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550.未来を決める小話(ノストラダムスの誕生日)
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「なーなー、湊のこと予言していい?」
「よげん」
「オレが湊の未来を見通す」
「どのくらい未来?」
「今日の昼。湊はオレにーー電話する!」
「具体的だ」
「オレにはみえる……昼休みになったらすぐのこと……」
「それはおねだりじゃなくて?」
「う」
「さみしいから掛けてってお願いされるほうが、僕は好きだな」
「……うー」
晴海はすぐに口元をへの字に曲げ、観念したようにさみしから、と唸る。
(了)221214
「よげん」
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「具体的だ」
「オレにはみえる……昼休みになったらすぐのこと……」
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「う」
「さみしいから掛けてってお願いされるほうが、僕は好きだな」
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