上 下
7 / 111

7.

しおりを挟む
はいっ!こちらクモの巣退治中ミアです!今朝は朝の散歩をやめて来ております!!

いや~デカいよねクモさん・・・んで何故かモフモフなのよね。まぁ巣に掛かった獲物を食べるから攻撃してこないし、ただ巣を刈ろうとするとめっちゃ糸吐いてくんの!!

それを避けながら糸回収♪いや別におちょくってるわけじゃないからさ!!その団体で攻めないで~!!

ふぅ~まっこんなもんかな♪いや~大量大量♪

おっと!そろそろお暇しますかね♪ありがと~♪

お次は染料だな♪記憶によればこっちの世界の染め物は植物を煮出して染める感じ。

というわけで蔦を探しつつ、染料になりそうな植物を探す!花があればなおよし♪

なかなか花って無いんだな~・・・木の実の皮とかで染めれるかな?ぐるぐる歩いているうちに少し開けた場所に出た。

へ~こんなところあったんだ!ってか拠点から結構離れたな・・・

そこには色とりどりの花が咲き乱れていた。

景観を損ねないようにちょっとずつ詰んだら、拠点へと帰路を急いだ

ルンルン気分で拠点に帰った私は早速詰んできた花の花びらを千切って、集めた糸を一度お湯に付けたあと染液を作った。

それに糸をどんどん浸けていき、煮出したら液が覚めるまでお食事タイムである!!

帰りに見つけたコカトリスの卵を拝借して、今日は目玉焼きにトーストでラ〇〇タ風飯である♪

普通の卵よりふた回りくらい大きいの!!

半熟感が何とも言えない・・・ごちそうさまでした!!

さてさてどんな感じかな~♪ってか普通に魔法で冷ませばよかったんじゃ

いやっ!こういうのは待つのも醍醐味だよね!!うん!!そういうことにしとこう!!

まだもう少し放置することにして、昨日気になってたキラキラした石を取りに♪

いや~しかし・・・水が綺麗だわ!大学んときによくBBQに行った川より綺麗!!

ほら一応川に入れてもさ、濁ってたりとかするじゃん?それがないんだよね~!!藻がないのか何なのか・・・

まぁ異世界だしね♪

じゃなかった石・・・石・・・おっ!あった!!水晶っぽいけど・・・鑑定さんお願いします!

《魔結晶》・・・魔力との相性が良く魔力を溜めたり魔法付与が出来る。魔道具にも利用可。

なるほど・・・えっ!?めっちゃ便利じゃん!!え~!!魔道具とかあれだよね?魔力が少ない人でも使えるように開発されたとかいう!!

ミア知識よりいただきましたよ~♪

そうそう!この世界の魔力って生まれた時から持ってて、まぁ安定するのが10歳。で、それを鑑定する意味でも祝福の儀っていうの受けるんだけど・・・
 
基本貴族の方が魔力が高い。で稀に平民の中にも高い子が生まれるんだけど。そういう子は教会で使い方を教えてもらえる。まぁその後学園に通って将来いい仕事についたりするんみたいだけど

平民の人たちは殆どがそんなことする時間より、日々の生活の為に働いてる人が多い。で、そんな人たちの生活を楽にするために開発されたのが魔道具ってわけ!

そら、毎日の生活で火を使ったり、明かりを付けたり、水を使ったりとかで一々魔力を使ってたら大変だもんね・・・

貴族でだってそんなことに魔力を使ったりとかしないと思うし、そう思うとさぁ貴族は何のために魔力使うんだろうね~

まぁそんな感じの事を読んでたんだろうね。多分実家が山を持っててそこでこれが取れるからなんだろうな

うぅ・・・昔の私・・・なんて健気なの

まぁ今となってはだから?って感じだけどね!まぁそれでも知識はありがたいわけで・・・

キラキラした魔結晶を眺めながらちょっと思ってしまった

ある程度魔結晶を拾って、糸を見に行くとすっかり染液は冷めて綺麗な糸が出来上がってた♪

川で綺麗に洗ったら、乾かして、ここでいざ布生成!!

何かね良く分かんないんだけど、出来るんだよね~錬金術ってこういうのも出来るんだね!

イメージ的にはポーション作ったりとか金とが銀とか錬成する感じなんだけど・・・

これも錬成になるのかな?

まぁ気にしたところで意味ないんだけどね♪出来るんだったらそれでいいのだ!!

そう、そしてロープもついでに出来ちゃった♪蔦よ・・・ごめん

気を取り直して、早速簡単ハンモック作り開始!!

何故か前世で使ってたハンドメイドセットがアイテムBOXに入ってたのだ!

神様、サンクス!

それで、作った布の両端を筒上に縫って、そこにロープを通して~穴を開けた壁に埋め込む!!

反対側も同じようにして~!!完成♪

では早速!!・・・あ~これ、いいわ♪それに布の肌触りが何とも気持ちいい~!!

ゆらゆらとハンモックに寝そべり、さっきの魔結晶を眺めていた私はいつの間にか夢の中へと旅立っていた

そして数時間後・・・真っ暗な拠点の中で目覚めた私がハンモックから落ちたのは言うまでもない

痛い・・・

が、俄然葉っぱのベッドより寝心地がいい!!今日からは更に質のいい睡眠が取れそうです!

その後軽く木の実を食べ、眠くなるまで魔結晶と格闘していた
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

捨てられた転生幼女は無自重無双する

紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。 アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。 ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。 アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。 去ろうとしている人物は父と母だった。 ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。 朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。 クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。 しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。 アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。 王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。 アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。 ※諸事情によりしばらく連載休止致します。 ※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。

お前は家から追放する?構いませんが、この家の全権力を持っているのは私ですよ?

水垣するめ
恋愛
「アリス、お前をこのアトキンソン伯爵家から追放する」 「はぁ?」 静かな食堂の間。 主人公アリス・アトキンソンの父アランはアリスに向かって突然追放すると告げた。 同じく席に座っている母や兄、そして妹も父に同意したように頷いている。 いきなり食堂に集められたかと思えば、思いも寄らない追放宣言にアリスは戸惑いよりも心底呆れた。 「はぁ、何を言っているんですか、この領地を経営しているのは私ですよ?」 「ああ、その経営も最近軌道に乗ってきたのでな、お前はもう用済みになったから追放する」 父のあまりに無茶苦茶な言い分にアリスは辟易する。 「いいでしょう。そんなに出ていって欲しいなら出ていってあげます」 アリスは家から一度出る決心をする。 それを聞いて両親や兄弟は大喜びした。 アリスはそれを哀れみの目で見ながら家を出る。 彼らがこれから地獄を見ることを知っていたからだ。 「大方、私が今まで稼いだお金や開発した資源を全て自分のものにしたかったんでしょうね。……でもそんなことがまかり通るわけないじゃないですか」 アリスはため息をつく。 「──だって、この家の全権力を持っているのは私なのに」 後悔したところでもう遅い。

転生したら使用人の扱いでした~冷たい家族に背を向け、魔法で未来を切り拓く~

沙羅杏樹
恋愛
前世の記憶がある16歳のエリーナ・レイヴンは、貴族の家に生まれながら、家族から冷遇され使用人同然の扱いを受けて育った。しかし、彼女の中には誰も知らない秘密が眠っていた。 ある日、森で迷い、穴に落ちてしまったエリーナは、王国騎士団所属のリュシアンに救われる。彼の助けを得て、エリーナは持って生まれた魔法の才能を開花させていく。 魔法学院への入学を果たしたエリーナだが、そこで待っていたのは、クラスメイトたちの冷たい視線だった。しかし、エリーナは決して諦めない。友人たちとの絆を深め、自らの力を信じ、着実に成長していく。 そんな中、エリーナの出生の秘密が明らかになる。その事実を知った時、エリーナの中に眠っていた真の力が目覚める。 果たしてエリーナは、リュシアンや仲間たちと共に、迫り来る脅威から王国を守り抜くことができるのか。そして、自らの出生の謎を解き明かし、本当の幸せを掴むことができるのか。 転生要素は薄いかもしれません。 最後まで執筆済み。完結は保障します。 前に書いた小説を加筆修正しながらアップしています。見落としがないようにしていますが、修正されてない箇所があるかもしれません。 長編+戦闘描写を書いたのが初めてだったため、修正がおいつきません⋯⋯拙すぎてやばいところが多々あります⋯⋯。 カクヨム様にも投稿しています。

妹だけを可愛がるなら私はいらないでしょう。だから消えます……。何でもねだる妹と溺愛する両親に私は見切りをつける。

しげむろ ゆうき
ファンタジー
誕生日に買ってもらったドレスを欲しがる妹 そんな妹を溺愛する両親は、笑顔であげなさいと言ってくる もう限界がきた私はあることを決心するのだった

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが… 色々と本当に色々とありまして・・・ 転生しました。 前世は女性でしたが異世界では男! 記憶持ち葛藤をご覧下さい。 作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。

婚約破棄されたら魔法が解けました

かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」 それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。 「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」 あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。 「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」 死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー! ※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です

処理中です...