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異世界は続くよどこまでも

9※R18

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寝室の扉を閉めてベッドへ行くまでの間に、俺の衣服は全て取られた。
脱がせると言うより、引き裂かれたり剥ぎ取られたり。

怖い気持ちより、お互いが早く一枚の布すら挟まずに、抱き合いたかった。

キスをしながら、弄りながら、文字通り獣の様にお互いを求めた。

溢れる唾液を飲み干して、また、唾液を与え合う。
全てが欲しくて、溶け合いたくて、ぴったりと重なりたかった。

「アキ、アキ!」

「あ、あ、あん」

キスだけで、ペニスは勃ちあがりタロー様のお腹を濡らした。

好き合う相手は、ただ愛しくて、タロー様の凶器の様なペニスも愛しかった。

首筋を強く吸われるたびに、甘い痺れが下半身に走る。

「あん、あ、タロー様」

「アキの乳首は可愛く吸われたいと勃ちあがっておるぞ。
 ほら」

乳首を指で捻る。

「あ!あん!」

腰が揺れた。
触られた所が熱くて、気持ち良くてそれだけで吐精してしまう。

「アキ、また出してしまったな。
 一人で気持ち良くなるでない」

笑いながら、俺の乳首を吸わないで。

出した精液をアナルに塗りこめられながら、指が侵入してくるのが分かった。

「あ、あぁ、あん」

「入り口は狭くて、これでは傷つけてしまうな。
 少し、協力しておくれ」

足りない潤滑の代わりに、タロー様の指を舐めて、濡らした。
その指をアナルに入れる。
入り口を拡げるだけじゃなく、中の襞もグニュグニュと擦る。

中で増やされた指が動き回り、俺の快感が走り抜ける一点を執拗に攻める。

「ああああ!
 あん、や、あん、や、や」

「アキ、ここが気持ち良いのだな」

「ん、ん、」

綺麗な顔を歪ませているタロー様は、パンパンに膨れ上がっているペニスが糸を引いて先走りを垂らしていた。
痛みすらありそうな程に。

「たろぉさま、俺もする」

体を起こし、タロー様の股間に入り込んで先を濡らしたペニスをレロっと根元から先に向かって舐め上げた。

「アキ、悪い子だ」

あむっと口に亀頭を含んだまま、見上げた。

「あ、アキ、まずいな
 こんな姿を見れるとは
 挿れたい」

「あおーふぁま、おへも」

「う、口に咥えたまま、喋るな」

ん?なんで?

「むはっ!
 おっきくて、全部お口にはいり」
「アキ!
 挿れたい!」

こんなに激しく求められて、断るはずなんかない。
自分から、お尻を高く上げて、俯せた。

「俺も、欲しいよ
 ここは初めてだから
 タロー様でいっぱいにして」

「こんな煽られ方を。
 私の前だけで、乱れろ
 挿れるぞ」

「ん」

目を瞑り、衝撃に身構えた。

濡れたペニスの先が当たるのがわかる。

「アキ、これが愛し合うと言う事だ。
 初めてのお前を貰う。」

ぐぷんとアナルはペニスを受け入れた。

「ああ!!!!
 んあ!」

あんなに、拒んだ体が、あっさりとタロー様のペニスを飲み込んだ。

「ああ、アキ、中が熱い
 グニグニと動かすでない!」

「や、あ、何にもして、ない!
 たろお、さまあ!
 あ、あ、あ、あぐぅ」

物凄い質量のペニスが、アナルの中に入って、ゆるゆると前後する、

「あ、あ、ん
 ん、ん、んあ、あん」

声を我慢できなかった。

「アキ、アキ!
 愛している、アキ」

「あ、あ、た、ろぉ、さまあ!
 んー!
 あ、きもちいい、あ、あ、」

「アキの最奥まで挿れていいか?」

「あ、あ ほしい
 欲しいよー!!」

波にさらわれてしまう様な感覚に、引き抜かれるペニスが現実に戻す。
深く突かれ、まるでそれだけに存在するかの様に、体の全てが性感帯になった。

ぱんぱんぱん!
 「あ、あ、あ、」

ぐちゅ、ぐぢゅ、ぐりゅ
 「ん、ん、ぐっ」

突かれて、中をぐぢゅぐぢゅに掻き回され、擦られ、快感が与えられるたびに、体に蔦の模様が浮かび上がった。
それはタロー様も同じで、逞しい筋肉に這い回る蔦は白く、俺の物だと告げていた。

お互いの体から、お互いが与え合った紋様が、空中で絡み合い、新しい形にかえてお互いの体に入っていった。

熱い、タロー様と俺の紋様が新しい紋様を刻み、新しく体を作り変えられているようだった。
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