上 下
72 / 117

71.

しおりを挟む
はいど~も~!!皆のアイドルミアちゃんですよ~!!

・・・いいじゃん!!現実逃避ぐらいしたって!!

お分かりだろうか?本日より学園でございます・・・

前日の夜、タウンハウスに泊まり朝から制服に身を包んでおりますよ・・・えぇ。

伯爵さんは何か嬉しそうですけどね!!私は憂鬱ですよ・・・

馬車に揺られること20分。いやもう歩いた方が早くね?

っていうちょっと苦痛の時間を過ごしながら正門前に到着いたしました

が!!まぁ視線の痛いこと、てか面倒くさいな・・・

コソコソ話すぐらいなら面と向かって喋らんかい!!

とはいえ新参者ですからね。こっちを伺うような視線に耐えながら職員室に向かう・・・

学園の印象?まぁ金かかってんなぁ~って感じです

オホホ・・ウフフ・・と言わば、私が鳥肌もんのね。えぇ、そりゃもうごきげんようって

クラスに案内された後は入学式ですよ~!!私は関係ないんだけどね

隣の席の子に誰こいつ的な目線を感じましたけども・・・

私も知らないからね?スルーですよ。何てったって人見知りですからね!!

暇だ・・・まぁ入学式ってそういうもんだと思うけど、あと学園長の話し長ぇ~!!

何なの??全世界の学校のお偉いさんは話が長くないとなれないとかあんのかね?

漸く入学式も終わり、再びクラスに戻った後は、自己紹介やら今後の説明やら何やらで、今日は終了です!!

あっクラスには平民の子も何人かいたよ!!

ってかさ、制服が、制服の意味を成してないって・・・私は作ってもらったままの制服だったんだけど、皆ねアレンジしすぎてワケわからん

スカートにそんな装飾要ります?ってぐらい

当然知り合いがいるわけもなく、ってか既にグループになってるからかボッチですけどね!!

明日は歓迎会やら何やらあるみたいよ・・・

授業が始まるのは来週かららしくて、それまでにカリキュラムを組んだり委員会とか部活?を決めたりするらしい・・・

新入生に配られるパンフレット貰ったわ

次の日、歓迎会ってかオリエンテーリングみたいな感じだった。

校内を回りながら上級生と交流する的な?んでその後ホールでパーティーなんだって

で、私といえば、今新入生と共に学園を歩いております

ってかね広すぎて大変なんだけど・・・あとキャピキャピについてけない・・・

案内ってか一緒に回ってくれてる先輩がカッコよく見えるのは仕方ないと思うけどさ

あんまり話しかけられても、私も知らないよ!?

何なら私もへぇ~ってなってるわ!!

ってか早く終わらないかな~・・・私はチョコが作りたいんだよ!!

あと製氷機にミキサーも、結局作ってないんだよね~・・・

あと鑑定メガネ!!そういえばアレンさん達の武器も作ってないや

あ~したいことが山ほどあるのに~!!

このあとのパーティーは新入生以外は自由参加だったはず!!ドレスとかマジで無理だし!!

よしっ!帰ろう!!すぐ帰ろう!!

オリエンテーリングが終わって、そのまま鞄を持って玄関出ようとしたら止められた

「ちょっとあなた!どこに行くつもりですの?」

「えっ?帰りますけど?」

ってか誰だよ~!!うわ~ゴリゴリ縦ロ~ル!!それどうやってキープしてんの?地毛?地毛なの?!

「まぁ!?何て口のきき方なの?!これだから教育のなってない人間は!!平民風情がこのわたくしに向かって!!」

「ホントですわ!!」

いや平民じゃね~し・・・ってか教育って

「で、何か?」

「あなた!ジェイク様はわたくしの婚約者ですのよ!!先程のオリエンテーリングだってわたくしがご一緒するはずでしたのに!!」

ジェイクって誰だよ?!さっきのってことはあの中の誰かか?つか知らないよ!!

「はぁ・・・で、それが帰る私に何の関係が?」

「あなた!アマリア様に向かって失礼よ!!」

「いや失礼って・・・近寄るなってことだったら別に興味もないし何なら放っといてもらって大丈夫ですけど?ってかそんなことで私呼び止められたの?」

「なっ!!」

だっる~!!何か睨まれてんだけど~婚約者だかなんだか知らないけど今日のオリエンテーリングだって別に私から頼んで入った訳じゃないんだけど?

これだから面倒くさいんだよ!女社会・・・

「それ以外で何か用事がないなら私帰るわ」

こういうのは無視に限る!!ってことでさようなら~

学園の敷地内も実践場とか以外魔法禁止なんだよ。とりあえず早く門から出たいんだけど~!!

ダッシュで門を抜けそのまま転移して帰る。

あっそういえばお迎え要らないって言うの忘れてたわ

まだ出てないよね?とりあえず部屋から出て言っとかないと馭者さんかわいそうだもんね

部屋を出ると婆や登場!!

「お嬢様!!どうされたのですか?!」

「いやパーティー面倒くさいし、帰ってきたんだけどお迎え出てたら可哀想だと思って」

「はぁ~分かりました。馭者には伝えておきます」

「お願いします!じゃあ私これからお迎え要らないんで!!何なら家から学園までも馬車要らないんで!!」

「それはいけません!!何かあったらどうされるのですか!?あと口調!!」

婆やや・・・何もないと思うよ?
 
しおりを挟む
感想 51

あなたにおすすめの小説

捨てられた転生幼女は無自重無双する

紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。 アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。 ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。 アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。 去ろうとしている人物は父と母だった。 ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。 朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。 クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。 しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。 アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。 王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。 アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。 ※諸事情によりしばらく連載休止致します。 ※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

卒業パーティーで魅了されている連中がいたから、助けてやった。えっ、どうやって?帝国真拳奥義を使ってな

しげむろ ゆうき
恋愛
 卒業パーティーに呼ばれた俺はピンク頭に魅了された連中に気づく  しかも、魅了された連中は令嬢に向かって婚約破棄をするだの色々と暴言を吐いたのだ  おそらく本意ではないのだろうと思った俺はそいつらを助けることにしたのだ

【完】あの、……どなたでしょうか?

桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー  爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」 見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は……… 「あの、……どなたのことでしょうか?」 まさかの意味不明発言!! 今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!! 結末やいかに!! ******************* 執筆終了済みです。

異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。

kakuyuki
ファンタジー
交通事故で死んでしまった、三日月 桜(みかづき さくら)は、何故か異世界に行くことになる。 桜は、目立たず生きることを決意したが・・・ 初めての投稿なのでよろしくお願いします。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

全能で楽しく公爵家!!

山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。 未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう! 転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。 スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。 ※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。 ※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。

これがホントの第2の人生。

神谷 絵馬
ファンタジー
以前より読みやすいように、書き方を変えてみました。 少しずつ編集していきます! 天変地異?...否、幼なじみのハーレム達による嫉妬で、命を落とした?! 私が何をしたっていうのよ?!! 面白そうだから転生してみる??! 冗談じゃない!! 神様の気紛れにより輪廻から外され...。 神様の独断により異世界転生 第2の人生は、ほのぼの生きたい!! ―――――――――― 自分の執筆ペースにムラがありすぎるので、1日に1ページの投稿にして、沢山書けた時は予約投稿を使って、翌日に投稿します。

処理中です...