35 / 122
祝福※※
しおりを挟む「ああ、もう、私もイキそうだ。
奥まで挿れてもいい?」
ガクガクと揺さぶられながら、聞かれてもっと奥に欲しいと答えた気がする。
体を少し斜めにして、脇を下にすると、トルクのペニスは更に奥を突いた。
「ああああああぎぅ、ゔあ、ああああん」
「ここに赤ちゃんが出来る部屋があるんだよ
そこに出すからね。
もう、咲季の体は私のために、作り変えられたから、孕んで。」
凄い抽送で僕は潮を吹きながらイッた。
そして、トルクは僕の潮を全身に浴びながら最奥に吐精したのがわかった。
「ん、ん、」
「とるく、好き、だいすき、離さないでね」
「離すわけないよ
咲季、可愛い子」
僕はトルクの綺麗に割れた腹筋と、しっかり筋肉がついた腕に、全身を絡めるようにして落ちた。
夢を見た。
神様が、やっと本当におめでとうって言えるよ、て笑った。
君はさ、自信が無さすぎて自分の意見もはっきり言えない子だったから、転生させてもどうなる事かと思ったけど、その優しさが君なんだね。
意思が弱いんじゃない。
優しいから悩んで考えて、言葉を選ぶから人よりも遅くなるんだって分かったよ。
だから、君に祝福を贈るよ。
迷宮システムに気づくあたりも、ちょっと感心したんだよ。
君がより良い世界を、彼と作り上げて欲しいから、彼と二人の寿命、ちょーっと延ばしちゃった。
だから、頑張ってね。
あ、祝福はまた別だからね。
生まれてくるお子様たちにも、祝福を贈るから楽しみにしててね。
え、ちょっと神様、神様?神様ってば!!
「神様!」
「咲季!大丈夫?」
横にいたトルクが焦って僕を抱き起した。
「あ、れ、夢?」
「神様が出る夢を見たの?」
「うん、神様が祝福を贈るからって」
「は?
神様が?!」
「夢かぁ、そうだよねー」
「咲季、それ夢じゃないよ!
ステータス!」
トルクが裸のまま、上半身を起こして確認した。
種族 獣人〔成体〕
称号 世界の英知 白闘王
世界の監視者
神の祝福
神の代行者
神の愛し子に愛されし者
神の愛し子の伴侶
世界の父
鳳凰于飛
Lv. 999+
HP 999999+
MP 999999+
スキル 光の申し子 審判 神の権威を奮う者 全属性耐性
特殊スキル 神の裁き 雪月花 魂の本質を知る者
僕はどうなんだろ?
種族 特殊属豚科人〔成体〕
称号 白闘王の伴侶
世界を穿つ者
世界の母
白闘王に愛されし者
神の祝福
神の代行者
神の愛し子
鳳凰于飛
Lv. 108
HP 15500
MP 30800
スキル 暴食 愛玩 蹄の渾身一撃 痛覚耐性 衝撃耐性 水耐性 嗅覚 言語理解 苦痛耐性、心理耐性 格闘 怒りの鉄槌 風牙 愛を貫く者〔愛に殉ずる者〕意思疎通 解読
特殊スキル 羽化 ゆびきりげんまん 擬態
「咲季、私たちは神の祝福を貰ったようだ」
半ば呆然としながら、ステータスを見ていた。
「神様、僕を見てくれていたって。
トルクが言ったように、悩んだりしなさいって。」
上掛けを手繰り寄せて、裸の胸元まで引き上げて、トルクの胸にもたれ掛かった。
「咲季はやっぱり特別な奇跡を持ってる子だよ。
神様に愛されるなんて普通はないからね」
僕を撫でながら、益々危険だと言った。
「僕はトルクを守れれば、それで良いんだけどなぁ」
トルクの腹筋に指を這わすと、時々おへその辺りの筋肉がピクピクと痙攣した。
「咲季のエッチ」
朝から戯れていたら、ちょっと変な雰囲気になってしまった。
「くすぐってやる」
「きゃー、あはっはっはっ!
や、や、あ、ひぃ、うっはっはっは、ひゃぁ、ん!」
トルクに抱きしめられて、キスをした。
「ぁ、ふ」
「していい?」
「ん、ぃぃょ、」
「昨日挿れたから、柔らかいね」
くちゅっと中からトルクのモノが溢れて来た。
「ん、ん、」
「私のが出て来ちゃったね。」
膝裏を抱えられて、トルクが侵入して来た。
「あ、ああん、あん、あん、あん、やぁ、ん」
ゆっくり出し入れされて、もどかしくなる。
「咲季、ごめんね
気持ちいいけど、激しくすると咲季が動けなくなっちゃうから、今日は早馬で飛ばすから、少しだけね
向こうに着いたら、一杯しようね。」
「ん、わかった
あん、ん」
トルクも、僕の中を確かめる様に擦って、すぐに出した。
「咲季、もぅ、なんで朝から可愛いの!」
「ふぅ、ん、気持ちいい?」
「気持ちよかったし、咲季と伴侶になれた事が夢じゃなくて良かった!」
トルクは時々、子供みたいになるから僕は可愛いって思うんだ。
2
お気に入りに追加
791
あなたにおすすめの小説
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
【R-18】僕のえっちな狼さん
衣草 薫
BL
内気で太っちょの僕が転生したのは豚人だらけの世界。
こっちでは僕みたいなデブがモテて、すらりと背の高いイケメンのシャンはみんなから疎まれていた。
お互いを理想の美男子だと思った僕らは村はずれのシャンの小屋で一緒に暮らすことに。
優しくて純情な彼とのスローライフを満喫するのだが……豚人にしてはやけにハンサムなシャンには実は秘密があって、暗がりで満月を連想するものを見ると人がいや獣が変わったように乱暴になって僕を押し倒し……。
R-18には※をつけています。
俺の伴侶はどこにいる〜ゼロから始める領地改革 家臣なしとか意味分からん〜
琴音
BL
俺はなんでも適当にこなせる器用貧乏なために、逆に何にも打ち込めず二十歳になった。成人後五年、その間に番も見つけられずとうとう父上静かにぶちギレ。ならばと城にいても楽しくないし?番はほっとくと適当にの未来しかない。そんな時に勝手に見合いをぶち込まれ、逃げた。が、間抜けな俺は騎獣から落ちたようで自分から城に帰還状態。
ならば兄弟は優秀、俺次男!未開の地と化した領地を復活させてみようじゃないか!やる気になったはいいが………
ゆるゆる〜の未来の大陸南の猫族の小国のお話です。全く別の話でエリオスが領地開発に奮闘します。世界も先に進み状況の変化も。番も探しつつ……
世界はドナシアン王国建国より百年以上過ぎ、大陸はイアサント王国がまったりと支配する世界になっている。どの国もこの大陸の気質に合った獣人らしい生き方が出来る優しい世界で北から南の行き来も楽に出来る。農民すら才覚さえあれば商人にもなれるのだ。
気候は温暖で最南以外は砂漠もなく、過ごしやすく農家には適している。そして、この百年で獣人でも魅力を持つようになる。エリオス世代は魔力があるのが当たり前に過ごしている。
そんな世界に住むエリオスはどうやって領地を自分好みに開拓出来るのか。
※この物語だけで楽しめるようになっています。よろしくお願いします。
異世界で大切なモノを見つけました【完結】
Toys
BL
突然異世界へ召喚されてしまった少年ソウ
お世話係として来たのは同じ身長くらいの中性的な少年だった
だがこの少年少しどころか物凄く規格外の人物で!?
召喚されてしまった俺、望月爽は耳に尻尾のある奴らに監禁されてしまった!
なんでも、もうすぐ復活する魔王的な奴を退治して欲しいらしい。
しかしだ…一緒に退治するメンバーの力量じゃ退治できる見込みがないらしい。
………逃げよう。
そうしよう。死にたくねぇもん。
爽が召喚された事によって運命の歯車が動き出す
嫌われ者の僕はひっそりと暮らしたい
りまり
BL
僕のいる世界は男性でも妊娠することのできる世界で、僕の婚約者は公爵家の嫡男です。
この世界は魔法の使えるファンタジーのようなところでもちろん魔物もいれば妖精や精霊もいるんだ。
僕の婚約者はそれはそれは見目麗しい青年、それだけじゃなくすごく頭も良いし剣術に魔法になんでもそつなくこなせる凄い人でだからと言って平民を見下すことなくわからないところは教えてあげられる優しさを持っている。
本当に僕にはもったいない人なんだ。
どんなに努力しても成果が伴わない僕に呆れてしまったのか、最近は平民の中でも特に優秀な人と一緒にいる所を見るようになって、周りからもお似合いの夫婦だと言われるようになっていった。その一方で僕の評価はかなり厳しく彼が可哀そうだと言う声が聞こえてくるようにもなった。
彼から言われたわけでもないが、あの二人を見ていれば恋愛関係にあるのぐらいわかる。彼に迷惑をかけたくないので、卒業したら結婚する予定だったけど両親に今の状況を話て婚約を白紙にしてもらえるように頼んだ。
答えは聞かなくてもわかる婚約が解消され、僕は学校を卒業したら辺境伯にいる叔父の元に旅立つことになっている。
後少しだけあなたを……あなたの姿を目に焼き付けて辺境伯領に行きたい。
獣人の子育ては経験がありません
三国華子
BL
36歳シングルファーザー
転生したら、見た目は地味になったけど、可愛い子供ができました。
異世界で、二度目の子育て頑張ります!!!
ムーンライトノベルズ様にて先行配信しております。
R18要素を含むタイトルに「※」をつけます。
感想はネタバレも公開することにしました。ご覧になる場合はご注意下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる