君なんか求めてない。

ビーバー父さん

文字の大きさ
上 下
28 / 29

秘玉ライカ※※ 1

しおりを挟む



※始終エロ表現ありです。
 両隣、後ろに気を付けてください。



 どこかわからない場所だけど、ライデンが俺の為に巣作りをしたと言って、自慢げに連れて来られた。
 
「ライカが恥ずかしがるといけないから、誰もこの空間には入って来れない。
 私達だけの巣だ」

「巣って、もうなんだよ」

 笑った俺に、ライデンはキスをした。
 啄む様な、安心する様なキスを繰り返してから、唇を舌でノックされて口を開いた。
 周りは薄茜色で朝焼けなのか、夕方なのか分からない光が差し込む空間で大きなお風呂に、クッションやら布やらで作られた、大きな丸い巣に連れて行かれて、仰向けに寝かされた。

「ライカ、番の為に初めて巣を作ったが、気に入るだろうか?」

「まあ、及第点かな」

 ふふっと笑うと、ライデンと戯れ合う様にお互いの衣服を剥ぎ取った。

「ライカが創ったこの体では愛し合うには大分大きな巣を作らねばならなかった。」

「あの龍って俺が創ったの?」

「そうだ。
 名付けの時に創り変えたのは無意識か」

 笑いながら素肌を抱きしめあった。

「ライデンの体は少し俺より体温が低いんだね。」

 衣服を着ていた時はそこまで分からなかったけど、実際に裸で抱き合うと火照った体には気持ちいい肌だった。
 
「もう、気持ちいい喘ぎを聞かせておくれ」

「何、ん、ぁ、ぁ」

 この辺りの経験はあるので、自然と体が快感を与えてくれると期待して、ちんちんまでもが勃ち上がり始めた。
 丁寧に、首筋から耳を舐め上げるライデンの舌は、人間のそれより長くぬるりとした感触を残して行った。
 乳首を弄られれば、ジクリとした快感が走り、ライデンの頭を抱える様にして自分から押し付けて更に快感を探していた。

「あ、あ、ライ、気持ちいい、あ、ん」

「ここも良く熟れている」

 ライデンが指を忍ばせた先は俺のお尻の穴で、窄んだ襞をゆるゆると撫でては湿らせるを繰り返すけど、俺は中は汚いから嫌だと首を振った。

「そうであった。
 ライカの中を洗浄せねばな。
 ほれ、どうだ?」

 前にされた様に、一瞬で中を洗われたみたいだった。
 
「ついでに中に潤滑剤も入れておいた。」

「あ、や」

 お尻の穴からヌルヌルした液体が漏れ出て来るのを、力を入れて出て来ない様に穴を絞めたけど、やっぱりダメでジュルっと出てしまった。

「良い良い
 寧ろ、指を挿れやすくなった」 

 そう言うと徐ろに、ライデンは長くて太い指をお尻の穴に挿れて来た。

「あぐ、ん」

「覚えていたか、はたまたあ奴らに弄られたか、どちらにしてもペニスを挿れて中をぐぢゅぐぢゅに掻き回すのは、私だ。
 喘ぎ泣くが良い」

 どちらかと言うと、非道な物言いとは裏腹に丁寧に穴を拡げていく。

「ライ、ゃあ、あん、んふ」

 あやす様にライデンは長い舌を俺が気持ち良くて反応した所に這わして行く。

「あ、んん」

「可愛い」

「ど、こが、俺、可愛くなんか、ない」

 喘いで息が上がる。
 俺なんか可愛げ無いの、知ってるけど、ライデンの言葉は嬉しかった。

「ライカは天邪鬼だからな」

 ふふっと笑う息がおへそ辺りに感じてピクンと反応した。
 気持ちいいけど、焦ったい愛撫に我慢出来なくて体を捩った。

「ライデン、あ、のね、」

「ん?」

「あの、その、
 もっと、ほ」

 最後まで言わせずに、お尻に指を挿れて中を激しく捏ね回した。

「ぁああぁあ!!」

「ふふふ、ライカは随分大人になったの
 私も嬉しいぞ、ほら、中が指を締め付けているのが分かるか?」

「や、あ、言わない、で」

 喘ぎすぎて息も絶え絶えな状態なのに、更に指を増やして中でバラバラに動かすから、隙間から空気が入るのが分かる。

「ん、ん、あぁ、ん」

 ちんちんからは、ビックリし過ぎてちょっと漏らしてしまった。

「あぁ、ライカはまだ赤児であったか?
 ほれ、お小水は出してしまうがいい」

 指を挿れたまま、下腹部の膀胱をグッと押されて、溜まっていたおしっこを出させられた。

「やだ、やだ!
 やめて!
 あ、あ、あぁ」

 ショロショロと漏れ出る物を止められない。

「可愛いの。
 ここも、ちゃんとお世話をしないとな」

 濡れたちんちんを、ライデンが口に含み長い舌で、少し残っていた物まで絞る様に吸われた。

「ああ!
 や、あ、ん、あん、あん」

 ジュル、と音を態と立ててちんちんを吸われると、気持ちよくて今度は違う物を出したくなった。

「これが、ライカの中に入るのだ」

 半分溶けた脳みそでは、異業なサイズと形の男根が、お尻に入るとは想像も出来なかった。
 だって、擦り合って出したらその精液をお尻の穴に入れるのが男同士だと思ってだんだもん!

「は?
 え?
 あああああああああ!!!」

 ぐちゅん!!

 まさか、まさか!

「お尻!
 裂けちゃう!!」

「裂けてはおらん、痛くは無いだろ?」

 お尻の穴の縁が、ドクンドクンと脈打つ物の存在をしっかり咥えていて、ユルユルと動かされた中は気持ち良くて、裂けようが恐れようがどうでも良くなって、口から出た言葉はもっと、だった。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

見捨てられ勇者はオーガに溺愛されて新妻になりました

おく
BL
目を覚ましたアーネストがいたのは自分たちパーティを壊滅に追い込んだ恐ろしいオーガの家だった。アーネストはなぜか白いエプロンに身を包んだオーガに朝食をふるまわれる。

子を成せ

斯波良久@出来損ないΩの猫獣人発売中
BL
ミーシェは兄から告げられた言葉に思わず耳を疑った。 「リストにある全員と子を成すか、二年以内にリーファスの子を産むか選べ」 リストに並ぶ番号は全部で十八もあり、その下には追加される可能性がある名前が続いている。これは孕み腹として生きろという命令を下されたに等しかった。もう一つの話だって、譲歩しているわけではない。

【短編】売られていくウサギさんを横取りしたのは誰ですか?<オメガバース>

cyan
BL
ウサギの獣人でΩであることから閉じ込められて育ったラフィー。 隣国の豚殿下と呼ばれる男に売られることが決まったが、その移送中にヒートを起こしてしまう。 単騎で駆けてきた正体不明のαにすれ違い様に攫われ、訳が分からないまま首筋を噛まれ番になってしまった。 口数は少ないけど優しいαに過保護に愛でられるお話。

完結·助けた犬は騎士団長でした

BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。 ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。 しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。 強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ…… ※完結まで毎日投稿します

ミルクの出ない牛獣人

斯波良久@出来損ないΩの猫獣人発売中
BL
「はぁ……」  リュートスは胸に手をおきながら溜息を吐く。服装を変えてなんとか隠してきたものの、五年も片思いを続けていれば膨らみも隠せぬほどになってきた。  最近では同僚に「牛獣人ってベータでもこんなに胸でかいのか?」と聞かれてしまうほど。周りに比較対象がいないのをいいことに「ああ大変なんだ」と流したが、年中胸が張っている牛獣人などほとんどいないだろう。そもそもリュートスのように成体になってもベータでいる者自体が稀だ。  通常、牛獣人は群れで生活するため、単独で王都に出てくることはほぼない。あっても買い出し程度で棲み着くことはない。そんな種族である牛獣人のリュートスが王都にいる理由はベータであることと関係していた。

異世界へ下宿屋と共にトリップしたようで。

やの有麻
BL
山に囲まれた小さな村で下宿屋を営んでる倉科 静。29歳で独身。 昨日泊めた外国人を玄関の前で見送り家の中へ入ると、疲労が溜まってたのか急に眠くなり玄関の前で倒れてしまった。そして気付いたら住み慣れた下宿屋と共に異世界へとトリップしてしまったらしい!・・・え?どーゆうこと? 前編・後編・あとがきの3話です。1話7~8千文字。0時に更新。 *ご都合主義で適当に書きました。実際にこんな村はありません。 *フィクションです。感想は受付ますが、法律が~国が~など現実を突き詰めないでください。あくまで私が描いた空想世界です。 *男性出産関連の表現がちょっと入ってます。苦手な方はオススメしません。

番から逃げる事にしました

みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。 前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。 彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。 ❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。 ❋独自設定有りです。 ❋他視点の話もあります。 ❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。

オメガな王子は孕みたい。

紫藤なゆ
BL
産む性オメガであるクリス王子は王家の一員として期待されず、離宮で明るく愉快に暮らしている。 ほとんど同居の獣人ヴィーは護衛と言いつついい仲で、今日も寝起きから一緒である。 王子らしからぬ彼の仕事は町の案内。今回も満足して帰ってもらえるよう全力を尽くすクリス王子だが、急なヒートを妻帯者のアルファに気づかれてしまった。まあそれはそれでしょうがないので抑制剤を飲み、ヴィーには気づかれないよう仕事を続けるクリス王子である。

処理中です...