ヒーロー王子

作家は絶望的

今や作家への道は絶望的になったので賞金目当てでこのサイトに書くより、金も地位も名誉も求めず句作を続けた山頭火のように誰にも知られることがなくても自分の心には響くものを書きたい。
だから書きたいことはアメブロに書こうと思ったがパスワードなどを忘れたのでアクセスできない。それで仕方なく賞金目当てだと思われる可能性があっても（もっとも誰も読んでないが）このサイトに書くことにした。
しかしやり直したい。18年前スランプのどつぼにハマっていった当時ぼくは藤子・F・不二雄しか知らなかった。F先生が言ってるとおり面白いものにもっと貪欲になってれば世間の評価を度外視して創作を続けた岡本太郎先生や種田山頭火先生のことを知ってスランプの脱出に成功してただろうに…
藤子F先生のマンガ家としてのサクセスストーリーばかり気にして「まんが道」に影響されますますスランプのどつぼにハマってしまった。本当はそれは間違ってるってことには気づいていたのに、家族に学校での成績不振を責められマンガに活路を見出だそうと…
10代までは認められようと認められまいと自分の夢をストレートに書いていた。岡本太郎先生の創作姿勢を自然に身につけていた。
大人にはなりたくない、金のために生きるようにはなりたくない。
18禁マンガ原作をなどに応募して、F先生のような専業作家になろうとして、僕はすでに出せた答えを見失いかけた。
僕の目指す場所は職業作家などではない。
あえて肩書きをつけるとしたら「ヒーロー」
夢見る少年と同じ心で「ヒーロー」と言いたい。