48 / 119
48.
しおりを挟む
それから2週間後、レオ兄に連れてこられた場所は、ギルドの通りに面した小さなお店だった。
「今のところここが一番みんなの希望に合う場所で・・・」
「ん?みんなの希望って何?」
「それはミアが安全で、僕たちが通いやすいっていう・・・」
こんなとこでもか!?いやまぁ確かにギルドと家の丁度中間辺りだし、みんなにとっては便がいいんだろうけども
これ私が店する感じ?えっとお店をするのは聞いたし、それが私の提案した料理っていうのも聞いてたけど・・・えっ?
何と私の商業ギルドの口座凄いことになってた
まぁお金もね使わないと・・・何なら私あんま使った記憶ないからね
「このサイズじゃちょっと厳しいから中はいじっていいし、ミアの好きなように作ってくれたら、まぁ僕もスタッフとして働くから手伝えることあったら言って」
うん。これはもうあれだね、決定してる感じね
とりあえず、外観はあまりいじらないようにして、内装か・・・どんなんがいいかな~やるならこだわりたいところだけど
あの人達が来ても違和感なくて、他の人達も寛げる・・・パーテーションはいるよね♪カウンターも厨房とは一線入れて中見えないようにしてあげた方がいいかな?
「あっちなみに営業は夕方までね」
「えっ?何で?!」
「えっ?そりゃそうでしょ。ミアどうやって帰るの?」
え~まさかの私基準・・・いやせめて夕食時までは開けようよ。そもそもお昼食べるとかいう習慣無いんだしさ・・・
それならテイクアウトも考えてちょっと外にショーケースとか作ろうかな♪
色々考えて内装というか完成図を書いて、OKが出たらいよいよリノベーション開始でございます!!
キッチンはマスターでも動きやすいように天井や通路を広めにとって、ミア特製ジャンボ冷蔵・冷凍庫完備!!
更には作ってやったぜ!!そぅ食洗機!!いやマジこれはいるやつ!!スタッフも今のところマスターとレオ兄と私だけだし。その内様子見て増やすって言ってたけど・・・
絶対洗い物まで手が回らないからね♪まぁ作ったときは軽く怒られましたけど
あとはレジとかも欲しかったけど・・・その辺はレオ兄に任せます
内装は白を基調にレンガと木でカントリー風に仕上げたよ♪
あと座面にあのジュエリークヴァレで作ったクッションを配置。これがまた何とも座り心地が良くて
カウンターにも食洗機や直ぐに飲み物が出せるようコンロ、後は外から見えるようショーケースも作った!!
そこには軽食やスイーツを並べる予定♪
もうねやり出したら止まらないのよね~若干みんなに引かれたもん
で2階もあるんだけど、そこは休憩スペースとレオ兄の部屋、マスターの部屋が出来た
後は店名を入れた看板やメニューを作るだけ♪
メニューは一応軽食と定食、スイーツを出す予定なんだけど、まぁこれが結構大変で・・・
だって原価計算とかさ値段設定とかってマジで無理!!なんなら全部ワンコインでって言いたくなったもん
お金の事とか仕入れの事は全部レオ兄に丸投げして、私は好きにやらせてもらった
人間適材適所ってね
結局営業時間は10時から14時までと16時から20時までになった。
そしてようやく開店準備も出来て、今日はお店の看板がやってきます!!
何故か店名だけはみんなが任せてくれと教えてくれなかったので
レオ兄に目隠しをされ、みんなの合図で目隠しを取ると・・・
【MIALiberte(ミアリベルテ)】と書かれた文字が
「これどういう意味?」
「ん?みんなで候補を挙げてた時に出てきて、何故かその名前がいいと思ったんだ」
と近くにいたアレンさんが教えてくれた。どういう意味なのかみんな分からなかったらしいんだけど・・・
いやよく分からない店名つけたな!!まぁみんならしいっちゃらしいけど・・・でもね?これ私の名前入ってない?
気のせい?何かすごく嫌な予感がするのは・・・でもまぁいっか!!
何個か候補を聞いたけど、恥ずかしい名前とか多かったし。だって【森の妖精カフェ】とかさ~働いてるの厳ついおっちゃんと見た目美人の腹黒・・ゲフン、だよ?
どこに妖精の要素あった?!あとね【レスガラロアレミジャ】って何?!えっ?みんなの名前?あっ、へぇ~・・・って長いわ!!
私がせっせと内装してる時に・・・でもそう考えるとこの名前でよかったのかなとも思った
後で神様に商売繁盛祈願でもしに行こうかな♪
明日お披露目して明後日から本格的にオープン!!忙しくなるかな~
まぁみんなもいるし何とかなるか!!いっちょやりますかね!!
そしてその後、教会でこの名前の意味を知ることになった
「クックック・・・お主にぴったりであろう?」
と笑いながら言う神様に何してくれてんだと思ったのは悪くないと思う・・・
まぁホントのことだから仕方ないけども。ただね?こっそり候補出すって何してんの?
ちょっと暇すぎやしませんか?まぁいいけどさ・・・楽しそうで何よりでございます
教会に行った帰り、みんなに宣伝してもらいお披露目のパーティーが行われた。
まぁお披露目パーティーっていっても用は試食会みたいな感じ♪
お店で出すメニューをバイキング形式で食べてもらうのだ!!
とはいっても街の人全員が入れるわけもないので、とりあえず、私とこのお店の関わりのある面々で行うことになった。
まぁ流石に今回ばかりは商業ギルドのお偉いさん方も来店してもらった。
レオ兄が辞めてからは商業ギルドに行くこともなかったんだけど・・・初めてあったギルマスは何て言うか色々と濃いおっちゃんだった
まぁ秘書さんが超ベテラン執事っぽい人である意味いいコンビだったよ
料理のレシピはとりあえずお店が軌道に乗って、料理を知られるようになってから公開・販売することになった。
みんなに満足してもらって、今回一番大変だっただろうマスターと2人喜びあった。
いよいよ明日はオープンの日・・・いっちょ頑張りますか!!
「今のところここが一番みんなの希望に合う場所で・・・」
「ん?みんなの希望って何?」
「それはミアが安全で、僕たちが通いやすいっていう・・・」
こんなとこでもか!?いやまぁ確かにギルドと家の丁度中間辺りだし、みんなにとっては便がいいんだろうけども
これ私が店する感じ?えっとお店をするのは聞いたし、それが私の提案した料理っていうのも聞いてたけど・・・えっ?
何と私の商業ギルドの口座凄いことになってた
まぁお金もね使わないと・・・何なら私あんま使った記憶ないからね
「このサイズじゃちょっと厳しいから中はいじっていいし、ミアの好きなように作ってくれたら、まぁ僕もスタッフとして働くから手伝えることあったら言って」
うん。これはもうあれだね、決定してる感じね
とりあえず、外観はあまりいじらないようにして、内装か・・・どんなんがいいかな~やるならこだわりたいところだけど
あの人達が来ても違和感なくて、他の人達も寛げる・・・パーテーションはいるよね♪カウンターも厨房とは一線入れて中見えないようにしてあげた方がいいかな?
「あっちなみに営業は夕方までね」
「えっ?何で?!」
「えっ?そりゃそうでしょ。ミアどうやって帰るの?」
え~まさかの私基準・・・いやせめて夕食時までは開けようよ。そもそもお昼食べるとかいう習慣無いんだしさ・・・
それならテイクアウトも考えてちょっと外にショーケースとか作ろうかな♪
色々考えて内装というか完成図を書いて、OKが出たらいよいよリノベーション開始でございます!!
キッチンはマスターでも動きやすいように天井や通路を広めにとって、ミア特製ジャンボ冷蔵・冷凍庫完備!!
更には作ってやったぜ!!そぅ食洗機!!いやマジこれはいるやつ!!スタッフも今のところマスターとレオ兄と私だけだし。その内様子見て増やすって言ってたけど・・・
絶対洗い物まで手が回らないからね♪まぁ作ったときは軽く怒られましたけど
あとはレジとかも欲しかったけど・・・その辺はレオ兄に任せます
内装は白を基調にレンガと木でカントリー風に仕上げたよ♪
あと座面にあのジュエリークヴァレで作ったクッションを配置。これがまた何とも座り心地が良くて
カウンターにも食洗機や直ぐに飲み物が出せるようコンロ、後は外から見えるようショーケースも作った!!
そこには軽食やスイーツを並べる予定♪
もうねやり出したら止まらないのよね~若干みんなに引かれたもん
で2階もあるんだけど、そこは休憩スペースとレオ兄の部屋、マスターの部屋が出来た
後は店名を入れた看板やメニューを作るだけ♪
メニューは一応軽食と定食、スイーツを出す予定なんだけど、まぁこれが結構大変で・・・
だって原価計算とかさ値段設定とかってマジで無理!!なんなら全部ワンコインでって言いたくなったもん
お金の事とか仕入れの事は全部レオ兄に丸投げして、私は好きにやらせてもらった
人間適材適所ってね
結局営業時間は10時から14時までと16時から20時までになった。
そしてようやく開店準備も出来て、今日はお店の看板がやってきます!!
何故か店名だけはみんなが任せてくれと教えてくれなかったので
レオ兄に目隠しをされ、みんなの合図で目隠しを取ると・・・
【MIALiberte(ミアリベルテ)】と書かれた文字が
「これどういう意味?」
「ん?みんなで候補を挙げてた時に出てきて、何故かその名前がいいと思ったんだ」
と近くにいたアレンさんが教えてくれた。どういう意味なのかみんな分からなかったらしいんだけど・・・
いやよく分からない店名つけたな!!まぁみんならしいっちゃらしいけど・・・でもね?これ私の名前入ってない?
気のせい?何かすごく嫌な予感がするのは・・・でもまぁいっか!!
何個か候補を聞いたけど、恥ずかしい名前とか多かったし。だって【森の妖精カフェ】とかさ~働いてるの厳ついおっちゃんと見た目美人の腹黒・・ゲフン、だよ?
どこに妖精の要素あった?!あとね【レスガラロアレミジャ】って何?!えっ?みんなの名前?あっ、へぇ~・・・って長いわ!!
私がせっせと内装してる時に・・・でもそう考えるとこの名前でよかったのかなとも思った
後で神様に商売繁盛祈願でもしに行こうかな♪
明日お披露目して明後日から本格的にオープン!!忙しくなるかな~
まぁみんなもいるし何とかなるか!!いっちょやりますかね!!
そしてその後、教会でこの名前の意味を知ることになった
「クックック・・・お主にぴったりであろう?」
と笑いながら言う神様に何してくれてんだと思ったのは悪くないと思う・・・
まぁホントのことだから仕方ないけども。ただね?こっそり候補出すって何してんの?
ちょっと暇すぎやしませんか?まぁいいけどさ・・・楽しそうで何よりでございます
教会に行った帰り、みんなに宣伝してもらいお披露目のパーティーが行われた。
まぁお披露目パーティーっていっても用は試食会みたいな感じ♪
お店で出すメニューをバイキング形式で食べてもらうのだ!!
とはいっても街の人全員が入れるわけもないので、とりあえず、私とこのお店の関わりのある面々で行うことになった。
まぁ流石に今回ばかりは商業ギルドのお偉いさん方も来店してもらった。
レオ兄が辞めてからは商業ギルドに行くこともなかったんだけど・・・初めてあったギルマスは何て言うか色々と濃いおっちゃんだった
まぁ秘書さんが超ベテラン執事っぽい人である意味いいコンビだったよ
料理のレシピはとりあえずお店が軌道に乗って、料理を知られるようになってから公開・販売することになった。
みんなに満足してもらって、今回一番大変だっただろうマスターと2人喜びあった。
いよいよ明日はオープンの日・・・いっちょ頑張りますか!!
232
お気に入りに追加
2,255
あなたにおすすめの小説

捨てられた転生幼女は無自重無双する
紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。
アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。
ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。
アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。
去ろうとしている人物は父と母だった。
ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。
朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。
クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。
しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。
アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。
王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。
アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。
※諸事情によりしばらく連載休止致します。
※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。

義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…

裏切られた令嬢は死を選んだ。そして……
希猫 ゆうみ
恋愛
スチュアート伯爵家の令嬢レーラは裏切られた。
幼馴染に婚約者を奪われたのだ。
レーラの17才の誕生日に、二人はキスをして、そして言った。
「一度きりの人生だから、本当に愛せる人と結婚するよ」
「ごめんねレーラ。ロバートを愛してるの」
誕生日に婚約破棄されたレーラは絶望し、生きる事を諦めてしまう。
けれど死にきれず、再び目覚めた時、新しい人生が幕を開けた。
レーラに許しを請い、縋る裏切り者たち。
心を鎖し生きて行かざるを得ないレーラの前に、一人の求婚者が現れる。
強く気高く冷酷に。
裏切り者たちが落ちぶれていく様を眺めながら、レーラは愛と幸せを手に入れていく。
☆完結しました。ありがとうございました!☆
(ホットランキング8位ありがとうございます!(9/10、19:30現在))
(ホットランキング1位~9位~2位ありがとうございます!(9/6~9))
(ホットランキング1位!?ありがとうございます!!(9/5、13:20現在))
(ホットランキング9位ありがとうございます!(9/4、18:30現在))

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。

元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる