反する動きをした。しゅる、とおれの性器に巻きついて、他のが後ろに潜り込む。やっぱりエロ触手だった!
「ひぅっ、シャイオ、助け」
「はあはあはあはあはあ、ドゥルマ様、ご自分でするなんて」
「ちがっ、んぐっ、ん゛ーっ」
あろうことかシャイオは触手にやられてるおれをオカズにオナニーし始めた。口に突っ込まれた触手のせいで意思表示のできないおれは、弱った身体を散々触手にいたぶられて気絶した。
「ドゥルマ様! 何ということだテンタクーがドゥルマ様の身体から出てくるなんて」
シャイオが取り乱しているが、おれは白けた気分になった。エロゲー仕様の元凶はお前かシャイオ。何であそこでエロ触手の名前が出てくるんだよ。
でも、あれ? もしかして触手をうまく使えばおれ動けるんじゃないか?
試しに手足に力を入れてみた。すると触手が束になって形取ろうとする。ある意味召喚成功なのか?
幽体離脱したみたいだから身体に戻ることを意識する。気合いを入れて目を開くと、自分の身体だった。手足の感覚が変な感じに繋がっているが、感覚がある。
「ドゥルマ様?」
「シャイオ……手足ができた……」
「まさか、召喚術!? 素晴らしい! 素晴らしい才能ですドゥルマ様!」
魔法に関してここまで手放しで褒められたのは初めてだった。気持ち悪い変態としか思っていなかったシャイオに初めて好感を抱く。
「おれのこの状態は誰にも言わないでくれ」
「もちろんです。私とドゥルマ様だけの秘密ですね」
身体にかかっていた負荷がなくなって、かなり気持ちが楽になっていた。病は気からっていうのもあながち間違いではないのだろう。
自分の身体を見下ろして、手足の切断面からニョロニョロと出ているものを確認した。せめて五本ずつなら指みたいな感じで使えないだろうか。
そう思うと、触手の本数が五本ずつに変わった。便利だ。
だけど、この触手に意思はないのだろうか。便利すぎてこの世界の理不尽に晒された身としては、落とし穴があるんじゃないか心配だ。
思った瞬間、触手が意思に反する動きをした。しゅる、とおれの性器に巻きついて、他のが後ろに潜り込む。やっぱりエロ触手だった!
「ひぅっ、シャイオ、助け」
「はあはあはあはあはあ、ドゥルマ様、ご自分でするなんて」
「ちがっ、んぐっ、ん゛ーっ」
あろうことかシャイオは触手にやられてるおれをオカズにオナニーし始めた。口に突っ込まれた触手のせいで意思表示のできないおれは、弱った身体を散々触手にいたぶられて気絶した。
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