小説の中で一度も登場しない令嬢に転生してしまいました。

ディディー

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私の家族

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 あれから、暫くたって、この世界について色々と分かってきた。
 この世界は王族や貴族などが存在するということ。そして、私は子爵家の令嬢らしいということ。
 この世界の言葉は日本語と一緒ということ。(新しい言葉が沢山あるけど)
 後は私の身体についてだ。今世の私は「イリスデル・ラーヤスタン子爵令嬢」でラーヤスタン子爵家に生まれた長女である。
 次に私の家族についてだ。
父・「ランスハルト・ ラーヤスタン子爵」
 私の父であり、王様から直々に爵位を貰い、領地を貰った実力者だ。
母・「マリベラ・ラーヤスタン子爵婦人」
 私の母であり、ランスハルトが爵位をもらう前から、ランスハルトを支えてきた、強い心の持ち主だ。
兄・「イライザード・ラーヤスタン子爵家子息」 私の兄であり、父似のとてつもないイケメンである。だが、やはりまだ子供だからか、今はまだ、妹ができたことを喜ぶかわいい子供だ。
以上が私の家族達だ。
 記憶を取り戻したときは、零歳半だった私だが、今では、二歳半だ。因みにイライザードは既に六歳に、なったため、来年から、王立学園という所に入るらしい。そして、私も七歳になったら入るらしいから、とても楽しみだ。
 それと、私は少しだが呂律が回るようになり、言葉が話せるようになってきた。話せるだけで、とても便利になって助かる。早くいろんな言葉を覚えたいものだ。
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