上 下
102 / 111

101.

しおりを挟む
街を散策しながら宿探し中・・・

初めての土地ってドキドキワクワクが止まらないよねっ!

人見知りの癖に誰も自分の事を知らない場所に行くってちょっと楽しい

流石に話しかけられるとちょっと焦るけど

前世だとさ、事前にリサーチして宿決めて行けるんだけど、こっちの世界はさ、全く情報がないわけ!!

サーチしたら分かるけど、それも地形だったりだけだからここが美味しいとかいい宿とかって地元の人に聞くしかないわけよ

しかも馬車の中なんてほぼグロッキーだったから話なんてすることもなく・・・

ほんと自分の直感を信じてお店に入るしかないのね

とりあえず名前と外観で決めたのはこちら!!

綺麗な水色の外観の宿、その名も【人魚の宴】

ちょっとドキドキしながら入ったら、そこにはビックマ・・んん゛っ恰幅のいい肝っ玉かぁちゃんがおられました~

未成年だし、1人だから泊まれるか心配だったけど逆に心配されちったよっ☆ 

無事に泊まれる宿も見つかり、ここで2~3日ゆっくりしようと思います!!

ビックマムことジョアンナさんに色々教えてもらっていざ行かん!!

見所としては街を一望できる高台の場所から見る夕焼けが綺麗みたい

ただ、1人で行くのはお薦めしないけどって言われた。

後はやっぱり海の近くってことで市場は見てきたらいいって~

獣人さんの国と貿易もしてることから向こうの国にしかないものがあるんだって!

あのナッツのお兄さんとこみたいな感じであるのかな~???

楽しみだっ♪

今日は宿の近くの散策だけにして、明日行ってみることにしよう!!

夕食は宿でいただきます♪

ブイヤベースみたいなお魚のスープは絶品でございました!!

いや最近塩味ばっかりだったからもう感動したよ~

ここの一番人気だっていうのも頷けるねっ

パンもどっちかっていうとナンみたいな薄いタイプで、異文化交流があるこの街ならではって感じだったね

それにこの宿の看板娘のサリーさんがもうこれがビックリよ!?

メチャクチャ美人!!私が来た時はちょうど買い出しに行ってたから会えなかったんだけど

そりゃお客さんが多いわけだわ

んでもって悪さしようもんならジョアンナさんから鉄槌を喰らうっていう・・・

サリーさんがあと何年もすればジョアンナさんみたいになるのかとちょっと心配になったミアでした

次の日、さっそく市場にGO!!

魚介類もそうなんだけど、エスニック感漂う綺麗な生地とかあとナッツ類ね!!

お兄さんのところにはなかったココナッツ発見!!

これでまたオイルの種類が増えたね♪

ココナッツオイル、ダイエットにいいとかで食べる人もいたけど、私は俄然肌に塗る派でございました

あとアロエ!ライチもあったよ~!!

そしてそして~・・・オイスターソースにラー油、胡麻油~!!

言わずもがな爆買いしてしまったけど、後悔はしておりません!!

大満足で市場をあとにした私が向かったのは、街を一望できる高台

ホントは夕日を見たかったんだけど、着いてみれば諦めざる終えませんでした。

だってベンチの向きといい、雰囲気といい・・・完全にデートスポットではないか!!

夕日を見ながらね・・うん。分かりますよ。

まぁそんなことは置いといて、景色最高でございます!!

屋台で買ってきたご飯を食べながら、時おり吹き抜ける風が心地いいね

こうして海を見ながらボーッとする時間好きだな~

上から見ると中心街から離れたところに砂浜発見!!

結構宿から離れてるけど、明日にでも行ってみようかな

暫く景色を眺めた後、暗くなる前に宿に帰っていった。

シャニール3日目、只今あの砂浜に来ております!!

遠くから見るとちょっと離れてるな~って感じだったけど、実際歩いてみると結構離れてたよ・・・

そしてここはプライベートビーチか!?ってくらい誰もいないのね

確かにこの時間は皆さん働いてらっしゃるのだろうけども

それでも一応人里離れた場所じゃないからね、流石に泳ぐのは断念いたしました

まぁ足ぐらいはつけてもいいでしょ?

生温い海水に足をつけながら散歩して、ちょっとした岩場に溜まった水場で小さな魚を探したりと1人遊びを満喫した

そう言えば、私課題全くしてないな

まぁまだ大丈夫なはず!!今年は湖にも行きたいし・・・うん。

夏休み最終日に泣くはめにならないようにしよう。

そうとなれば、このままあの湖に行ってもいいかも。

なんか中途半端に今帰ったら嫌な予感がする・・・

うん!そうしよう!明日お土産買ってそのまま湖直行だな!!

宿に戻る途中大衆浴場を発見し、ちゃっかりお風呂に入るミアなのでした。

翌日お世話になったジョアンナさん達に別れを告げ、みんなにお土産を買って人気のない所に移動したら一気に転移で湖まで行きますよ~!!

はぁ~森林浴サイコー!!

って呑気にしてる場合じゃねぇ~!!

転移した先にはどうも久しぶり、ワイバーン!!

去年結構倒したはずなのに~どっから沸いてくるんだい君たちはっ!

久しぶりの戦闘で若干疲れたよ私は・・・

意気揚々と来たものの、早速アイテムBOXに入ってる馬車を出すはめになってしまったわ。

周りにシールドを貼って、おやすみなさい・・・



しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

捨てられた転生幼女は無自重無双する

紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。 アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。 ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。 アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。 去ろうとしている人物は父と母だった。 ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。 朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。 クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。 しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。 アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。 王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。 アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。 ※諸事情によりしばらく連載休止致します。 ※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。

お前は家から追放する?構いませんが、この家の全権力を持っているのは私ですよ?

水垣するめ
恋愛
「アリス、お前をこのアトキンソン伯爵家から追放する」 「はぁ?」 静かな食堂の間。 主人公アリス・アトキンソンの父アランはアリスに向かって突然追放すると告げた。 同じく席に座っている母や兄、そして妹も父に同意したように頷いている。 いきなり食堂に集められたかと思えば、思いも寄らない追放宣言にアリスは戸惑いよりも心底呆れた。 「はぁ、何を言っているんですか、この領地を経営しているのは私ですよ?」 「ああ、その経営も最近軌道に乗ってきたのでな、お前はもう用済みになったから追放する」 父のあまりに無茶苦茶な言い分にアリスは辟易する。 「いいでしょう。そんなに出ていって欲しいなら出ていってあげます」 アリスは家から一度出る決心をする。 それを聞いて両親や兄弟は大喜びした。 アリスはそれを哀れみの目で見ながら家を出る。 彼らがこれから地獄を見ることを知っていたからだ。 「大方、私が今まで稼いだお金や開発した資源を全て自分のものにしたかったんでしょうね。……でもそんなことがまかり通るわけないじゃないですか」 アリスはため息をつく。 「──だって、この家の全権力を持っているのは私なのに」 後悔したところでもう遅い。

あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?

水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが… 私が平民だとどこで知ったのですか?

妹だけを可愛がるなら私はいらないでしょう。だから消えます……。何でもねだる妹と溺愛する両親に私は見切りをつける。

しげむろ ゆうき
ファンタジー
誕生日に買ってもらったドレスを欲しがる妹 そんな妹を溺愛する両親は、笑顔であげなさいと言ってくる もう限界がきた私はあることを決心するのだった

婚約破棄と追放をされたので能力使って自立したいと思います

かるぼな
ファンタジー
突然、王太子に婚約破棄と追放を言い渡されたリーネ・アルソフィ。 現代日本人の『神木れいな』の記憶を持つリーネはレイナと名前を変えて生きていく事に。 一人旅に出るが周りの人間に助けられ甘やかされていく。 【拒絶と吸収】の能力で取捨選択して良いとこ取り。 癒し系統の才能が徐々に開花してとんでもない事に。 レイナの目標は自立する事なのだが……。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。 --------- 掲載は不定期になります。 追記 「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。 お知らせ カクヨム様でも掲載中です。

処理中です...