君なんか求めてない。

ビーバー父さん

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青い経験 ※※複数表現あり

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※※ 複数表現の上、左右、後部にご注意ください。



 気持ちいい。
 シイラがした事なんて、入り口だった事に今更ながら教わった。

「ん、ふ、あぁ、ん」

 小ぶりな俺のペニスに指や舌が這わされるのを、ちゃんと見なさいとターセルに言われて、喘ぎながらも好奇心と命令された事にゾクゾクした快感が這い上がって来て、言われた通り見てしまっていた。

「勝手にシイラがライカを摘み食いした時は、どうなる事かと焦りましたけど、契りは私達全員でしなければ行けませんからね。」

「あ、あ、ん」

 後ろに座ったトライガが俺の膝裏を持ち上げて、足を開かせると当然アナルも晒す事になる。
 まだ、受け入れ方を知らないアナルはキュッと閉じて、シワを寄せていた。
 
「ふふ、アナルのシワが少しくすんだ色で震えてるのも、すぐに可愛らしい赤ピンクの中を見せて貰うからね、ライカも期待して」

「さっきのお酒もいい具合に回ってるし、体も解れやすいから、すぐ気持ちよくしてあげるからね。」

 ペニスをチロチロと舐めながら、お尻の肉を更に割開いて、アナルのシワを弄るタラントが言い、乳首をぢゅっと吸ったり甘く噛んだりしながら、サリューが言った。

「んん!あっ、あ、」

 喘ぐ声は、トライガが後ろからキスをして絡めとる。
 ターセルは反対の乳首を虐め抜く。

「ん、ん、ゃ!」

 タラントの舌がアナルのシワを舐め、その先の小さな蕾の中に、細く硬くした舌を挿し入れた。

「ん、ん、」

「痛い?」

「痛くない、けど、キツい」

「うん、いま柔らかくしてあげる」

 舌と指を交互に入れて、少しずつ拡がる穴を大きくしていっていた。

「ライカ、腕は私の首に回しなさい。」

 宙を空ぶっていた腕は、万歳をした様な状態で、後ろにいるトライガの首に回すと、更に胸を反らせて乳首を押し出す様な姿勢になった。

「可愛い乳首が赤くなってる
 ふふ、痛い?」

 俺は首を振る

「ふぅ~」

 ターセルが散々弄られて敏感になってるところに息を吹きかけられると、それだけでペニスは弾けそうになった。

「ライカはこういう事したことあるの?
 シイラのいたずら以外で」

 突然言われた事に、頭が回らなくて何を聞かれているのか分からなくて、黙っていたらみんながちょっと不機嫌になったのが分かった。

「ライカは誰かと経験があるんですね?」

「何を、ってる?」

 魂だから関係ないとかちょっと言い争いみたいなことが始まって、漸く経験の意味を理解した。

「俺、シイラが事が初めてで、あれがセックスだと思ってたんだけど、違うの?」

「え?!」
「どういうこと!」

「だから、童貞じゃないよね?」

「ライカ、このペニスを誰かに挿入したことは?」

「そんな怖い事しないよ?だって擦ると出る精液を中に入れれば赤ちゃんできるんだよ?」

 どうやって入れるのかは女の子としたことないから分からないけど。

「ちょっと待って!
 じゃぁ、お尻に入れるのは?」

「男同士で擦って出したのを、お尻に入れるんでしょ?
 でも、赤ちゃん出来ないから、意味ないけど、愛し合ってるっていう意味?」

 ターセルとトライガが凄い溜息をついて、エロい事を取り合えず止めてくれたけど、凄く敏感になってて中途半端なペニスをもじもじとさせた。
 何でかみんな、うんうん、て頷きながら軽く衣服を着せてくれた。

「ちょっと、お前らこれ魂とか言うレベルから程遠くね?」

 後ろのトライガの口調が随分変わった。



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