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【完】淫魔王の性奴隷(ペット)は伴侶(パートナー)となる。

5 伴侶への不安と異変の兆候【完結】

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 身体は重怠く、四肢を動かすのも鉛の枷を嵌められているかのように重くて億劫に感じる。

 アルカシスに激しく求められた彰は、彼と『命の契約』を結び夫婦になれたことの喜びはあるものの、情事後から来る全身の重怠さからベッドに寝そべり無気力になっていた。

「(眠い・・・)」

 コキュートスから帰還後、彼と交わした深い契りを彰は無気力状態で眠気と戦いながら、ゆっくりと思い出していく。

 淫魔であった頃の彼も無理矢理自分を性奴隷(ペット)にするために、調教と言って何度も関係を結ばされた。
 行為そのものに激しさはあったが、性奴隷(ペット)にすると宣言しただけあって、情交後は身体を清めてくれたり、食事を摂らせたり髪を丁寧にケアしてくれたりと、自分を気遣ってくれた。アルカシスとしてはみすぼらしかった自分を性奴隷(ペット)として隣に侍らせるために行っただけかもしれない。
 情交後の余韻に浸れる精神的な余裕はあったし、今思えばそれは彼が自分を欲していたという意思表示だったのかもしれない。

 だが闘神として復活した彼との行為は違っていた。

 もともとの激しさも加えて屠る、というか、何かに渇望してそれを欲しているという求め方をしていた。その姿は、飢えた獣に近い。

 情交後の余韻なんて感じる余裕はない。
 
 彼が凍傷を起こした自分を抱きしめた時に緋色の瞳が爛々と輝き、強い怒りを沸き立たせて殺気に満ちたあの姿を見た時に『殺される』と戦慄したのを覚えている。あの時、彼に『止めて』と言わなければ今頃どうなっていたのか。

 揺蕩う眠気は彰をゆっくりと夢現の世界へと導いていく。
 重い瞼がゆっくりと閉眼していくのを感じながら、彰は睡魔の中思考を巡らせる。

「(こんな俺が、アルカシス様に愛を教えるなんて・・・)」
 
 できるのだろうか。
 闘神として復活した彼はまるで狂人のようだった。自分の言葉がちゃんと通っているのか心配になるくらいの変貌ぶりだ。

 そんな彼の伴侶(パートナー)という立場が、自分に務まるのだろうか。

 そもそも、ルシフェルはどうして自分に『愛を教えろ』と命令したのか。
 『闘神』とはなぜ愛を知らないのか。
 自分のように孤立無援で生きてきた人間が、他人に愛を教えるなんてできるのか。

「(調べられたら、いいんだけど)」

 後で資料を見てみようと彰は思った。

 アルカシスの淫魔城には規模の大きい司書室がある。
 そこには歴代の淫魔王が収集した蔵書が多く保管されているとアルカシスの最側近であるグレゴリーから以前聞いた事があった。
 彼は、アルカシスの四人の側近では古参な方だという。彼は前淫魔王から仕えているといい、当時子どもだったアルカシスも知っているという。
 身体が回復したら、一度彼に闘神について聞いてみようか。

 でも。

「(ああ・・・今、とても眠い)」

 闘神。
 愛を、教える。

 その言葉を心の中で唱えながら、彰はゆっくりと眠りについた。



*    *    *

 アルカシスの執務室には、彼の側近であるグレゴリー、アレクセイ、イヴァン、ニカライが集まっていた。
 彼等は、アルカシスと彰が無事に『命の契約』を結び、彰を性奴隷(ペット)から伴侶(パートナー)へ格上げできた事への祝辞を伝えるため訪れていた。
 アルカシスが使用しているアンティーク調のデスクは書類の乱雑さは無く綺麗に整えられており、革張りの一人掛けソファに寛ぐように座っていた。そのすぐ背後には扉がある。その向こうには彼の寝室が設えられており、彰が眠りについている部屋だ。

「おめでとうございます、主上」

 グレゴリーが四人を代表して恭しく一礼して祝辞を伝えた。他の三人も同様に彼に倣う。対してアルカシスは、彼の祝辞に生返事するだけだ。

「あぁ、ありがとう・・・」

 彼には喜んでいる様子はなく、何か思考を巡らせているのか、頬杖をついて浮かない顔をしている。
 そんな彼の表情を見て、四人は目配せする。特に、アルカシスが淫魔王就任後にその忠誠心と魔力の高さを彼に認められて側近となったニカライとイヴァンの二人は早速彰と何かあったのかとグレゴリーに視線を向ける。

 そんな二人の意図を察したグレゴリーは、革張りのソファに寛いで明後日の方向に向いているアルカシスに声をかける。

「素直には、喜べませんか?ショウを伴侶にする事は、貴方も望んでいたのではありませんか?」

 グレゴリーの言葉にアルカシスは頷く。

 彼自身、これで納得したわけではなかった。彼は四人に視線を向けると、おもむろに口を開いた。

「あの時、確かに私はショウをコキュートスに連れ去ったロキに怒りを感じた。そこで湧き上がった殺気がショウによって一瞬で沈静化された。あの子の言葉が、私から殺気を消したのだ・・・」
「殺気を、消したというのですか?ショウが?」

 グレゴリーの問いにアルカシスはそうだと頷いた。彼の言葉にグレゴリーや他三人も固まってしまう。

「貴方ご自身が、ではなくショウが、ですか?」

 アレクセイも確認のためもう一度問うがアルカシスは頷くのみだった。

 信じられない。

 動揺した四人は揃って同じように思った。
 四人は、なぜアルカシスが闘神の籍に就く事を打診されても断り続けていたのか、それを知っていた。

 それは、混血とはいえ淫魔では闘神特有の『殺気』を操る事が不可能だったからであり、ルシフェルやトールが淫魔の彼を不適格とした理由である。ただ、アレスの血を彼の子ども達の中では一番色濃く受け継ぎ、尚且つ次に闘神に就ける神はルシフェルの配下ではいなかったため、アルカシスはあくまで候補者という立場だった。
 なぜなら純粋な神ですら、戦闘狂の殺気は身を滅ぼす程の諸刃の剣。戦闘時には最前線に出陣し勝利を納めるが、非戦闘時には同胞達を傷つける事になり凶悪な殺戮者となるためだ。
 ならば淫魔との混血である自分には到底無理な事だと分かっていた。だから打診されても拒み続けていた。

 だが、その殺気のコントロールを可能にできる方法があった。

 それが、伴侶を持つ事だった。
 それも人間の中で、創造主である大神の『愛』を受けた魂を持つ人間である『魅惑の人』を、だ。
 そうすれば闘神は、戦闘狂である荒ぶる戦神から崇高な軍神として信頼され、自らに宿る殺気を操り他の神達を従え戦いの上で勝利を治める事ができる。
 
 彰が、自分を愛していたのは意外だった。
 その事を知った途端、この人間が向ける【愛】が欲しくなった。
 
 だから闘神として蘇生する事を決意した。
 
 だが彰は怒りで湧き上がった殺気を放つ自分に恐怖を感じてしまった。
 【支配】を受け入れたとしても、この先彼は全面的に自分に委ねるだろうか。

 アルカシスは天井を仰ぎ見て、深い溜め息をついた。

「私は怖い。あの子が、私から離れていく事に。私に歯向かう事に」

 彰が自分から離れてしまう日が来れば、自分はあの子を無理矢理縛り付けるだろう。それが当然だと言って。
 だがそうすれば、自分はあの子からの【愛】を得る事は最早できなくなるかもしれない。

 ならば、自分はあの子をどうしたらいいのか。

 アルカシスはソファに座ったままどこか感傷に浸るように小さく呟いた。他の三人は未だ動揺を隠せない中、その呟きを聞いたニカライは、ホッとした表情を浮かべ安心したように両手を後頭部で組んでアルカシスに言った。

「主上。今のそのアンタの顔、ショウにも見せてやりてぇ。人間と同じ顔してる」
「ニカライ・・・」

 ニカライの言葉は予想外だったようで、アルカシスだけでなく、他の三人も驚いて目を見開いている。
 驚いたアルカシスはニカライに尋ねた。

「人間と同じ?私が?」

 それは、初めて言われた言葉だった。
 彼の問いに、ニカライはそうだと頷いた。

「俺は以前、人間界(あっち)でチビ共の世話ばっかりしてたんだ。大変だったぜ。内戦と飢餓と病が同時にやって来て、アイツらの親は戦地に駆り出されたと思ったら戦死か餓死か病死でチビ一人だけになっちまってさ。街は孤児だらけで人間誰も助けてくれねぇの。そいつらを見つけて、俺が育てていたんだ。色々あったけど、みんな大人になって一度は俺の元を離れていった。俺が育てた奴らの中には俺に婚約者を紹介する奴もいたんだ。その時、アイツら皆こう言うんだ。『この幸せが、怖い。急になくなりそうで』って。でもな、俺いつもこう言ってたんだ。『何もしないでビビるより、やっても怖いなら怖がれ』って。そしたら皆、背中を張って結婚式に臨んだんだ。死んだ奴もいるが、今じゃ家庭を築いたり、一人で色々やったりって皆胸張って生きている。アンタも、そうやればいいじゃん。もうショウと夫婦なんだし」
 
 ニカライの孤児という言葉にアルカシスは苦笑する。アルカシスだけでなく、彼の話を聞いた他の三人も成る程と納得したように頷いた。苦笑したアルカシスは、どこか吹っ切れた表情をしてニカライに言った。

「ニカライの言う通りだね。確かに。私はいつの間にかショウの顔色を伺うようになったと思う。いい話を聞けた。君を側近に据えた私の判断は間違ってなかったようだね」

 アルカシスの言葉にニカライは照れ臭そうにニヤっと口角を上げた。

「いえいえ。俺でよければいつでも」

 ニカライは照れ臭そうに笑っている。その隣でアレクセイは、アルカシスに言った。

「ショウは貴方を愛しています。今はそれだけを主上は受け止められてはいかがでしょうか。主上はまだ闘神に蘇生されて日が浅いですし、明日明後日にルシフェルは大神への再戦を目論んでいるとは思えません。今は、ショウと心を通わせるよう。折角お二人は結ばれたのですから」

 アレクセイはアルカシスに諭すよう説明する。確かに彼の言う通りだとアルカシスは思った。
 『命の契約』はルシフェルが証人になった以上、暫く彰に他の神が接近する事はないだろう。ならば、これからは彰と共に過ごす時間を作ろうか。

 自分の不安が軽減されたようで、アルカシスは先程の表情と打って変わり、穏やかな表情で四人を見た。

「君達を部下に持って私は幸せ者だ。これからも、ショウとこの北国のために君達の力を借りたい」

 その言葉に四人はアルカシスに一礼する。
 
『承知致しました。我が王よ』




*   *   *

「医学部に行きたい?」

 身体が回復した彰は、自分のために北国に滞在していた凪子に相談を持ちかけた。
 部屋のバルコニーに寄りかかるように彰の話を聞いていた凪子は、彼からの意外な相談事にキョトンとした。
 彼女にとっては青天の霹靂で、わざわざ苦労の多い学生を選択したのか分からない。しかも、色々としがらみの多い医学部に行きたいとは。

「何で?ここにいれば貴方は安泰じゃない。アルカシスがいるし。わざわざ泥臭い事なんてしなくてもいいのに」
「実は俺、サラリーマンしながら医学部入学を目指してたんです。社会人枠で。親に縁切られてもどうしても行きたくて」

 祖母は医師だった。
 彰が子どもの頃暮らしていた地域では精神科医という医師は少なく、しかも女性という事もあり患者達からは絶大な信頼があった。
 そんな彼女を昔から見ていた彰は、いずれは自分も医師になると思っていたという。しかし、兄が医学部に進学した事で両親から進学を頓挫され喧嘩別れして知らない土地で一人暮らしをしながら貯金をして資金を増やしていた。
 感染症の流行がなければ貯金は増えていたはずだったが、流行により会社の経営が先細り給料が減り貯金を崩しながら生活していかなければならなくなった。
 アルカシスと出会った時は、そんな途方にくれていた時だった。

 彰の境遇を聞いた凪子は一瞬驚いた表情を見せるも、何か思案するようにうーむ、と唸り口元に手を当てた。

「それだけ人間界で苦労してるんだったら、アルカシスと淫魔界(こちら)にいた方がいいんじゃないかしら?まぁ、彰が行きたいって言ったら私は止められないし、アルカシスも話したら学費くらいはすぐに出してくれると思うけど」
「アルカシス様が?」

 彰は意外だと驚いて目を見開いた。
 彼の伴侶になるのは彼の【支配】に下るという事。だから、勉強したいという意志も伝えてはいけないと思っていた。
 彰の表情を見て、凪子は彼の驚いた表情からもしかして知らなかったのかと尋ねた。

「知らなかった?淫魔王は伴侶の自由を制限してはいけないという決まりがあるのよ。伴侶が王に申請すればだいたいの事は通るわ。後必要な事も言えば出してくれるし。貴方がやりたいというのを無下に否定する男ではないわ。そこは私も知ってる」
「じゃあ、俺が医学部に行きたいと言えば・・・」
「もちろんオーケーしてくれるわよ。ただどこまで伴侶の自由を保障するかは、淫魔王の裁量に委ねられるけれど、基本はオーケーよ。私も40年医師やってるのも、エリーが認めてくれるおかげだしね」

 凪子は白衣のポケットからタバコ一本とライターを取り出すと、タバコに火をつけ煙をゆっくり吸うと口を窄めてふぅと吐き出した。そして話を続ける。

「でもね彰、これだけは言っておくけど医学部に入ったからってお祖母さんみたいな立派な先生になれるわけじゃないわ。そこは勘違いしないでね」

 彰は凪子の言葉にハッとした。
 彰の表情を横目でチラッと見た凪子は、そのまま話を続ける。

「医師って、覚えた知識や技術だけで患者さんの信頼を得られるもんじゃないの。人柄ってやっぱりあるの。どこの国どこの地域でも仕事したって人柄はついて回るわ。話からするに、貴方のお祖母さんが患者さんに信頼されていたのは彼女の人柄が大きかったからだと思うわ。精神科医ってあんまり大がかりな処置はしないから」

 それを聞いた彰は幼い頃から医院を訪れていた患者達の顔ぶれが脳内で再生される。
 みんな祖母を信頼して受診していた。彼女の診察を終えた患者達はどこか表情がスッキリしていた人が多かった。
 祖母は、どうやって彼等の信頼を獲得していったのだろう。そして、自分は・・・。

「どうしたら、アルカシス様に信頼して貰えるのかな?」

 ポロッと発した言葉に、凪子は吸い切ったタバコの火を消してエチケットケースにしまいながらクスッと笑った。

「やっぱりそっちか。彰、だったら医学部なんて辞めてアルカシスに甘えればいいの。それで解決。モーマンタイ!」
「そんなわけにはいかないんですよ!」

 ムキになって凪子に反論する彰に、凪子は驚きながらも彰が何か悩んでるのかと思って尋ねた。

「アルカシスと何かあったの?」
「実は・・・ルシフェルさんに『愛を教えろ』と命令されて、ただ俺も【愛】なんて分からないから、どうしたのかと思って」
「アンタしどろもどろね。はっきりと言いなさい」

 彰は、アルカシスと『命の契約』を結ぶ際ルシフェルから説明された闘神の経緯について凪子に説明する。

 遥か昔、自分達神は大神に敗北し氷上の大地コキュートスへ堕とされた事。
 他に堕とされた同胞達から次々と理性を失った醜悪な化け物に成り果ててしまった事。
 その同胞達を斬り殺してきたのがアルカシスやエリザベータの父アレスであった事。
 亡き彼等のため大神に再戦する機会を模索しながら、人間を伴侶として新たな同胞を増やし続けている事。
 来るべき大神との再戦に確実に勝利するため、闘神として蘇生したアルカシスに【愛】を教える事を命令された事。

 話を聞いた凪子はうんざりした表情を見せた。

「あのオッサンも懲りないわね。そんなにやりたいなら自分一人で特攻すればいいじゃない」
「凪子さん、ルシフェルさんの事知ってるんてすか?」
「昔ちょっとした縁でね」

 凪子はゆっくりと煙を吐き出すと思案に耽るように空を仰ぎ見る。そして彰に視線を向けると、彼に言い聞かせるように言った。

「多分アルカシスも、闘神の能力に戸惑っているのかもしれないわね。彼は純粋な神ではなかったから、急に神力が宿った事で身体が追いついていないのでしょう」
「神力って、淫魔は宿せないんですか?」
「そもそも性質が違うのよ。エリーから聞いた事はあったけど、アルカシスは混血だから他の淫魔より魔力が強いだけ。本来神力を備えられる器じゃないわ。だから、一度死ぬ必要があったの」

 だが凪子によると、闘神にはある欠点があるという。

「闘神の神力はかなり暴れ馬なのよ。だからすぐに殺気が激るし、戦闘になると先陣を切って戦で勝利を治める。だから戦神なんて呼ばれているわ。だけど、それが長く続くわけじゃない。暴れる剣には納める鞘が必要なように闘神の神力を抑えてコントロールできなければ同胞殺しになってしまうの。アルカシスも今回は賭けだったのでしょうね」
「その賭けに乗ったのって」
「アンタがアルカシスを好きになったから。彼にはそれが闘神に蘇生する充分な理由になったのよ」

 その言葉に、彰の中で何かが熱く込み上げて、胸に手を置いた。彼はその込み上げるモノに嬉しさを感じる。

 そうか。他人を好きになるのってこんなに暖かいんだ。この暖かさが、とても嬉しい。

 彰の表情を見て凪子も優しく微笑む。

「両想いおめでとう。これから大変になるだろうけど、アルカシスの事頼んだわよ、彰」
「ありがとうございます凪子さん。俺、早速アルカシス様に言ってみます」





*   *   *

 一方、人間界では歓楽街の路地裏で一人の男が舎弟のリンチで事切れた裏切り者をタバコを吸いながら無表情で見下ろしていた。

「田川の兄貴、コイツはもうここまでです。コイツからは『アレ』の出所を吐き出す事はできません」
「そうか。ご苦労だったな」

 田川と呼ばれた男は、タバコの火を消すとスーツからスマートフォンを取り出しある人物に電話をかけた。

「カシラ、田川です。奴は死にました。・・・えぇ、奴の死体は処分しておきます。勿論です。このシマ荒らし、徹底的に調べ上げて、関係者全員挽き肉にして処分致します」







「淫魔王の性奴隷(ペット)」完結
続編「淫魔王の伴侶(パートナー)」
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