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385.まがいものの小話(お題:黄昏)#文披31題
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誰そ彼。湊は昼と夜の境を縫うように歩いてゆく。通学路にはぽかんと人気がなかった。
「みーなーと」
誰そ彼。背中にぶつかってきたその声は、耳に馴染んだ声によく似ていた。
(だけど)
「なあ、湊って」
振り向かない。相手をしない。湊は晴海の声を絶対に間違えない。
(了)220701
「みーなーと」
誰そ彼。背中にぶつかってきたその声は、耳に馴染んだ声によく似ていた。
(だけど)
「なあ、湊って」
振り向かない。相手をしない。湊は晴海の声を絶対に間違えない。
(了)220701
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