子豚のワルツ

ビーバー父さん

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祝福※※

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「ああ、もう、私もイキそうだ。
 奥まで挿れてもいい?」

ガクガクと揺さぶられながら、聞かれてもっと奥に欲しいと答えた気がする。

体を少し斜めにして、脇を下にすると、トルクのペニスは更に奥を突いた。

「ああああああぎぅ、ゔあ、ああああん」

「ここに赤ちゃんが出来る部屋があるんだよ
 そこに出すからね。
 もう、咲季の体は私のために、作り変えられたから、孕んで。」

凄い抽送で僕は潮を吹きながらイッた。

そして、トルクは僕の潮を全身に浴びながら最奥に吐精したのがわかった。

「ん、ん、」

「とるく、好き、だいすき、離さないでね」

「離すわけないよ
 咲季、可愛い子」

僕はトルクの綺麗に割れた腹筋と、しっかり筋肉がついた腕に、全身を絡めるようにして落ちた。






夢を見た。
神様が、やっと本当におめでとうって言えるよ、て笑った。

君はさ、自信が無さすぎて自分の意見もはっきり言えない子だったから、転生させてもどうなる事かと思ったけど、その優しさが君なんだね。
意思が弱いんじゃない。
優しいから悩んで考えて、言葉を選ぶから人よりも遅くなるんだって分かったよ。

だから、君に祝福を贈るよ。

迷宮システムに気づくあたりも、ちょっと感心したんだよ。
君がより良い世界を、彼と作り上げて欲しいから、彼と二人の寿命、ちょーっと延ばしちゃった。

だから、頑張ってね。

あ、祝福はまた別だからね。

生まれてくるお子様たちにも、祝福を贈るから楽しみにしててね。

え、ちょっと神様、神様?神様ってば!!


「神様!」

「咲季!大丈夫?」

横にいたトルクが焦って僕を抱き起した。

「あ、れ、夢?」

「神様が出る夢を見たの?」

「うん、神様が祝福を贈るからって」

「は?
 神様が?!」

「夢かぁ、そうだよねー」

「咲季、それ夢じゃないよ!
 ステータス!」

トルクが裸のまま、上半身を起こして確認した。


種族 獣人〔成体〕
称号 世界の英知 白闘王
   世界の監視者 
   神の祝福
   神の代行者
   神の愛し子に愛されし者
   神の愛し子の伴侶
   世界の父
   鳳凰于飛
   
Lv. 999+

HP  999999+
MP  999999+
スキル 光の申し子 審判 神の権威を奮う者 全属性耐性 
特殊スキル 神の裁き 雪月花 魂の本質を知る者


僕はどうなんだろ?


種族 特殊属豚科人〔成体〕
称号 白闘王の伴侶
   世界を穿つ者
   世界の母
   白闘王に愛されし者
   神の祝福
   神の代行者
   神の愛し子
   鳳凰于飛 

Lv. 108


HP  15500
MP  30800
スキル 暴食 愛玩 蹄の渾身一撃 痛覚耐性 衝撃耐性 水耐性 嗅覚 言語理解 苦痛耐性、心理耐性 格闘 怒りの鉄槌 風牙 愛を貫く者〔愛に殉ずる者〕意思疎通 解読 
特殊スキル 羽化 ゆびきりげんまん 擬態


「咲季、私たちは神の祝福を貰ったようだ」

半ば呆然としながら、ステータスを見ていた。

「神様、僕を見てくれていたって。
 トルクが言ったように、悩んだりしなさいって。」

上掛けを手繰り寄せて、裸の胸元まで引き上げて、トルクの胸にもたれ掛かった。

「咲季はやっぱり特別な奇跡を持ってる子だよ。
 神様に愛されるなんて普通はないからね」

僕を撫でながら、益々危険だと言った。

「僕はトルクを守れれば、それで良いんだけどなぁ」

トルクの腹筋に指を這わすと、時々おへその辺りの筋肉がピクピクと痙攣した。

「咲季のエッチ」

朝から戯れていたら、ちょっと変な雰囲気になってしまった。

「くすぐってやる」

「きゃー、あはっはっはっ!
 や、や、あ、ひぃ、うっはっはっは、ひゃぁ、ん!」

トルクに抱きしめられて、キスをした。

「ぁ、ふ」

「していい?」

「ん、ぃぃょ、」

「昨日挿れたから、柔らかいね」

くちゅっと中からトルクのモノが溢れて来た。

「ん、ん、」

「私のが出て来ちゃったね。」

膝裏を抱えられて、トルクが侵入して来た。

「あ、ああん、あん、あん、あん、やぁ、ん」

ゆっくり出し入れされて、もどかしくなる。

「咲季、ごめんね
 気持ちいいけど、激しくすると咲季が動けなくなっちゃうから、今日は早馬で飛ばすから、少しだけね
 向こうに着いたら、一杯しようね。」

「ん、わかった
 あん、ん」

トルクも、僕の中を確かめる様に擦って、すぐに出した。

「咲季、もぅ、なんで朝から可愛いの!」

「ふぅ、ん、気持ちいい?」

「気持ちよかったし、咲季と伴侶になれた事が夢じゃなくて良かった!」

トルクは時々、子供みたいになるから僕は可愛いって思うんだ。
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