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477.芸術的な君の小話(美術を楽しむ日)
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「湊、これからなんか書く?」
「うん。そのつもりだよ」
「じゃあオレ、横で見てる」
「見てるの? いつも一緒にいてくれるけど、ずっと見てるのは珍しいんじゃない?」
「きょーは美術を楽しむ日らしーから」
「ふんふん」
「書いてる湊も、湊が書く字も楽しみてーと思って」
「なるほどね。じゃあ僕はそんな晴海を見てよっと。晴海は存在が芸術的だから」
「それってむちゃくちゃ目ェ合うじゃん」
最高だな、と結論し、晴海は湊の傍らに立つ。湊はさっそく晴海を見上げ、熱心なその表情を堪能してから書き始めた。
(了)221002
「うん。そのつもりだよ」
「じゃあオレ、横で見てる」
「見てるの? いつも一緒にいてくれるけど、ずっと見てるのは珍しいんじゃない?」
「きょーは美術を楽しむ日らしーから」
「ふんふん」
「書いてる湊も、湊が書く字も楽しみてーと思って」
「なるほどね。じゃあ僕はそんな晴海を見てよっと。晴海は存在が芸術的だから」
「それってむちゃくちゃ目ェ合うじゃん」
最高だな、と結論し、晴海は湊の傍らに立つ。湊はさっそく晴海を見上げ、熱心なその表情を堪能してから書き始めた。
(了)221002
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