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20.告白
d.
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バイトを終えて家でゆっくりした後、22時に未央の家に向かった。
今日は夜通しで調べる予定なので、服装はパーカーにスウェットと寝る準備は万端だ。
3階建のスタイリッシュな四角い白い家の前に着いて呼び鈴を鳴らすと、玄関から未央が出てきた。
「お疲れ様でーす!寒いから入って入ってー」
広い玄関で靴を脱いで廊下に上がると、遠くから階段をバタバタと降りてくる音がした。
「真春さーん!」
えへへーとすっぴんの香枝が笑った。
「あは、香枝すっぴんじゃん!あんま変わんないね」
「早く来て!」
自分の家のように振舞う香枝に未央が「うちなんですけどー」とツッコむ。
あの日を境に、いつもと変わらない香枝を見ると、何を思っているのだろうと考えてしまう。
好きだと言ってくれたし、自分も香枝に好きだと伝えた。
香枝も自分と同じような気持ちなのだろうか。
はしゃぐ香枝を見て、色んな意味で真春の胸はギュッと締め付けられた。
何故か香枝に案内され、2階の一番奥にある未央の部屋に入る。
広さは真春の部屋と同じくらいだが、綺麗に整頓された机と、クッションが4つも置かれたベッドはなんだか女子らしさを感じた。
つまらない自分の部屋とは大違いだ。
真ん中に置いてある丸いテーブルには、ノートパソコンが置いてあり、準備は万端のようだ。
着ていたコートを畳んでリュックと一緒に部屋の隅に置く。
「あ、これ。みんなで食べようかなーって思って買ってきたんだけど」
真春は未央にお菓子の入った袋を渡した。
「さすがです!いただきましょ!あ、コーヒー準備してきますね」
未央が部屋から出て行く。
必然的に香枝と2人きりになる。
「何時に来たの?」
「ついさっきです」
「そうなんだ。てか香枝すっぴんだとちょっと眠そうに見えるね」
「えーっ?!なにそれー。バカにしてません?」
「してないよ。可愛いから大丈夫」
真春はつい言ってしまったことを後悔した。
なに言ってるんだ…。
そんな時、タイミングよく未央が戻ってきてくれた。
「はーい、真春さんどうぞ。ブラックです」
「ありがと」
「香枝は砂糖とミルクね」
「わーい!未央分かってるー。さすが」
香枝は嬉しそうにニコニコした。
「じゃー、探しますか」
未央を真ん中にしてインターネットで旅行先を検索し始めた。
「どこがいいですかね」
「香枝、山がいいんでしょ?」
「はい。でもみんな行きたいとこあるなら、山じゃなくてもいいですよ!」
「山ってか自然があるとこがいいっすかね」
「この間色々調べてた時、良さそうなとこいくつか見つけたんだけど…」
真春がサイトを伝え、未央が検索すると、この間見ていた画面が映し出された。
「おー、ここのサイトすごいっすね!クーポンとかもあるー。あ、見たいとこあったら言ってね」
未央はそう言いながらパソコンをベチベチといじってはコーヒーを飲むを繰り返した。
真春はパソコンの画面を真剣に見つめる香枝をチラチラと見ながらコーヒーを飲んだ。
久しぶりにバイト以外で会ったので、なんだか緊張してしまう。
同じようにスウェットにパーカーといった部屋着を身に付けているのも、何度も見ているはずなのに新鮮で、無性に可愛く見える。
未央の家に来てから、無邪気にはしゃぐ子供のような香枝を無意識にずっと目で追っている。
追わずにはいられないのだ。
「あ!ここなんてどうですか?」
未央が、少々山奥だが電車で行ける、自然の多いドンピシャな場所を探し当てたところで、どこかへ行ってしまっていた真春の心が「ただいま!」と戻ってきた。
「いいじゃん!そこにしようよ!さすが未央」
香枝が嬉しそうに未央の肩を叩いた。
「じゃ、泊まるとこ探しましょー!」
温泉でも有名な場所だったので宿泊施設は溢れるほどにあり、決まるまでにそう時間はかからなかった。
予約まで済ませて全て完了したのは午前1時。
パソコンの画面を見続けていたせいで、頭がクラクラする。
「終わったー!」
真春は後ろにあるベッドにもたれかかって伸びをした。
「未央がほとんどやってくれてたのになんか疲れちゃった。ありがとね」
「いえいえ。決まって良かったっすね!」
未央が軽く欠伸しながら言った。
「眠い…」
香枝も小さな欠伸をして目をこすった。
「そろそろ寝ますか」
未央が隣の部屋から布団を持ってくると、香枝は待ってました!と言わんばかりに布団に潜り込んだ。
「もう寝る!」
すぐ隣でこちらを向いて布団を抱き枕のようにして寝始めた香枝を見て、真春は自分の部屋で一緒に寝た時のことを思い出した。
懐かしくて、むず痒くなる。
「寝ます?」
「んー…まだ眠くない」
「実は、あたしも」
真春と未央は他愛のない話をしながらコーヒーを飲んだ。
未央は彼氏とは、クリスマスにイルミネーションを見に行った後レストランでディナーを楽しんだらしい。
「うちらなんて、しらす丼だよ」
「いいじゃないっすか!あたし達もゆくゆくはそういう風になりたいですよ」
「トキメキないよー?」
「トキメキなんてずっとある方が珍しいですって」
未央が語るように言った時「真春さーん」という眠そうな香枝の声が聞こえた。
「あれ?寝たんじゃなかったの?」
笑いながらコーヒーをひと口飲んだ時、香枝にパーカーの袖を握られて「真春さん寝ないの?」と言われたのでコーヒーが口から飛び出しそうになった。
その言葉、どういうつもりで言ってるのだろう。
栗色のセミロングの髪で顔が覆われているので、どんな表情をしているのかは分からない。
目は、閉じているのだろうか。
前からこういうことは何度かあったはずなのに、ドギマギして仕方なくて、未央に悟られないようにするので精一杯だ。
「真春さん、香枝と一緒に布団で寝ます?」
未央は何を思ったか、ニヤニヤしながらこちらを見て聞いてきた。
「あたし、ベッドで寝る!」
咄嗟に出た言葉に香枝はどう思っただろう。
本当は一緒に寝たいけど、今はそんな勇気、ない。
「だめです、ベッドはあたしのです」
未央がニヤニヤしながらパソコンを片付けている間に、真春はベッドに入り端の方で丸くなって寝たフリをした。
「あ、こらー」
そんな未央の声も無視して目を閉じていたら、いつの間にか朝が来ていた。
香枝と寝たかったのは事実だが、あのまま一緒に寝ていたら、積極的な香枝がどさくさに紛れてスキンシップを図ってきそうな気がして怖かった。
未央がいるのにそんな空気は嫌だったし、そもそも自分も耐えられていたかどうかも疑問だ。
キスでもしてしまいそうだ。
お昼頃に真春と香枝は未央の家を後にして、分かれ道まで自転車を押しながら並んで歩いた。
一緒に寝るのを断って、香枝は何か思っただろうか。
「決まって良かったね、行き先」
真春は考えたくなくて、当たり障りのない話題を口にした。
「はい。こんなスムーズに決まると思いませんでした。未央に感謝ですね」
「だね」
「それに」
香枝はゆっくり歩きながら「すごく楽しかった」と笑った。
その一言で、真春の心は火が灯ったように明るく、温かくなった。
その一方で、心の奥底にはまだ冷たい塊が残っているようだった。
お互いが今どのように思っているかは分からない。
何故か口に出すのが怖い。
勘違いだったらどうしよう、あの日が夢だったらどうしようと、まだ信じられなくて何もかもに自信が持てない。
あやふやなまま時間が過ぎ去り、何もはっきりしないまま過去の話となってしまうのだろうか。
いつになったら、この気持ちは解放されるのだろうか。
今日は夜通しで調べる予定なので、服装はパーカーにスウェットと寝る準備は万端だ。
3階建のスタイリッシュな四角い白い家の前に着いて呼び鈴を鳴らすと、玄関から未央が出てきた。
「お疲れ様でーす!寒いから入って入ってー」
広い玄関で靴を脱いで廊下に上がると、遠くから階段をバタバタと降りてくる音がした。
「真春さーん!」
えへへーとすっぴんの香枝が笑った。
「あは、香枝すっぴんじゃん!あんま変わんないね」
「早く来て!」
自分の家のように振舞う香枝に未央が「うちなんですけどー」とツッコむ。
あの日を境に、いつもと変わらない香枝を見ると、何を思っているのだろうと考えてしまう。
好きだと言ってくれたし、自分も香枝に好きだと伝えた。
香枝も自分と同じような気持ちなのだろうか。
はしゃぐ香枝を見て、色んな意味で真春の胸はギュッと締め付けられた。
何故か香枝に案内され、2階の一番奥にある未央の部屋に入る。
広さは真春の部屋と同じくらいだが、綺麗に整頓された机と、クッションが4つも置かれたベッドはなんだか女子らしさを感じた。
つまらない自分の部屋とは大違いだ。
真ん中に置いてある丸いテーブルには、ノートパソコンが置いてあり、準備は万端のようだ。
着ていたコートを畳んでリュックと一緒に部屋の隅に置く。
「あ、これ。みんなで食べようかなーって思って買ってきたんだけど」
真春は未央にお菓子の入った袋を渡した。
「さすがです!いただきましょ!あ、コーヒー準備してきますね」
未央が部屋から出て行く。
必然的に香枝と2人きりになる。
「何時に来たの?」
「ついさっきです」
「そうなんだ。てか香枝すっぴんだとちょっと眠そうに見えるね」
「えーっ?!なにそれー。バカにしてません?」
「してないよ。可愛いから大丈夫」
真春はつい言ってしまったことを後悔した。
なに言ってるんだ…。
そんな時、タイミングよく未央が戻ってきてくれた。
「はーい、真春さんどうぞ。ブラックです」
「ありがと」
「香枝は砂糖とミルクね」
「わーい!未央分かってるー。さすが」
香枝は嬉しそうにニコニコした。
「じゃー、探しますか」
未央を真ん中にしてインターネットで旅行先を検索し始めた。
「どこがいいですかね」
「香枝、山がいいんでしょ?」
「はい。でもみんな行きたいとこあるなら、山じゃなくてもいいですよ!」
「山ってか自然があるとこがいいっすかね」
「この間色々調べてた時、良さそうなとこいくつか見つけたんだけど…」
真春がサイトを伝え、未央が検索すると、この間見ていた画面が映し出された。
「おー、ここのサイトすごいっすね!クーポンとかもあるー。あ、見たいとこあったら言ってね」
未央はそう言いながらパソコンをベチベチといじってはコーヒーを飲むを繰り返した。
真春はパソコンの画面を真剣に見つめる香枝をチラチラと見ながらコーヒーを飲んだ。
久しぶりにバイト以外で会ったので、なんだか緊張してしまう。
同じようにスウェットにパーカーといった部屋着を身に付けているのも、何度も見ているはずなのに新鮮で、無性に可愛く見える。
未央の家に来てから、無邪気にはしゃぐ子供のような香枝を無意識にずっと目で追っている。
追わずにはいられないのだ。
「あ!ここなんてどうですか?」
未央が、少々山奥だが電車で行ける、自然の多いドンピシャな場所を探し当てたところで、どこかへ行ってしまっていた真春の心が「ただいま!」と戻ってきた。
「いいじゃん!そこにしようよ!さすが未央」
香枝が嬉しそうに未央の肩を叩いた。
「じゃ、泊まるとこ探しましょー!」
温泉でも有名な場所だったので宿泊施設は溢れるほどにあり、決まるまでにそう時間はかからなかった。
予約まで済ませて全て完了したのは午前1時。
パソコンの画面を見続けていたせいで、頭がクラクラする。
「終わったー!」
真春は後ろにあるベッドにもたれかかって伸びをした。
「未央がほとんどやってくれてたのになんか疲れちゃった。ありがとね」
「いえいえ。決まって良かったっすね!」
未央が軽く欠伸しながら言った。
「眠い…」
香枝も小さな欠伸をして目をこすった。
「そろそろ寝ますか」
未央が隣の部屋から布団を持ってくると、香枝は待ってました!と言わんばかりに布団に潜り込んだ。
「もう寝る!」
すぐ隣でこちらを向いて布団を抱き枕のようにして寝始めた香枝を見て、真春は自分の部屋で一緒に寝た時のことを思い出した。
懐かしくて、むず痒くなる。
「寝ます?」
「んー…まだ眠くない」
「実は、あたしも」
真春と未央は他愛のない話をしながらコーヒーを飲んだ。
未央は彼氏とは、クリスマスにイルミネーションを見に行った後レストランでディナーを楽しんだらしい。
「うちらなんて、しらす丼だよ」
「いいじゃないっすか!あたし達もゆくゆくはそういう風になりたいですよ」
「トキメキないよー?」
「トキメキなんてずっとある方が珍しいですって」
未央が語るように言った時「真春さーん」という眠そうな香枝の声が聞こえた。
「あれ?寝たんじゃなかったの?」
笑いながらコーヒーをひと口飲んだ時、香枝にパーカーの袖を握られて「真春さん寝ないの?」と言われたのでコーヒーが口から飛び出しそうになった。
その言葉、どういうつもりで言ってるのだろう。
栗色のセミロングの髪で顔が覆われているので、どんな表情をしているのかは分からない。
目は、閉じているのだろうか。
前からこういうことは何度かあったはずなのに、ドギマギして仕方なくて、未央に悟られないようにするので精一杯だ。
「真春さん、香枝と一緒に布団で寝ます?」
未央は何を思ったか、ニヤニヤしながらこちらを見て聞いてきた。
「あたし、ベッドで寝る!」
咄嗟に出た言葉に香枝はどう思っただろう。
本当は一緒に寝たいけど、今はそんな勇気、ない。
「だめです、ベッドはあたしのです」
未央がニヤニヤしながらパソコンを片付けている間に、真春はベッドに入り端の方で丸くなって寝たフリをした。
「あ、こらー」
そんな未央の声も無視して目を閉じていたら、いつの間にか朝が来ていた。
香枝と寝たかったのは事実だが、あのまま一緒に寝ていたら、積極的な香枝がどさくさに紛れてスキンシップを図ってきそうな気がして怖かった。
未央がいるのにそんな空気は嫌だったし、そもそも自分も耐えられていたかどうかも疑問だ。
キスでもしてしまいそうだ。
お昼頃に真春と香枝は未央の家を後にして、分かれ道まで自転車を押しながら並んで歩いた。
一緒に寝るのを断って、香枝は何か思っただろうか。
「決まって良かったね、行き先」
真春は考えたくなくて、当たり障りのない話題を口にした。
「はい。こんなスムーズに決まると思いませんでした。未央に感謝ですね」
「だね」
「それに」
香枝はゆっくり歩きながら「すごく楽しかった」と笑った。
その一言で、真春の心は火が灯ったように明るく、温かくなった。
その一方で、心の奥底にはまだ冷たい塊が残っているようだった。
お互いが今どのように思っているかは分からない。
何故か口に出すのが怖い。
勘違いだったらどうしよう、あの日が夢だったらどうしようと、まだ信じられなくて何もかもに自信が持てない。
あやふやなまま時間が過ぎ去り、何もはっきりしないまま過去の話となってしまうのだろうか。
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